適応障害で休職した。 〜休養期編〜
適応障害と診断書され休職した。
治療としては、ストレス因から離れてとにかく休むこと。つまり、仕事のことは一切忘れて何もせず何も考えずに、好きなように過ごすこと。
それが治療の第一段階「休養期」だ。
しかし、失敗だった。
今の職場での未来が見えなくなっていた。
ということは別の場所に行くべきではないのか?
と考え、すぐさま転職活動をしてしまったのだ。
求人情報をあさり、転職エージェントに登録した。Web面談を経て、履歴書や職務経歴書を作成する。40代での転職は厳しいが不可能なわけではない。「とにかく数多く応募すること。書類が通ったところは出来るだけ面接をして、面接に慣れること」とのアドバイス。
20社応募して書類通過は1社。
しかし一次面接で落選。
その他の転職サイトを含め60社に応募した。
・書類通過15社
・一次面接7社
・最終面接3社
たしかにいくつかの面接をこなすと徐々に慣れてくるものだ。アピールするポイントや必ず聞かれることがわかってくる。気づけばWeb面談の予定でスケジュールが埋まり、書類作成や企業研究、面接対策に追われていた。暇さえあれば求人情報を眺める日々になった。
1社から採用内定が出たが辞退させてもらった。年収減は覚悟のうえ。しかし生活できなくなるまで下げるわけにはいかない。自分に合った魅力ある仕事だと思っただけに残念だが仕方ない。人材不足の業界だとしても、内定をいただいたことは素直に嬉しかった。今の精神状態の中では、「承認された」と感じられるのがただただ嬉しくて安心できる。
いくつかの対面面接は直前で辞退した。
緊張、不安、ストレス。本気で転職する覚悟も足りない。経験だとしても数をこなすだけの気力がなく、面接に行くことができなかった。さらに、落選した時のダメージも深い。
「熱意は伝わったが本気度が感じられない」
面接官に見透かされていた。
こうして、7月いっぱいは転職活動に費やしてしまった。
結果、疲弊した。
スキル、経験、プレゼン力、覚悟。
自分の足りないところが浮き彫りになった。
ただでさえ就活は疲弊するのだ。
回復するどころか悪化している。
自分の状態を把握できていなかった。
焦ってはいけない。
休職中は冷静な判断ができないため、退職や転職、離婚などの重大な決断は先送りにすること
ちょっと調べればそう書いてある。
しばらく何もしないで過ごそう。
それに気づいたのは、ひと月が経った頃だった。
