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2025年10月8日(水)の執務

有害鳥獣対策についての庁内協議

この点については別途項目を立てて書きたいと思います。
一言で言うと、八代で最も深刻な森林の問題はシカ害です。イノシシによる被害は改善方向に向かっていますが、シカによる森林の荒廃は進むばかりです。

当初予算編成方針について

来年度の予算策定に向けて作業する時期となりました。各部が要求を出す際の基準となる考え方を市長が出すのですが、そのための打ち合わせを行いました。

最優先課題は何といっても災害からの復旧・復興です。それに続き、私の公約で掲げた八代を前に進めるための施策、また従前から行ってきた県による工業団地の整備に向けた対応を重点的に実施していきます。

これに対応する財政の見通しですが、歳入面は8月豪雨により農業所得などが大幅に減少することを見据え、インフレ下であっても大幅な増収は難しいと見ています。一方、歳出面は公共施設の維持管理費が物価高騰のため増加することや、新給食センターの建設など大型公共事業があるため、市税の伸びを上回る見込みとなっています。

そのため、各部にはメリハリのある予算要求をお願いしました。また、支出が自動的に決まっている義務的経費などを除き、令和5年度分と同額というシーリング(各部予算の要求上限)を設け、財政規律の確保を図ります。

令和5年分と同額というのは、物価高騰分を考えるとそれだけ抑制しているということになります。インフレ時に緊縮財政を行うことは景気の後退につながりかねませんので、慎重に考える必要はありますが、地方自治体のレベルでは財政規律をまず確保することが必要です。

財政の健全性を保つ努力をしつつ、国による物価高対策に期待したいと思います。

とはいえ、私が市長として公約に掲げ、特に強い思いを持つ政策については、シーリングにこだわらず要求してほしい旨も財政部にはお伝えしました。財政部はもちろん厳しく各部にシーリングをかけるでしょうが、要求する各部との厳しいつばぜり合いからよい予算が出てくると思いますので、お互いに頑張ってほしいと思います。

第37回全国健康福祉祭ぎふ・ねんりんピックぎふ2025出場選手の来訪

10月18~21日開催の全国健康福祉祭ぎふ・ねんりんピックぎふに出場される県代表選手団となった八代市民の皆様が市役所にお越しになりました。

「ねんりんぴっく」は健康および福祉に関し、積極的・総合的な普及啓発活動を通じて、高齢者を中心とする国民の健康の保持・増進、社会参加、域外の高揚等を図り、ふれあいと活力ある長寿社会の形成に寄与することを目的として、厚生省(現厚生労働省)創立50周年を記念して昭和63(1988)年に始まったイベントで、毎年各都道府県持ち回りで開催されています。

私が県庁にいた当時、熊本県で開催したことがありましたが、その準備には丸々1年かかったのを覚えています。受け入れ側は大変なのですが、たくさんの選手、監督、応援するご家族などが来られるので、経済効果は大きいです。また、高齢者の皆さんは時間とお金に余裕がある方もいらっしゃいますので、地域にたくさんお金を落としてくださいます。

何より、高齢者を中心とした国民がこの大会を通じて普段からスポーツに励み、それが健康づくりや生きがいにつながることもとても大きな意義があると思います。

訪問団の皆さんの構成が、男性が多かったのも特徴でした。地域の健康体操や食のイベントなどに伺うと、大抵外に出て元気にしている高齢者は女性なのですが、こういった競技になると男性が多くなります。元気な男性の高齢者を増やすためにも、ねんりんピックのようなスポーツを通した交流を深めることは大変重要だと感じました。

旧厚生会館視察

就任後初めて旧厚生会館の視察を行いました。

客席後方からステージを望む

奈落の部分はかなり浸水は退いていましたが、コンクリート床は濡れた状態でした。

座席は現在の基準に合わず、ホールとして使うには前後の間隔を広くするなど改修が必要になるとのこと。段差も座席の間隔に合わせて設けてあるため、このあたりは難しい課題となります。

また、舞台に向かって右側の座席が地盤沈下によって沈んでおり、この対応も必要です。

この写真の右側の座席が沈下により傾いている

旧厚生会館の改修が中止となった要因の吊り天井の裏側も見ましたが、どのような形で修復するかも課題になります。

吊り天井裏側

私が最も印象的だったのは、東側のお城に面したテラス。この場所は心地よい風が吹く上、西日も建物に遮られ、暑い日でも気持ちがよく、また八代状の城壁とお濠という絶景に恵まれているので、ここに席を設けて歓迎レセプションを行ったり特設レストランをオープンすれば八代の新たな顔になるのではないかと思いました。

この先を右に曲がった空間が心地よい!

ただし、電線が邪魔をしているので、電柱の地中化をする必要があると感じました。

旧厚生会館問題の再検証を行うというのが私の公約です。9月議会において橋本徳一郎議員から今後検証作業をどのように進めるのかのご質問もいただきましたが、すでに検証作業として何を行うのか、そのためにはどの程度の作業量があり、どのくらいの期間が必要なのかの検討作業を進めています。

12月議会にもまたどなたかから質問があるかと思いますが、それまでには検証作業の全体像とスケジュールをお示しできるようにしたいと考えています。

市長選・市議選選挙公報配布漏れについて

選挙管理委員会から、市長選・市議選の選挙公報が一部世帯に配られなかった問題についての報告を受けました。

詳細は9月議会において、複数の議員から質問がなされ、それらに対して選挙管理委員長が答弁しておりますのでそちらをご確認いただきたいと思いますが、私と平井副市長の考えは、そもそもポスティング業者に全戸配布を確実に行うよう依頼するのは難しいのではないかということです。

私も政治活動をする中で、ポスティング業者に依頼したことは何度もありますし、自分自身で街を歩いてポスティングもしました。その経験から言うと、会社の事務所には入れないようにしたりするのにも判断に迷いますし、住んでいるのか空き家なのか判別が難しいケースがあったりもします。

そういった情報を熟知している配達員がいる郵便局に依頼するのが最も確実だと思うのですが、短い選挙期間で配ることをどの事業者も無理と判断して受け手がいないのが実情です。

ですので、選挙公報を全件配布するには、市政協力員の方々のご協力を得るのが最も効果的だと考えています。しかし、それには協力員のご負担がのしかかりますので、この点は協議が必要です。

私は、戸別配布に加え、色々な配布方法を用意して、全件配布ができなくてもカバーできるようにすることが大切だと考えています。ホームページなどインターネット上や、公的施設や投票所周辺での掲示も併せて行うことが有効だと思います。

昔のように、多くの世帯が新聞を購読しているわけではありません。時代の変化とともに、やり方も変えていく必要があると考えています。



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