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「構造化思考のレッスン」(荒木博行著、ディスカヴァー・トゥエンティワン)はエレガント思考への道しるべ

「「思考が頭の中にあるうちは、その思考は動的に変化していってしまうため、それを深めるのはとても難易度が高いです。しかし、その内容を視覚化することで、思考の変化をストップさせ、静止画像として捉えることができるのです」

荒木博行. 構造化思考のレッスン (p.20). 株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワン. Kindle 版.


頭の中の思考ってどんどん流れて行っちゃうんですよね。
それを何かに記録することによって、静止画像になる。

そうすると、何がいいか。

忘れることができる。忘れることができると、次のことを考えることができる。で、また思い出したいタイミングでそれをもう一度見たら、思い出せる。その時に考えていることとつなぎ合わせることで、さらに深いところまで行くことができる。

その記録。どうせなら、エレガントにしておきたいじゃないですか(笑)

私、とりあえず考えたことをぐっちゃぐちゃなメモにして記録していることがよくあるのですが、正直、後で見返してもよくわかんないことが結構あって(笑)。そうすると、ぶっちゃけ、そのメモの価値ってほぼゼロじゃないですか。まあ読めさえすれば、全くゼロってことはないけど、このメモって何だったけ~ってなったときの無意味さ感が半端ない。

そんなわけで、noteに記録しておくことは便利です。幸い自分の場合、文章のかたちが一番ストレスがなかった。写真や絵、音声、図なんていうのが苦手で、文章にしておくのが割と楽。
あと、単純な単語の羅列よりは、文章になってたほうが後から読むときも楽。
という感じで、noteに書くという行為は、結構あとから読み返すツールとして重宝してます。

そうはいっても、どうせなら、エレガントにしておきたいじゃないですか(笑)

この本は、構造化思考についての本です。著者は荒木博行さん。
頭が良くて、エレガントな人だと思います。

荒木さんは、グロービス経営大学院の講師をやられていたことがあり、実は昔、一度、体験授業を受けたことがあります。
授業の中身は忘れてしまいましたが(オイ)、親しみやすい雰囲気を持ちながら、とてもエレガントな方でした。スタバの話を聞いてて、マジで、頭ええな~この人ってなりました。授業の中身は忘れてしまいましたが(コラ)。

そんな荒木さんに関しては、2年以上前に、「自分の頭で考える読書」の読書感想文を書きました。

※Amazonのアソシエイトに加入しています。

この本は、割とポップな文体ですごく読みやすく書いてあって、あ~なるほどな~ってなるのですが、実はとんでもない構造になっているんじゃないかという個人的にはちょっとおそろしさ(笑)を感じた本でした。

そんな構造化アーティストの荒木さんが書いた「構造化思考のレッスン」ということで、これは読むっきゃない!と思い、拝読させていただきました。


この本で押さえておくといいこと


こっから先、どんなふうに書いておいたらいいのか迷ったのですが、この本の中で、これは、覚えておいた方が良いと思ったことをとりあえず書いておこうと思います。

そんな答えみたいなことを書いちゃっていいんですか?著者に怒られませんか?と言われそうなんですけど、たぶん大丈夫です(わかんないです。もし怒られたら消します)。

この本のスゴイところは、この本で押さえた方がいいことを丸暗記したとしても、その丸暗記自体にはたぶん大して意味がないというところです。
逆にいうと、押さえておいた方が良いことを押さえておいてから、この本を読んだら、この本が実はスゴイというのがより分かるような気がします。

というのも、文章そのものは、ものすごく読みやすいのです。しかし、よーく読んでみると、かなり深いことが書いてある。ヘタに「自分の頭で考える読書」をしちゃうと沼るんですよ(笑)。でも、あまりにもさらっと書いてあるもんだから、見逃しちゃって最後まで通読して、気がつかなかった、けっこうわかりやすかったなで終わってしまうと、ちょっともったいないような気もするのです。

ということで、この文章のあとは、たぶんここを押さえておけば、あとは本書を読んでくださいで丸投げしておけばいいだろう、ということを書いておきたいと思います(笑)

この本での構造化の定義は「複雑なモノや情報を、目的に最適な形で、視覚的にわかりやすくまとめること」です。

サラっと書いてあるんですけど、各単語・文節に意図が込められているのです。とりあえず、これを押さえておく。

次。この本の最大の仕事は、「構造化の5P」というフレームワークを確立したことです。
つまり、フレームワークを自分で作って、後半はそれを使って語るんですよ。その説明が、対話形式で自作の可愛い絵も出てくる。エレガントですよね(笑)

その5Pがこちら

Purpose(目的)――何のために構造化するのか?
Piece(断片)――具体的には何があるのか?
Perspective(視点)――目的と断片をつなぐキーワードは?
Pillar(支柱)――どのくらいの単位でまとめるのか?
Presentation(表現)――最適なビジュアル形式は?


この本で覚えておいたほうがいいことという意味でいえば、もうこの5Pです。
フレームワークや構造化といった作業をするときって、なかなかエレガントにできないじゃないですか。その割にこういうの作るのすごく上手だなぁって方いらっしゃるじゃないですか。羨ましい……
そういう上手な人がどんなことを考えて、構造化をやっているのか、その発想のとっかかりみたいなものにこの5Pは位置づけられているような気がします。


この本で面白いのは、この5Pの一つひとつのPについて、物語があることです。それは、本書の中でコウゾウくんとの対話の中で出てくる思考過程という意味での物語でもあれば、著者がこの5Pを考えだすまでの試行錯誤という意味での物語でもあります。

本書では、いろいろな構造が出てきます。でも、とっかかりはこの5Pから始まります。この5Pから思考を積み重ねて、エレガントなフレームワークがいろいろ導かれていきます。たまにさらっと書いてあるように見えてむちゃくちゃ深いことが書いてあるのですが、それでもとっかかりは5Pです。

これって、言ってしまえばすごい便利なんですよね。何もないところから、ゼロから何らかの思考を導き出すのってかなりむずいじゃないですか、そこに5Pっていうとっかかりがあるだけで、思考を積み重ねるヒントになる。だからってそれですべてがうまくいく保証はないんですけど、少なくとも暗闇で散弾銃を打つような状態よりは前に進んでいる、そんな感じです。

だから、5Pだけ押さえておいて、5Pは「自分の頭で考える読書」をすれば、この本の本当に面白いところ、深いところはどこなのか、お気づきになるのではないかと思います。すごいのは、それでもとっかかりは5Pだったってなることです。自分で再現できるのかどうかは別として、その思考過程そのものは誰もが追体験できるようになっている。自分にもできるかもしれない、でもそれにはある程度のトレーニングを要しそうだ、そんなふうに思えるようになれれば、著者の意図に近づくような気がします。

そんなわけで、この記事の目的は、この本を読んでみたいなと思って読んでいただくこと、そのうえでやりだすとけっこう沼りますよ(笑)といっておくことという感じでした。ということで、エレガントな構造化思考でエレガントな人生を目指して、「今日一日を最高の一日に」



あ~リンク忘れてました~笑
貼っておきます。

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