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<読書>遊園地ぐるぐるめ

今朝、春雷と共に横殴りの雪。
季節の裏切りなのでしょうか、自然は予測不可能です。
早く安定した春になり、お出かけしたいですよね。
今日の雪で、桜も開花が遅れるでしょうか?

今回の本は
遊園地ぐるぐるめ 青山美智子著 田中達也作

青山先生の表紙カバーを手掛けている 
ミニチュア作家の田中達也氏とのコラボレーション。
とても、ファンタジーあふれる本に仕上がっています。

田中さんの作品を見て、小説を書きました。 青山美智子
青山さんの小説を読んで、作品を作りました。 田中達也
~楽しさと喜びで心が満たさせる~
今までに見たことのない
コラボ連作短編小説

遊園地ぐるぐるめ 帯より 青山美智子 田中達也


田中達也氏は生活用品を別の視点からミニチュアに見立てて
発表なさっている作家さんです。
以前、高島屋で展覧会があったときに拝見したのですが、世界観が
素晴らしくて感動しました。
絵本ーおすしが あるひ たびにでたーが、現在人気になっています。

青山先生は私の大好きな作家さんのひとりで、一番近い作品だと
「人魚が逃げた」が思い出されます。
いつも、心温まる、そして、何かの気付きを与えてくれる文章に
励まされ癒されています。

今回は、田中氏の作品とそれにマッチした青山先生の小説。
登場人物もさまざまで、メリーゴーランドやジェットコースター
イベントなどワクワクが止まりません。
田中氏の作品とコラボのせいか、通常の本の紙よりも
若干厚めで、手触りもよろしくて想像の翼をさらに
羽ばたかせてくれます。

ほのぼのとした物語の中にもピリッと読者に考えさせる
事も忘れないのが青山先生の魅力なのかもしれません。

正解のない問いばかりの中で、もがいているのは子どもも大人も
同じだ。

遊園地ぐるぐるめ 青山美智子 田中達也

生きていると、何が正解か?わからなくなることが
たくさんあります。
正解を求めて延々ともがいているのは
大人も子どもも同じなのです。
いっそのこと、正解を求めるのをやめる。
正解はひとつではないと心に刻んで
マイペースで行く。
そんなゆとりも必要なのかもしれません。

たまには、大人も子供にもどって
遊園地に行くのもいいなぁ~と
本を閉じながら思いました。
大人だって、かつてあれほどワクワクした場所へ
行けば、きっと子供の心を取り戻して
気持ちの若返りや、目詰まったパワーが
湧いてくるかもしれません。

物語内にも書かれていましたが、
いつもと、ほんのちょっぴり
違うことをすることも人生には
必要なことでしょう。

お話とミニチュアのコラボレーションも
普通の本とはちょっと違った趣向です。

暖かなお休みの昼下がりに
遊園地に行った気分に浸るのも
悪くない過ごし方かもしれません。


~お読みいただきありがとうございました~

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