【現場革命】誰が巻いても美しく揃う!テプラを使った最強のケーブル撤収ライフハック
音響・映像・照明など、現場で大量のケーブルを管理するすべての人へ。撤収効率を爆上げするライフハックをお届けします
誰もが一度は頭を抱える「現場の撤収、ケーブル巻きバラバラ問題」をテプラで解決!
映像、音響、照明などの現場。無事にイベントが終わって「さあ撤収だ!」となったとき、こんな経験はありませんか?
手伝ってくれるスタッフによって、ケーブルの巻きの大きさがバラバラ
初めて入ったスタッフから、親切に「巻きの大きさ、このくらいでいいですか?」と聞かれても、「うーん、もうちょっと小さく…」「このケーブルと同じくらいで…」と、曖昧な指示しかできない
結局、巻いた本人に隠れて、こっそり自分で巻き直す羽目に……
「ザルやカゴに綺麗に収納したい」「25Lの透明衣装ケースにきっちり本数管理して収納したい」というこだわりがある人にとって、この巻きサイズの違いは死活問題です。
そんな現場の日々のプチストレスを美しく、誰でも一発で解決できる画期的な方法を考案しました。それが「大上式・テプラマーキング術」です。
テプラで解決!誰が巻いてもほぼ同じ直径になる仕組み
やり方は驚くほどシンプルです。
ケーブルの端と、そこからさらに70cm離れた2カ所に、テプラで印を貼る。
たったこれだけです。
今回は、私が20mまでのケーブルを仕舞っている25Lの衣装ケース(アステージNC BOX #25など)の大きさに揃えたい場合の例をご紹介します。
(1)テプラを作る
まずは、テプラの「PROテープカートリッジ ケーブル表示ラベル SV36KN」を買ってきて、下記のようなテープを印刷します。
(私は無料のテプラクリエイターでデザインしています)

「一巻ここから」と「一巻ここまで」の組み合わせを、1つのケーブルに対して各2枚ずつ印刷します。(上の写真だと、ケーブル3本分になります)
視認性を高めるために、縦棒を入れたりするのもオススメです。
(2)ケーブルの端10cmの所に「一巻 ここから」のテプラを貼る

コネクタの端から10cmの所に、先ほど印刷した「一巻 ここから」のテープをクルッと貼ります。
なぜ10cmの所に貼るのかというと、コネクタを手に持ったときに見やすかったり、マジックテープやゴム紐などケーブルを束ねて固定するものの邪魔にならない所がこのあたりではないかと思っているからです。
(3)ケーブルの端80cmの所に「一巻 ここまで」のテプラを貼る

次に、「一巻 ここまで」のテープをケーブルの端から80cmの所にクルッと貼ります。(なぜ80cmの所にテプラを巻くのかの秘密は後述します)
(4)ケーブルの反対側にも同様にテプラを貼る
ケーブルをオス側メス側どちらから撤収するかは、その現場や流儀によると思いますので、ケーブルの反対の端にも同様に、10cmと80cmの所にテープを貼っておきます。これで、ケーブル1本につき4枚のテープを貼りました。
(5)完成!実際にケーブルを一巻きクルッとまいてみよう

このように、テプラを貼ったケーブルを巻く時の一巻き目は、先ほど貼った「ここから」と「ここまで」のテプラ同士が重なる大きさを直径にします。
(6)あとはどんどんまいていくだけ

一巻き目の大きさを基準にして、最後まで巻き終わるとこんな感じです。直径は21〜23cm程度に収まると思います。これを衣装ケースに収めると下記の様に大きすぎず小さすぎずのぴったりサイズに美しく収まります。

(7)どうしてぴったりのサイズになるのか?

いつも私が使っている25リットルの衣装ケースは、幅と深さが約24cmでした。ここに綺麗に収まる円の直径を計算すると、
円周の計算式(円周=直径24cm × π)から割り出すと、直径24cmの1周分の長さは約75cm
ケーブルの太さ、ケースへ仕舞うときの余裕、いろんな人が巻くときのばらつき、などを考えると、キツキツでは無い方が好ましいので、「ここから」「ここまで」というテープ間を75cmではなく70cmにすると、束ねたケーブルの直径は70÷3.14=22.3cmとなり、25リットルの衣装ケースの幅24cmに対して少し余裕を持たせられます。
これからは、現場でスタッフに手伝ってもらう時は、こう伝えるだけです。
「ケーブルの「ここから」と「ここまで」のテプラの位置を合わせて1周目を巻いて。あとはその大きさに合わせて巻いてもらえると助かります!」
この方法がもたらす3つのメリット
この仕組みを導入すると、現場の効率が劇的にアップします。
① 「感覚」ではなく「仕組み」で揃う 「これくらい」という曖昧な言葉を使わずに済むため、初めて現場に入ったヘルプのスタッフでも、一発で完璧なサイズに巻くことができます。
② 撤収時の「巻き直し」がゼロに 現場の基本である『8の字巻き』ができるスタッフであれば、あとはこのテプラを合わせるだけで、誰がやっても100%同じサイズに仕上がりますので、持ってきたときと同じ25Lの衣装ケースにシンデレラフィットします!ケースに入らない大きさの束ができて巻き直す事はもうありませんので、撤収の時短化につながります!
③ 最初のひと手間だけで、一生ラクになる 最初にテプラを貼る手間こそかかりますが、一度やってしまえばその後の現場すべてが快適になります。まさに「めんどくさがり屋ほどやるべき」カイゼンです。
現場の「当たり前」を仕組みで変える
「誰がやっても同じクオリティになる」
これこそが、忙しい現場の撤収を最もスピードアップさせる鍵です。円周率を使ったちょっとしたアイデアですが、効果は絶大。
ケーブルの収納や撤収に悩んでいる音響・映像マンの皆さん、ぜひ手持ちのケーブルで試してみてください。現場の景色がガラリと変わりますよ!
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ちなみに、衣装ケースより大きな、いわゆるザルカゴを愛用している方は・・・
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