Photo by
rupikorupiko
子どもが生まれる前に買った最高な立地
「立地が良いということ」それに尽きる。
スーパー、病院、学校、駅、このあたりが近くにあれば不便なく生活できる。今の家はそんな家。
この家を購入した当時は、まだ子供もおらず夫婦ふたりでの生活だった。
ただただ広く整った部屋。
共通の趣味は映画。映画鑑賞を楽しむために買ったスピーカーつき55型テレビで休日は一緒に映画を楽しんだ。

近所付き合いはほどほどで、どちらかといえば浅いほうだった。
数年後、長男が生まれ、そのまた数年後に次男が生れた。
1階はリビングしかないので、あっという間にリビングがおもちゃで溢れかえっていった。
子どもが風邪をひいたときは、リビングで子どもたちと寝て夫は寝室で寝るのがルーティーンになっていった。
いつしかリビングでしか過ごさなくなった。
この頃になると近所付き合いも人並みにするようになった。
子どもを介して向かいにある賃貸に住むおばさんとも話すようになったり、子育て世帯のママさんとの交流が増えた。
2~3年前に2軒隣りに次男と同い年の男の子がいる家族が引っ越してきた。
保育園の帰りに会うと家で遊ばせてもらうことがあった。
近所だからこそ距離感を保ちながら慎重になっていたけど、いつしかお互いの距離も縮まってママさんとも仲よくなれた。
近所でこうやって仲良くできるって嬉しかった。だからこそ今になってもお別れを切り出せずにいる。
あと少しで約11年の思い出が詰まったこの家ともしばしお別れです。
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