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誰とも話してない朝が、平気な日と少し寂しい日がある| 美咲さんのひとりごと


朝、目が覚めて、カーテンの隙間から光が入ってくる。
スマホを見ても、誰からの通知もない。
それを「いつも通りやな」と思える日もあれば、なぜか少しだけ胸が静かすぎる日もある。

一人暮らしって、自由やと思ってた。
好きな時間に起きて、好きなものを食べて、誰にも気をつかわなくていい。
そのはずやのに、朝の静けさは、時々やさしすぎて、少しだけ寂しい。

洗面所に立って顔を洗う。
鏡の中の自分は、ちゃんとそこにおるのに、まだ誰とも言葉を交わしてへんせいか、少しだけ世界から遅れてるような気がする。

コーヒーを淹れると、部屋に少しだけ音が増える。
お湯の音、カップに注ぐ音。
それだけで「今日が始まったんやな」って思えるから不思議や。

平気な朝は、昨日の続きのまま、何も違和感がないまま時間が流れていく日。
特別なことは何もないけれど、それで十分やと思える。

でも少し寂しい朝は、理由がはっきりしない。
何かが足りないわけでもないのに、心のどこかがぽつんとしてる。
誰かと話したいわけでもないのに、「誰とも話してない」という事実だけが、静かにそこにある。

外ではもう、誰かの生活が始まってる。
電車の音が遠くに聞こえる。
その中に自分が混ざってへんことに、ふと気づいてしまう朝。

こういう気持ちって、もしかしたら特別なことじゃないのかもしれへん。
言葉にしてないだけで、同じような朝を過ごしてる人もいるんやと思う。

それでも、こういう日があることを、最近は少しだけ受け入れられるようになった。
寂しい日があるからって、一人暮らしが向いてへんわけでもないし、ちゃんとできてへんわけでもない。

ただ、心が静かなだけの日。
少しだけ人の声が恋しくなるだけの日や。

窓を少し開けると、風が入ってくる。
それだけで、世界とちゃんとつながってる気がする。

誰とも話していない朝でも、私はちゃんとここにおる。
それがわかるだけで、今日はもう少しだけ大丈夫な気がする。

そして、また明日もきっと、
平気な朝と、少し寂しい朝を、行ったり来たりしながら過ごしていくんやと思う。

どんな場面でもいいです。ふと寂しいなと感じるのはどんなときですか?

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