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「4C ― 人はなぜ動けないのか、そしてどうすれば動き続けられるのか」

人は、変わりたいと願いながら、なかなか変われない。やるべきことが分かっていても、行動に移せない。その背景には単なる意志の弱さではなく、人間の本質が関係しています。人は本能的に「現状維持」を選びます。変化にはエネルギーが必要であり、不確実性や不安を伴うからです。だからこそ、日々は曖昧になり、行動は先送りされていきます。その構造を捉えるための一つの視点が「4C」です。

[Chance ― チャンスは不快の顔をしてやってくる]
チャンスは、分かりやすい形では現れません。多くの場合、それは負荷や違和感として現れます。新しい役割、苦手な課題、環境の変化。人はそれらを「避けるべきもの」と認識しがちです。しかし本質的には、それらこそが成長の入口です。チャンスとは、心地よさではなく、今の自分を越えるための刺激として現れます。それをチャンスと捉えられるかどうかは、「時を見る目」によって決まります。

[Change ― 変化は違和感の中にしか存在しない]
変われない理由は能力ではありません。多くは無意識に働く恒常性です。人は「今の自分」を守ろうとする。たとえそれが望ましくない状態であってもです。だから変化には、必ず違和感が伴います。そして多くの人は、その違和感を「間違い」と捉え、元に戻ろうとします。しかし、見方を変えれば違和感は、変化が始まっている証拠でもあります。ここで踏みとどまるのか、一歩進むのか。その選択が、変化の有無を分けます。

[Challenge ― 挑戦とは意味づけの選択である]
挑戦できる人とできない人の違いは、能力ではありません。それは、出来事に対する意味づけの違いです。失敗を「終わり」と捉えるか、それとも「データ」と捉えるか。この違いが、行動の継続性を決めます。挑戦とは、成功を保証された行為ではありません。むしろ、不確実性の中で意味を選び続ける行為です。だからこそ、挑戦は技術ではなく、在り方に近いものだと言えます。

[Connection ― 人は一人では挑戦し続けられない]
ここで4つ目の要素が重要になります。それがConnectionです。人は一人でも行動はできます。しかし、行動を続けることは難しい。なぜなら、挑戦にはエネルギーが必要であり、そのエネルギーは多くの場合「関係性」から生まれるからです。
・誰のためにやるのか
・誰とその時間を共有するのか
・誰に支えられているのか
これらの問いが明確になるほど、人は踏み出し続けることができます。私が大切にしている「他喜力」という概念もここに重なります。自分のためだけの努力は揺らぎやすい。しかし、誰かのためという意味が乗った瞬間、その行動は強さを持ちます。

[行動の順序を取り戻す]
人はつい、考えてから動こうとします。しかし現実は逆です。行動しなければ、何も変わりません。
そして、行動した後にしか見えないものがあります。「行ずれば証はそのうちにあり」この言葉は、結果を約束するものではありません。行動することで視点が変わり、出会いが変わり、可能性が広がる。つまり、自分そのものが変わるという意味です。

チャンスを見抜く目を持つこと。
違和感の中で変化を受け入れること。意味づけを選び、挑戦し続けること。そして、誰かとつながり、その力を循環させること。この4つが揃ったとき、行動は一時的なものではなく、習慣になります。人は楽を求めます。しかし、人生の手応えは楽の外側にしか存在しません。だからこそ今日も、ほんの一歩でも、自分の外側へ踏み出してみたいと考えています。

2024.2.21
本日は、志をともにする仲間と終日の勉強会を開催しました。
会場として、日頃サポートさせていただいている高校のミーティングルームをお借りしています。このような機会にご理解とご協力をいただいた監督さんに、心より感謝いたします。

機会をつくり、気づきを得て、学びを深め、変化に挑戦する。そして、人とのご縁を大切にする。そんな日々を過ごせていることが、何よりの喜びです。

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