やけにリアルでディープな夢を見た
セミナー2日目の、ボソッと先生に言われた謎の一言。
「いいな〜オレもミコちゃんちに行きたい」
あの時は、自分でも驚くほどドキッとしたけれど、あまりの一瞬の出来事で、後から考えれば考えるほど、深い意味なんて何もなかっただろうとしか思えず、そのことは時間と共に忘れてゆきました。
この頃の私は、「ツインレイ」という単語は、聞いたことがある、ぐらいの認識しかなく、まさか今ここで自分がそんなものに遭遇してるなどとは、夢にも思っていませんでした。
でも、それ以降、先生のことは常にうっすら気になっていたし、
その後の授業でも、やはり先生は私を特別に気にしているような気がしていました。
私が少しでもどこか調子が悪い時は、一目見てそれに気づいて私のところへ飛んでくる。
そして魔法のように一瞬で私の不調を改善してくれる。
彼は、会場全体を見回っていると見せかけて、わき目もふらず私のことを守ろうとしてる感じがする。
気のせいかもしれないけど。
そして、隙あらばこちらへ来て、ちょっと触れて、何事もなかったかのように、さりげなく私の元から離れていく。
…ように見える!
後になって分かったのですが、先生は、チャラそうに見えて、その界隈では創始者のアユ先生に次ぐNo. 1ゴッドハンドで、数多くのゴッドハンドを育成したカリスマ講師でもあった!
ここにいる講師陣のほとんどは、彼の指導を受けているらしい!
そんなすごい先生が、私に一目惚れしたっぽい❤️ヤダもぉ〜!そんなわけないって!
てゆうか、あの先生、独身だって!そして、若く見えるけど、私と年近いらしい。
さすが、美容業界のお方はキレイだわ。
仕事できるしモテそうなのに、ひょっとして同性愛の方かな?
脳内で延々と1人おしゃべりを続けながら、彼の謎の言動に納得できる説明を探すけれど、
やっぱりなんだか愛されてる感はうっすら感じてしまって、つい嬉しくなってしまう。
回を重ねるごとに、私はオシャレをして、メイクを丁寧にして、セミナーに出かけるようになりました。
そして、彼はいつも、私のその日の服装について、私のこだわりポイントを1つも外さず興味を持ってくれ、手短かに褒めてくれました。
彼と私の好みがドンピシャで一致している。
パズルのピースがハマったような感覚。
そして、不思議なことに、私が楽しげに身を飾り出したのを、夫が喜んでいるようでした。
私が別の男性を想ってオシャレしてるにも関わらず、夫の好みにむしろ刺さってる?
夫が浮気してた時は、夫の服装の変化に、吐き気がするほどの嫌悪感があったのに。
なんだろうこの違いは。
後になって分かったことですが、ソウルメイトの夫と、ツインレイの彼は、どちらも私を中心としたソウルグループの一員なので、私の喜びが、2人にとっても喜びになるらしく。
正直、そんな都合の良い話があるのかと思うけれど、この当時はそんなことを知る由もなく、少しの戸惑いがありました。
それでも、
セミナーの日は、創始者のアユ先生の神授業に感激し、楽しく充実した1日を過ごしつつ、
長い1日のなかで、彼からのそんな一言をもらうだけの短い時間を、私は毎回楽しみにしていました。
でも、それはきっと私だけじゃない。彼は、他の人のことも上手く褒めているだろう。
思い上がったらいけない。
でもやっぱり…
何故だろう。彼といると、開放的な気分になる。
私らしさが引き出される感じがする。
それを夫が喜んでいる。
これで、いいのかな。
よく分からない。
そんな静かな葛藤や疑問を胸の奥にしまって、楽しいセミナーでの豊かな時間は、あっという間に過ぎていきました。
そんなある日の晩、夢に、先生が出てきました。
夢の中で彼は白いTシャツを着ていて、壁際にいる私に迫ってきました。
そのまま、何も言わずに私は壁に押し付けられ、ぎゅっと抱きすくめられました。
その時の彼の分厚い胸板に頬をうずめた感覚、Tシャツの柔らかな肌触りと温もり、逞しい腕に強く締め付けられる感じがやけにリアルで。
自然と私も彼の背中に腕を回していました。
そして当たり前のように唇を重ね、彼の舌が入ってきたのを感じていました。
夢から目が覚めて、朝起きた後にもまだ体じゅうに感覚が残っていました。
ぎゅっと抱きしめられた圧や体温、口の中で舌を絡めた感覚。
そして、膣のあたりに、行為の後みたいな圧が残ってる。
そこは、夢でも何もしていなかったのに、さっきまでしていたみたいな感じになってる。
そんなことは生まれて初めてでした。
なに?このリアルな感触。
どんだけ私、先生のこと意識してるんだろう?
イヤだ〜、欲求不満の中年女まる出しで恥ずかしい。
夫婦関係もかなりご無沙汰だったからか、夢で興奮してしまったのか。
でも、それだけでこんなになるかな。
朝、夢から覚めた後にまで、体にここまで感覚が残っていることって、今までなかった。
なんなのこれ。
先生、昨日の晩、生き霊を飛ばして私のところに来てたんじゃないの?
私と同じ夢を見てたんじゃないの?
ってご本人に聞いてみたい。
いや聞けるかーーー!!!
あんまり喋ったことないお相手に聞くことじゃなさすぎてムリ!
先生、どうなのよ!思わせぶりな態度やめてほしい。私に気があるならさっさと口説いてよ。
あ、気がないから口説かないのか。そりゃそうだ。
…そうは思えない。
あの人は、私のことを全てお見通しだ。
私も、手に取るようにわかる。
私に背を向けていても、心が私の方を見ているのがわかる。
こっちに来たいのを我慢してるんでしょ?
そんな背中が愛しいのよ。
…ん?
私、誰?
なんでそう思うんだろう。
落ち着け。
ちょっと気が合いそうな良い男性が現れて嬉しいだけでしょ?
夫に浮気されてきた腹いせに、仕返ししたいだけだよね?
50も過ぎた世間知らずの主婦が浮わついちゃって。
そういうのが1番危ないんだから。
気をつけないと。
頭ではそう思いながら、甘い感覚にいつまでも浸っている私がいました。
