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“一生モノ”を探して──初めて選んだエルメスの財布、「ベアン」の物語。

40代になって、ふと気づいた。
「最近、自分のために何かを選んでいないな」って。

子どもや家のことを優先してきたけれど、
久しぶりに手に取った財布が
少し“くたびれて”見えたとき、
それは、わたし自身の変化を映しているようにも思えた。

「40代のわたしに似合う財布って、どんなものだろう?」

派手すぎず、でも確かな存在感があって。
使うたびに心が整うような、
そんな“相棒”が欲しかった。

最初は長年愛用してきた
ルイ・ヴィトンをチェックしていたけれど、
ある日、革職人の動画で耳にしたひとことが
わたしの“財布探し”を大きく変えることになった。

「エルメスのベアンは、職人も惚れ込む財布なんです。」

その瞬間、まるで恋に落ちるみたいに――
“ベアン”という名前が頭から離れなくなった。




1. 40代のわたしが「持ちたい財布」って何だろう?

ルイ・ヴィトンのモノグラム・アンプラント。
5年間、黒のカードケースを愛用してきた。

丈夫で機能的。
ヨーロッパでは、ほぼ現金を持ち歩かないから
このサイズがぴったりだった。

黒だから汚れも目立たず、
キーチェーンまで付いていて
本当に便利だった。

でも、5年も使うと
角に少しずつ使用感が出てくる。

とはいえ気に入っていたから、
数年ごとに買い替えの際には
いつも同じシリーズを選んでいた。

そんなふうに、ヴィトンの財布とは長い付き合いをしてきた。

ところが今回、久しぶりに日本へ一時帰国することに。
日本では現金を使う機会が多い。

「紙幣も硬貨もカードも、ちゃんと入る財布が必要だな」と思った。

せっかくなら、ヨーロッパでも
日本でも使える“本当にいい財布”を選びたい。
年齢を重ねても似合う、洗練されたデザインを。

そう思ったとき、自然と心が動いた。

「次の相棒は、少し背伸びしても“本物”を選びたい。」

ネットやSNSで情報を探して、
動画を見て、口コミを読んで。

いつの間にか
“理想の財布探し”が始まっていた(笑)


2. 運命の出会い──「ベアン」という名の財布

最初はいつものごとく
ヴィトンの財布を見ていた。

でも、ある夜に見た革職人のYouTube動画で
ひとつの言葉が心に刺さった。

「ベアンの縫製は、プロが見ても本当にすごい。」

その一言で、完全に心を奪われた。

気になって「エルメス」の日本公式サイトを検索。
けれど、表示されたのは――

«ベアン»の検索結果がありません”

どうやら、在庫がないらしい。
人気すぎてオンラインには出てこないのか?

「そんなに特別な財布なの?」と、
興味が止まらなくなった。

あきらめずにリサーチをし続けて
ついに、ヨーロッパの「エルメス」公式サイトで
「ベアン」を発見!

表示された価格は――
2,700ユーロ(約50万円)。

……お、お財布に50万円!
思わず画面を見つめたまま、息をのんだ。

「高すぎる!」と反射的に思ったが、
次に浮かんだのは別の感情だった。

「やっぱり、ブランドの頂点は違う。」
「エルメスって、まるで別世界なんだな。」

なぜ、ここまで人を惹きつけるのだろう?
その答えを知りたくて、さらに読み進めた。

ヨーロッパ公式サイトには、
「ベアン」にまつわる製品ストーリーが
丁寧に紹介されていた。
(※日本語訳は筆者による)

ストーリー

「ベアン」はフランス南西部の地方にちなんで名付けられたもので、各地域名を冠したコレクションのひとつです。シンプルで洗練されたデザインのウォレットまたはカードホルダーで、クレジットカード、コイン、紙幣を収納できる複数のコンパートメントを備えています。フラップを閉じると、レザータブが「H」型のクラスプに差し込まれる仕組みで、まさにクラシックの名にふさわしい逸品です。豊富なレザーとカラーのバリエーションがあり、最新のトレンドにもマッチします。

hermes.com

「クラシックの名にふさわしい逸品」――その言葉に、心が高鳴った。

そしてレビューを読むたびに、ますます惹かれていった。
「一生モノ」
「使うほどに味が出る」
「革の表情が変わる」……。

そんなフレーズを目にするたび、胸の奥がざわめく。
“長く寄り添える財布”を探していたわたしにとって、
それはもう理想そのものだった。

気づけば、もう決めていた。

――「次はエルメス。ベアンがいい。」


3. 調べてわかったベアンの3タイプ──迷いながら決めたのはコレ!

「次はエルメス。ベアンがいい。」
そう心を決めたものの、
調べれば調べるほど、すぐには選べなかった。

「ベアン」には、
実は3つの代表的なタイプがあるのだ。

どれも美しく、どれも魅力的。
けれど、わたしの生活に“ぴったり”くるのはどれだろう?

迷いながら、メモを取りつつ、
特徴をひとつずつ整理してみた。

1️⃣ ベアン・クラシック(「Bearn wallet」、 長財布)
折らずに紙幣を収納できる、まさに王道のスタイル。

「色:エトゥープ、レザー:マダム・カーフスキン」 3450ユーロ(2025年11月時点)
画像は「hermes.com」より、お借りしました

・ファスナー付きコインポケット
・クレジットカード用スロット×5
・ポケット×2
・サイズ:幅17.5 × 高さ9 × 奥行0.5 cm

hermes.com

【メリット】:紙幣を折らずに入れられ、高級感が際立つ。
【デメリット】:ヨーロッパではデジタル決済が主流のため、紙幣を使う機会が少ない生活にはややオーバースペック。

2️⃣ ベアン・コンパクト(「Bearn Compact wallet」、二つ折り)
手のひらにすっと収まるサイズ感。
紙幣・カード・コインを無理なく収納でき、
日常使いにちょうどいいバランス。
多くの“ベアン愛用者”が指名買いする人気モデル。

「色:クレ、レザー:エプソン」2700ユーロ(2025年11月時点)
画像は「hermes.com」より、お借りしました

・ファスナー付きコインポケット
・クレジットカード用スロット×4
・ポケット×4
・紙幣ポケット×1
・サイズ:幅12 × 高さ9.5 × 奥行0.4 cm

hermes.com

【メリット】:手にすっぽり収まるサイズ。カード・紙幣・コインの収納バランスが絶妙。
【デメリット】:長財布に比べると収納量は少なめ。

3️⃣ ベアン・コンビネ(「Bearn Conbine/ Bearn wallet」、三つ折り)
三つ折り仕様のモデル。
コンパクトながら紙幣も硬貨もカードも収納でき、
“小さい財布派”にも人気。

「色:ノワール(黒)、レザー:エプソン」2700ユーロ(2025年11月時点)
画像は「hermes.com」より、お借りしました

・ファスナー付きコインポケット
・クレジットカード用スロット×4
・ポケット×3
・紙幣ポケット×1
・サイズ:幅11 × 高さ8.5 × 奥行2.5 cm

hermes.com

【メリット】:コンパクトながら工夫された設計で、紙幣も収納できる。
【デメリット】:三つ折りという構造上、厚みが出やすい。

この3つはどれも
「紙幣・硬貨・カードがすべて入る」ベアンの名を冠したモデル。
どれを選んでも間違いはない。

けれど――
自分の生活に本当に合うお財布を考えたとき
わたしが選んだのは……。


🔒ここから先は有料です

――ある日、ふと立ち寄った場所で、“思いがけない出会い”があった。

ずっと探していた「ベアン」。
まさか、あんなタイミングで、あんな形で出会うなんて。

手にした瞬間、
心の中で何かが“すっと整う”のを感じた。

手に取ったときの質感。
光の角度で変わる革の表情。
そして、選んだ“あの色”の理由。

どのタイプを選んだのか、
なぜその色に決めたのか、
そして――実際の価格は?

そのすべてを、ここからお話しします。

さらに、実物写真付きレビューでは、
実際に手に取って感じた
「使い心地」「満足度」「唯一の惜しい点」まで、
包み隠さずお伝えします。

「エルメスの財布が気になっている」
「いつか“本物”を持ちたい」
「大切な人へのプレゼントに買おうかな?」

そんな方にこそ読んでほしい、わたしの“ベアン物語”の本編です。

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