中国文明の発展の授業案【中学社会】
殷から漢までと扱う範囲が広いので、語句の羅列にならないようメリハリに気を付けたい。
授業を以下の三つに分けて組み立てる。
①前時の復習と中国文明の川や文字の確認
②殷から春秋•戦国時代まで
③秦と漢の統治
①前時の復習と中国文明の川や文字の確認
前時で学習した文明の共通点を指名して確認する。
その後中国文明の川と文字を紹介する。
甲骨文字は漢字の基になってるだけあって、他の文字と比べて読みやすい。簡単な漢字を使ってクイズをしてみてもよいかもしれない。
後半に時間を使いたいのでここはサラッと進める。
②殷から春秋•戦国時代まで
殷から春秋•戦国時代までをサラッと押さえる。
春秋•戦国時代は争いの時代。そこで「もし、みなさんがこの時代に生きる農民だったとしたらどうしますか」と投げかけてみる。すると「自分も戦う」といった意見から「何もしない」まで様々な意見が飛び出す。どれもあっただろうと肯定しながら掘り下げたいのが「逃げる」という意見である。中国の春秋•戦国時代は日本の弥生時代にあたると言えば生徒たちも小学校での知識とつながるだろう。
③秦と漢の統治
秦の統治が本時のメイン。
戦国の世を終わらせ、中国を統一し、兵馬俑や万里の長城をつくったと聞くと、始皇帝が絶大な力をにぎったことを理解できるだろう。その上で「秦はどのくらい続いたのか」と発問する。教科書にも載っているが15年と答えを聞くと生徒たちは驚く。そこに「滅んだ原因は」とたたみかける。強大な秦が人々の反乱をきっかけに滅んだことに驚く。さらに人々が反乱を起こした理由を考えていく。前述の兵馬俑や万里の長城の建設が人々の負担になっていたのである。追質問によって生徒たちに刺激を与え続けられるようにしたい。
※前時と結びつけて「なぜエジプトやメソポタミアではピラミッドやジッグラトをつくっているのに反乱が起きなかったのか」と思う生徒が出てくるかもしれない。それは「支配者が神(神の代理人)かそうでないか」によるものである。疑問が出たら、難しい内容だが触れるとよさそうである。
漢は地図を使ってでかいことが分かれば、シルクロードについても理解できるのでよしとします笑
