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【#Podcast】オレたちの「UMAバトル」語り・後編、まさかの決着 【#オレモノ】

「オレ達のモノ語り」は、まことオーマが映画・趣味・気になるモノを肩の力を抜いて語り合うポッドキャストです。
このnoteでは、収録の中から「これは面白い」と感じた論点や作品・アイテム、そのテーマへのハマり方などを編集・再構成してお届けしています。
ポッドキャストを聴いた方は補助線として、はじめましての方はここから気軽に読み物としてどちらからでも楽しんでもらえたらうれしいです。

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@oremono2026

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AIにUMA同士の勝敗を決めさせたら、公平な審判になるのか。それとも、人間が思ってもみなかった方向に物語を転がし始めるのか。

前編では、東軍・まこチームが先鋒戦・次鋒戦を連取し、2勝0敗でリードした。ジェボーダンの獣が歴史の重みで圧倒し、シャドウピープルが掴みどころのなさで勝利をもぎ取った。だが後半には、まだイエティ、モノグランデ、ナイトクローラー、そしてニンゲンが控えている。

ここから先、試合そのものよりも、AI審判の「変な面白さ」が記事の主役になっていく。


第3戦:ジャージーデビル、雑魚キャラ感を超えて勝つ

中堅戦はジャージーデビル vs ミニョコン。

正直に言えば、ジャージーデビルは語りの中でずっと雑魚キャラ扱いだった。馬面にコウモリの翼。「なんか所ジョージがやってたアルフに似てない?」という流れで、中堅なのにすでにボス感がない。まこ本人も「知名度だけで入れた。何も強くなさそう」と認めている。

対するミニョコンは、ブラジル南部に伝わる全長数十メートルの地中生物。サンドワームの親戚とも言われ、むしろこちらのほうがスケール的には脅威だ。

だがAI判定では、ジャージーデビルが空中に上昇してミニオコンの毒矢攻撃を回避し、急降下からの踵踏みつけで勝利。飛行能力がここでも効いた。地上の巨大生物が空飛ぶ相手に手を焼くという展開は、先鋒戦とは逆の構図だ。AIはちゃんと考えているのか、それともパターンにはまっているのか。この時点では、まだわからなかった。

第4戦:ナイトクローラー、負けても一番おいしい

副将戦、モノグランデ vs ナイトクローラー。

ナイトクローラーは、2007年頃からアメリカなどで映像が撮影されている白い棒状の存在だ。腕もない。顔もない。足だけで、すうっと歩く。入場アナウンスでは「足だけで立ち、足だけで歩く。腕も顔もいらねえ」と紹介されたが、実態としてはただ「ちょっと通りますよ」という感じの生き物である。怖いというより、変。

対するモノグランデは中南米に伝わる巨大類人猿。ビッグフット級の怪力を持つとされる、正統派のパワーファイターだ。オーマ自身「勝てなくないか? ちょっと通りますよ、でしかないんだけど」と不安を隠さなかった。

AI判定では、ナイトクローラーがモノグランデの突進をぬるりとかわし、脚部で締め上げるという予想外の健闘を見せた。「常識外れの軟体回避」という謎の褒め言葉まで飛び出す。だが最終的にはモノグランデのバックブローで吹き飛ばされ、敗北。

負けた。だが、この試合でいちばん記憶に残ったのはナイトクローラーだった。勝敗に関係なく印象に残るUMAがいる。それもまた、UMA団体戦の面白さだ。

大将戦:イエティ vs ニンゲン

ここが後編の山場だ。

イエティ。ヒマラヤの白銀に君臨する、UMA界のスター中のスター。知名度は世界級。ドラゴンやユニコーンと並ぶ伝説上の存在感があり、格闘ゲームにもミニオンズにも登場する。極寒環境で鍛え上げられたタフネスは折り紙付きだ。

対するニンゲンは、南極海に現れる全長20メートルの白い巨人。前編で物言いがつきながらも、ロマンの力で大将の座を守り抜いた存在だ。サイズではニンゲンが上回る。しかも水中に引きずり込めば、陸上生物のイエティに勝ち目はないはず——出演者たちの予想は、ニンゲン有利に傾いていた。

だがAIは、イエティを勝たせた。「寒冷環境への適応力で上回るイエティが渾身の投げ落とし」。南極の海にいるニンゲンに対して、寒さへの耐性でイエティが勝るという判定。いや、南極のほうが寒いのでは? 水中戦に持ち込めば話が変わるのでは? ——そういうツッコミが頭をよぎるが、AIの判定は覆らない。

5対0の完全決着。AI審判に忖度疑惑が生まれる

最終結果、東軍の5対0。完全制覇。西軍は1勝もできなかった。

さすがにこの結果には、オーマが黙っていなかった。「これはちょっと叱らないとダメですね」。

そして浮上したのが、忖度疑惑だ。

東軍のUMAは、まこがChatGPTに入場アナウンスのキャッチコピーを作らせていた。その過程で「まこチームはこちら」という情報がAIに伝わり、AIが無意識に東軍を贔屓したのではないか——という推理だ。真偽は不明だが、5対0という極端な結果を見れば、疑いたくもなる。

もうひとつ気になったのは、AIがなぜか「リング」がある設定で試合を描写していたことだ。誰もリングの話はしていない。UMAは野外で戦うものだろう。だがAIの脳内には、いつの間にかリングが設置されていた。「リング軋む」「リングが揺れた」と、しきりにリングの存在を主張してくる。プロレスの学習データが効いているのか、AIにとって「対戦」といえば自動的にリングが出現するのか。このズレが、妙に面白い。

AI審判は、公平ではなかった。少なくとも結果だけ見ればそう言わざるを得ない。だが、その不完全さこそがこの企画の味だった。AIが変な判定を出すから、人間がツッコむ。ツッコむから、会話が盛り上がる。完璧な審判よりも、ツッコミどころのある審判のほうが、雑談は面白くなる。

UMA団体戦は、まだ続けられる

「定番企画にしたい」。収録後、その声が自然に出た。

UMAはまだまだいる。だが有名どころを使えば使うほど、次回の選択肢は減っていく。「どんどんマイナーになって戦闘力が下がる」というマコの懸念ももっともだ。しかし、マイナーUMAだからこそ生まれる意外な健闘や、知られざるロマンの発掘もある。ナイトクローラーが負けても記憶に残ったように、勝敗だけがこの企画の面白さではない。

そしてこのフォーマットは、UMAに限らない。好きなものを5つ並べて、順番をつけて、AIに戦わせて、人間がツッコむ。その構造自体が、雑談を面白くする装置として機能している。

UMA団体戦は、真面目な最強議論ではない。好きなものを持ち寄り、少しだけルールを敷き、AIに放り投げて、人間が本気でツッコむ遊びだ。判定に納得できなくても、5対0で全敗しても、「面白かった」と言えるなら、それはもう大成功なのだと思う。


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