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【#Podcast】オレたちの「UMA団体戦」語り・前編 【#オレモノ】

「オレ達のモノ語り」は、まことオーマが映画・趣味・気になるモノを肩の力を抜いて語り合うポッドキャストです。
このnoteでは、収録の中から「これは面白い」と感じた論点や作品・アイテム、そのテーマへのハマり方などを編集・再構成してお届けしています。
ポッドキャストを聴いた方は補助線として、はじめましての方はここから気軽に読み物としてどちらからでも楽しんでもらえたらうれしいです。

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@oremono2026

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UMAを5対5の団体戦にしたら、いったい何がいちばん強いのか。

そもそもUMAの強さって、何で決まるのだろう。実在の可能性が高ければ強いのか。歴史が古ければ偉いのか。それとも、名前のインパクトや「なんかわからないけど怖い」という余白こそが、UMAの本当の武器なのか。

「俺たちのモノ語り」では、パーソナリティのまことオーマが、それぞれ5体のUMAを選出し、先鋒から大将までの団体戦を組んだ。勝敗の判定基準は「知名度」と「怖さ」。そしてジャッジを務めるのは、生成AI。ゲストのスイが選手入場アナウンスを担当するという、無駄に豪華な布陣で、UMA最強決定戦が幕を開けた。


UMA団体戦という、雑談にちょうどいい遊び

企画の骨格はシンプルだ。まことオーマが、互いに一切の情報共有なしで5体ずつUMAを選ぶ。先鋒、次鋒、中堅、副将、大将の順番に1対1で戦わせ、勝敗を生成AIに決めてもらう。

評価軸は2つ。知名度が高ければ応援が多く、士気が上がる。怖さや得体の知れなさが勝っていれば、相手を怯ませる。つまりUMAの世界では、強さとはパワーではなく「どれだけ人の心を動かすか」で決まる。格闘技というよりプロレスに近い。いや、もっと言えば、好きなものを並べて本気で遊ぶ大人の遊戯だ。

東軍・まこチームの布陣はこうだ。先鋒ジェボーダンの獣、次鋒シャドウピープル、中堅ジャージーデビル、副将モノグランデ、大将イエティ。歴史、身近さ、知名度、戦闘力。バランスのとれた正統派の陣容に見える。

対する西軍・オーマチームは、先鋒フライングヒューマノイド、次鋒ノーム、中堅ミニオコン、副将ナイトクローラー、大将ニンゲン。こちらはどこか変化球が多い。空を飛ぶ人型、反復横跳びする小人、足だけで歩く白い棒人間。個性は強いが、戦えるのかどうかがまず怪しい。

選手入場で、UMAは一気にキャラクターになる

この企画の空気が一変したのは、スイによる選手入場アナウンスだった。

「人喰い獣は生きていた——18世紀フランスを恐怖のどん底に叩き込み、100人を超える犠牲者を生んだ惨劇の主が蘇った」。ジェボーダンの獣の入場アナウンスが響いた瞬間、UMAが急にプロレスラーになった。「森での殴り合いなら我々の歴史が物を言う」と紹介されるモノグランデ。「足だけで立ち、足だけで歩く。腕も顔もいらねえ」と宣言されるナイトクローラー。そして大将ニンゲンは「説明不要。南極海の怪人、全長20メートル」と、どこかの格闘技興行のように呼び込まれた。

深夜の収録で、スイは声の限界まで出し切っていた。「妻が寝ていることを祈るしかない」というコメントが、この企画の温度感を的確に表している。くだらないことを、大人が本気でやっている。その熱量が、UMAに命を吹き込んだ。

ニンゲンはUMAなのか? いきなり出た根本問題

ここで、前編の核心に触れなければならない。

オーマが大将に据えた「ニンゲン」。ここでいうニンゲンは、もちろん私たち人類のことではない。南極周辺などで語られる、白く巨大な人型UMAとしての"ニンゲン"である。全長20メートルとも言われる真っ白な巨体。海面から浮かび上がるその姿は、巨大恐怖症を煽る不気味さに満ちている。

だが試合開始前、まこから物言いがついた。「ニンゲンって、創作UMAの可能性がかなり高いって言われてるよね?」。出自は2000年代の2ちゃんねる。インターネット発のUMAである。確認されたのならもう「未確認」生物ではないのでは、という根本的なツッコミが入る。

オーマの反論は明快だった。2010年にGoogleマップのナミビア沖合で人型が確認されたこと。その後ヨーロッパなど各地でも目撃が相次いだこと。そして何より、「UMAにとって一番大事なのはロマンだ」という一言。

これは意外と深い問いだった。UMAの価値は、科学的な実在証明だけで決まるのか。それとも、名前の響き、姿の不気味さ、語りたくなる余白——そういうものが、UMAをUMAたらしめているのか。ニンゲンはロマンがある。名前のセンスも抜群だ。「ニンゲン」で検索すれば、あの2ちゃんねるのアスキーアートが出てくる。たぶんネット発の創作だろう。でも、それでも怖い。それでもワクワクする。その時点で、ニンゲンはもうUMAなのだ。

第1戦・第2戦:知名度と怖さは勝敗を動かすのか

先鋒戦、ジェボーダンの獣 vs フライングヒューマノイド。18世紀フランスで100人以上の犠牲者を出したとされる正体不明の獣と、メキシコ上空に出没する人型飛行体の対決だ。

AIの判定は明確だった。フライングヒューマノイドは上空に退避するが、着地の一瞬を獣が逃さず、喉元に飛びつく。地上戦なら圧倒的——勝者、ジェボーダンの獣。歴史の重みと、実害の記録が効いた形だ。

次鋒戦はシャドウピープル vs ノーム。部屋の隅に現れる黒い影と、庭先で反復横跳びをする小人の対決。まこが「この2人、戦う気あるのか?」とツッコんだのは正しい。片方は部屋にいて、片方は庭にいる。まず会場問題がある。

AI判定では、ノームが石柱を生成してリングを要塞化するという謎の展開になったが、シャドウピープルが壁をすり抜けて背後に回り、霊気の一撃を叩き込んだ。掴みどころのなさが、そのまま勝因になった。

これで東軍が2連勝。前編終了時点で、まこチームが一歩リードしている。

前編終了。だが、まだイエティもニンゲンも残っている

2戦を終えて、東軍が2勝0敗。西軍は追い込まれた形だ。

だが、後半にはまだ大物が控えている。東軍にはモノグランデとイエティ。西軍にはナイトクローラーと、あのニンゲン。特に大将戦のイエティ vs ニンゲンは、ヒマラヤの覇者と南極海の巨人がぶつかる、サイズも神話性も申し分ないカードだ。

UMAの強さは、実在性だけでは決まらない。名前の力、怖さの質、そして「語りたくなる余白」が、勝敗を左右するのかもしれない。

後編では、残る3戦の決着と、AI審判がもたらす予想外の展開が待っている。そしてその判定結果に、不穏な疑惑の影が差すことになる。


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