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オレ達の「第2回UMA団体戦」語り 【魚とクマなら、そりゃクマが勝つ】

「オレ達のモノ語り」は、まことオーマが映画・趣味・気になるモノを肩の力を抜いて語り合うポッドキャストです。
このnoteでは、収録の中から「これは面白い」と感じた論点や作品・アイテム、そのテーマへのハマり方などを編集・再構成してお届けしています。
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AIに、UMA同士を戦わせたらどうなるのか。

ロマンが勝つのか、それとも単純に「強そうな動物」が勝つのか。

オレモノ恒例になりつつある「UMA団体戦」、その第2回が開幕した。今回オーマが率いる東軍は、なんと全員が日本のUMA。いわば“日本代表チーム”である。気合は十分。前回の雪辱を晴らす気まんまんだ。

ところが——フタを開けてみれば、序盤からまさかの展開が待っていた。


第2回「UMA団体戦」、リベンジ戦として開幕

そもそもこの企画は何をしているのか。一言でいえば、UMA(未確認生物)を5体ずつ選んでチームを組み、AIに勝敗を判定させて団体戦をする、という遊びだ。

ポイントは、勝敗そのものより「AIがそのUMAをどう解釈するか」にある。設定の派手さ、知名度、実在しそうな雰囲気——そういったものをAIがどう汲み取り、どんな珍妙な実況を返してくるか。そこを三人(まこ・オーマ・スイ)でツッコみながら楽しむ、というのが本筋である。

今回が「リベンジ戦」と銘打たれているのには理由がある。前回までオーマの東軍が勝ち続けてしまい、「これはAIがオーマに忖度しているのでは?」という疑念が浮上したのだ。そこで今回はあえて、オーマの選んだカードを西軍側に置いて検証してみる、という念の入れよう。判定がオーマびいきなのか、東軍びいきなのか。それを炙り出そうという、なかなか業の深いスタートである。

東軍は“日本代表”UMA。だが、不安も大きい

オーマが組んだ東軍は、こだわりの日本UMAオールスターだ。

  • 先鋒:タキタロウ(山形・大鳥池の巨大魚)

  • 次鋒:五八寸(ごはっすん)(山に出る、転がって追ってくる蛇系の妖怪)

  • 中堅:件(くだん)(人面牛身の予言獣)

  • 副将:大沼の犀(さい)(幕末の北海道に現れたという巨獣)

  • 大将:ヒバゴン(広島・比婆山の類人猿型UMA、日本版ビッグフット)

知名度・伝承の厚み・実在しそうな手触り。その三拍子で固めた、いわば「国旗を背負ったチーム」である。本人いわく日本代表。気合は本物だ。

ただし、ここには大きな不安が一つある。判定するAIは、日本の会社のものではないということだ。日本の伝承にどれだけ思い入れがあっても、AIがそれを「強い」と読んでくれる保証はどこにもない。ロマンが通じる相手なのか——その答えが、初戦から容赦なく突きつけられることになる。

迎え撃つ西軍・まこチームは、海外UMA勢

対する西軍(まこチーム)の布陣がこちら。

  • 先鋒:マクファーレンズベア(北米に記録の残る、巨大な異常熊)

  • 次鋒:ドーバーデーモン(70年代アメリカで騒がれた“宇宙人型”UMA)

  • 中堅:セルマ(ノルウェーの湖に潜む大蛇。ネッシーの系譜)

  • 副将:エンフィールドホラー(3本足の異形。一晩のうちに大勢に目撃された逸話を持つ)

  • 大将:バッツカッチ(サスカッチにコウモリの羽。オーマいわく“ぼくがかんがえたさいきょうのUMA”)

並べてみると、東軍より「強そう」「実在しそう」に寄った布陣に見える。とくに先鋒のマクファーレンズベアは、要するにデカいクマ。怪異性ではなく、生き物としての説得力で殴ってくるタイプだ。日本の伝承勢が、この物量にどこまで食らいつけるのか。判定がオーマに甘いのか、それとも東軍に甘いのか——それを確かめる舞台は、こうして整った。

第1回戦:タキタロウ、クマに沈む

初戦はタキタロウ対マクファーレンズベア。マクファーレンズベアは、北米で記録が残る“巨大な異常熊”のUMAだ。……が、調べてみると、要するにデカいクマである。

ここで早くも嫌な予感がする。タキタロウは確かにロマンの塊だ。山奥の池に棲む、釣り上げられない幻の巨大魚。その存在感は素晴らしい。だが、いざ「クマと戦え」と言われると、どうしても画が浮かばない。

AIの実況も、序盤こそタキタロウが水中に誘い込んで奇襲を仕掛ける——と健闘を見せた。しかし最後は陸に引きずり上げられて万事休す。判定は西軍マクファーレンズベアの勝利。

理由は、身もフタもないほど明快だった。魚とクマなら、そりゃクマが勝つ。タキタロウが弱かったというより、組み合わせ(カード)が悪すぎたのだ。鮭に食われるクマを、いったい誰が想像できるだろうか。

第2回戦:五八寸、ドーバーデーモンに押し切られる

続く第2回戦は、五八寸対ドーバーデーモン

五八寸は、山道を尻尾を噛んで輪になり、ソーセージのように転がって追ってくるとされる蛇系の妖怪だ。「土の子」の親戚筋ともいわれる、なかなか味のある伝承である。一方のドーバーデーモンは、1970年代にアメリカで目撃された、いわゆる“宇宙人型”のUMA。細い手足に巨大な頭、光る目——見た目のインパクトが強い。

ここでもまた、戦わせる前から不安がよぎる。転がってくる蛇と、エイリアン型の異形。バトルの画として、どうにも分が悪い。

実況では、五八寸が水辺を滑走して奇襲を狙うも、ドーバーデーモンの跳躍と壁面移動に翻弄される。極めつけは「見てはいけないもの」感の強さ。その不気味さに五八寸が一瞬硬直したスキを突かれ、連撃を決められて敗北した。

オーマの口から漏れたのは、しみじみとした一言。「土の子じゃダメか」。伝承としての面白さと、バトル性能としての評価は、どうやら別物らしい。

序盤2連敗。東軍は、また負けるのか

こうして日本代表は、いきなりの2連敗

タキタロウはクマに敗れ、五八寸はドーバーデーモンに押し切られた。「認知度も実在性もある布陣で固めたのに」というオーマの必死さが、空回りしていく。捨て試合に来たわけじゃない。むしろ本気で組んだはずなのに、序盤から土がつく。この情けなさが、なんとも可笑しい。

そしてこの「また負けるのでは?」という空気こそ、今回いちばんの見どころの伏線になる。



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