今日もダラダラちゃんとできたか?
日曜日の夜。ふと時計を見る。19時。あるいは20時。
そして少しだけ焦る。「あれ、今日何してたっけ」
気づけばスマホを見ていた。昼寝していたYouTubeを見ていた。ゴロゴロしていた。ソファで溶けていた。
予定していたことは半分も終わっていない。
本も読めなかった。勉強もできなかった。部屋も片付かなかった。ランニングも行かなかった。
そして思う。今日、無駄にしたな。
でも本当にそうだろうか。少しだけ考えてみてほしい。
人はなぜ休日まで頑張ろうとするんだろう。平日も頑張った。仕事した。嫌なこともあった。気を遣った。頭も使った。
疲れた。
それなのに休日になると、今度は休日を有効活用しなければならない。そんな義務感が襲ってくる。
勉強しなきゃ。運動しなきゃ。副業しなきゃ。自己投資しなきゃ。成長しなきゃ。
気づけば休日までタスクだらけだ。
でもさ人間なんだから。たまには何もしなくていいじゃないか。
というか、何もしない日が必要なんだ。
車だってガソリンを入れる。スマホだって充電する。機械ですら休ませる。なのに人間だけ、ずっと走り続けようとする。
それは無理だ。無理に決まっている。
今日一日、ゴロゴロしていた人。安心してほしい。
あなたの身体はちゃんと知っていたんだと思う。「今日は休まなきゃダメだ」って。
だから動かなかった。だから眠かった。だからダラダラした。それは怠けじゃない。
回復だ。
私たちはなぜか、頑張った日は認めるのに、休んだ日は認めない。
10時間働いたら偉い。3時間勉強したら偉い。副業したら偉い。
でも、8時間寝た。昼寝した。家族と笑った。何も考えずにボーッとした。これは評価しない。
おかしくないか。
本当は逆かもしれない。ちゃんと休める人の方が強い。ちゃんと笑える人の方が強い。ちゃんとダラダラできる人の方が強い。
なぜなら、また立ち上がれるからだ。
明日からまた仕事だ。嫌だなと思う人もいるだろう。不安な人もいるだろう。数字が足りない人もいるだろう。会いたくない人がいる人もいるだろう。
でも大丈夫。
今日ちゃんと休んだなら大丈夫だ。
何も生み出していないように見えても、身体も心も少しずつ回復している。見えないだけだ。
だから今日の自分に聞いてみてほしい。「今日もダラダラちゃんとできた?」
もし答えが「できた」なら、それは立派な休日だ。
胸を張っていい。罪悪感なんていらない。
人生は短距離走じゃないマラソンだ。ずっと全力では走れない。歩く日も必要だ。立ち止まる日も必要だ。座り込む日だってある。
でもそれでいい。また走り出せばいい。
だから今日は自分を責めないでほしい。何かを成し遂げられなかったことより、ちゃんと生き抜いたことを褒めてほしい。
今日もお疲れさま。
ダラダラできたなら、それは大成功だ。
明日のあなたを支えるために、今日のあなたはちゃんと仕事をしていたのだから。
