食べるために生きるなら、つくる側へ
食べるために生きるなら、
食べ物をつくりたい。
そう思って、2024年、埼玉の田舎に移住しました。
きっかけは、何人もの料理人に言われたひと言。
「食を伝える人になるなら、農業にも触れてみるといいよ」
「わかりました!」と、
そう答えて、2023年の休みの日は農家さんのもとへ。
ネットで
「自然栽培 援農」と、まず検索。
ここ行きたい、と思うところに
「援農したいんです!」と
自分からメッセージを送りました。
無農薬・無肥料で育てている
埼玉の農家さんを中心に、
15人ほどの畑を訪ねました。
自然栽培の農家さんだけでなく、
有機農家さんの畑にも足を運びました。
畑ごとに、空気が違う。
土の匂いも、野菜の表情も、どこか違う。
その違いを、頭ではなく、
体で知りたかったんです。
そうしているうちに思いました。
食を語る人になるなら、
まずは、つくれる人になりたい。
食の物語を語るなら、
ここに届くまでの背景を知っていたい。
だったら、自分でやるしかない。
よし、田舎に移住して、食をつくろう。
野菜や米のつくり方を教わる。
土に触れ、種をまき、季節を待つ。
みんなで育てたお米を食べた日、
ああ、命って、こういうことかと思いました。
自分たちでつくったものが、
自分の体の一部になっていく。
生きるって、循環なんだ。
