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2024gts
飾らない詩『とある秋のワンシーン』
移ろいゆく刹那よ
ここに、私を抱きしめる者は だれもいない。だが、それでも静かに秋を奏でよう。
孤独という名の愛人と 寄り添いながら。
古い馴染みの喫茶店、窓を雨粒が流れていき、カップから湯気が立っている。
外では足早に歩く人々。 お気に入りの本ページを めくる音と、コーヒーを淹れる音、雨音だけが静かに流れる。私はそれらを、ただ 静かに眺めている。
……なにかが 始まる予感。道に舞う枯葉も コツコツ高らかに弾く茶色いブーツも服も、みな 密かに心踊っているようだから。
私は、新しい街の 新しい秋の名画に溶け込む。
秋は 時間が隣で手を繋いでくれる。
今年は どんな秋の名曲に 出逢えるのだろう…🍂
