水の底
甘美なる夢 満ちてゆく光
水無月灯る泡のうつし世
一雫の想いに 波紋広がる 蜃気楼に面影
甘やな香り 覗く肌へ
吸いこまれそう 心揺らめき
深く深く 水をたたえ
溢れては こぼれそうに
その奥の 残り香に溺れて
僅かでも出逢える奇跡のため絡まる糸をほどいた秘密は水の底へ煌めく……
甘美なる微笑み 満ちて望月
静寂-シジマ-を抱く待宵の船人
水面映る貴方へ 指切りをした
遠い未来
甘やな声音 憂う眼差しに
吸いこまれ 心染まり 深く深く 愛-水-をたたえ
溢れ溢れて こぼれおち
その奥の 貴方-神秘-へと泳ぐ
僅かでも出逢う未来のため ほつれた糸を結ぶ2人の絆は水の底へ煌めく……
甘美なる口づけ 満ちて水蜜桃
どこよりも清く どこまでも深く
水の底へ 底へと 誘う……
甘美なる愛 満ちてゆく命
