【実録・数百万規模の大損劇:第2弾】国策の怪物「三菱重工」の狂気。出来高の濁流に呑まれた、アラカン管理職の痛烈なる敗戦記
はじめに:この記事を特に読んでほしい方
• 「国策テーマ株」や「誰もが知る超優良企業」なら大怪我はしないと思っている方
• ニュースやSNSで好材料を見て「これは勝てる!」と飛び乗った経験がある方
•含み損が出たとき、ネットで都合の良い好材料を探して「お祈り投資」をしてしまう方
• いつも自分が買ったところが天井になり、機関投資家の「養分」にされていると感じる方
•損切りするべきポイント
本記事は、2026年春、防衛・宇宙・国策の熱狂に沸く『三菱重工』に信用取引で特攻し、わずか2ヶ月で73万円もの大金を溶かしたアラカン管理職のリアルな敗戦記です。
私が犯した最大の過ちは、誰もがアクセスできる「公開情報」を必死に調べ、勝てる気になっていたこと。つまり、プロや他の投資家との間に『情報の非対称性』など1ミリもない状態で戦場に飛び込んでしまったことにあります。
画面の向こうで冷酷に牙を剥く「機関投資家」の養分にされないために、個人投資家が絶対に守るべき鉄の規律とは何か。私の73万円の授業料をすべてここに開示します。
1. 終わらない全能感:防衛・宇宙・国策という名の最強の麻薬
すべての歯車が狂い始めた「第1弾:商社編」の裏側で、私の過剰な自信(イケイケモード)はもう一つの凶悪な怪物を呼び寄せていました。当時、『レーザーテック』や『キオクシア』といったボラティリティの激しい銘柄のデイトレードで連日利益を叩き出していた私は、完全に相場を支配したような全能感に満ち溢れていたのです。
「今の自分なら何をやっても勝てる。商社が地政学リスクの盾なら、重工は国策そのもの。国が莫大な予算を注ぎ込む銘柄が下がるはずがない」
当時、防衛費増額や次期戦闘機の国際共同開発など、メディアは連日同社を「日本の国策大本命」として囃し立てていました。デイトレの成功体験から来る慢心が、私をさらなる過熱地帯、それも商社株とは比較にならないほどのボラティリティを誇る『三菱重工(7011)』の戦場へと駆り立てたのです。
2. エントリー:2026年3月17日・「ファクト」に踊らされた1,000株の特攻

私が仕掛けたのは、2026年3月17日の信用取引による買い(信用ロング)エントリーでした。ボラティリティの高さに興奮し、頭が完全に麻痺していた私は、資金効率の誘惑に抗えず、一日で合計1,000株ものポジションを掴みに行きました。当時のSBI証券の約定記録が、その時の私の狂気を冷徹に物語っています。
この時、私の頭の中には都合の良いバラ色の未来しかありませんでした。
「目標株価は、ここからプラス15%の上昇だ」と。
さらに恐ろしいことに、当時の私は完全に金銭感覚を失っていました。連日値動きの激しい『キオクシア』を200株単位でデイトレしていた経験から、「キオクシアのデイトレに比べたら、今回の重工1,000株のほうが総額(賭け金)が安いじゃないか」という、今思えば訳のわからない心理が少し働いていたのです。単価と株数の計算すら歪むほどの麻痺状態でした。
平均買付単価4,913円に対し、約5,650円まで売り上がる皮算用を一丁前に立て、プラス15%なら利益は約70万円。「これだけ儲かったら、欲しかったあの品を買おうか、家族で少し豪華な旅行にでも行こうか」と、一人でほくそ笑んでいました。
しかし、今振り返ると恐ろしいことに、肝心の「損切りライン」については全く考えていませんでした😅下がる確率など万に一つもないと、本気で過信していたのです。

有料部分には、実際のチャートを使った損切りポイント図解を載せています」
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