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第1話|最近、笑ってない人へ

最近、人と話していて、気づくことがあります。
内容じゃないんです。表情でもない。
肩が固まって、ずっと上がっているの。

別に怒っているわけでも、緊張しているわけでもない。
ただ、生きているだけで、肩に力が入っているんです。
そんな人が、とても増えた気がしています。

僕自身も、そうでした。
「ちゃんとしなきゃ」「期待に応えなきゃ」「間違えちゃいけない」
気づけば、深呼吸の仕方すら忘れていました。

でもね、不思議なもので。
肩が上がったままでは、人は本音を話せないんですよね。

優しい言葉も、届きにくくなると思ってます。
舞台でも、カウンセリングでも、現場でも。
最初にやっているのは、何かを教えることじゃありません。

力が抜けて、肩がスッと落ちる時間を、つくることです。
冗談みたいな話ですが、
人は「わはは」と笑う前に、必ず一瞬、肩が落ちます。

その一瞬があるから、心が外に出てこられるんです。

八幡様は、こんなふうに言いました。
「人は、肩の力が抜けて楽になった瞬間に初めて、自分の場所に戻ります」

だから僕は、無理に笑わせようとはしません。
正しいことも言いません。

元気づける言葉も、あまり使いません。

ただ、隣に座って、
「今日は、ちょっと疲れましたよね〜」
そう言える空気をつくる。

それだけで、
「自分、ここにいていいんだ」
そう感じられる人が、確実にいます。

僕がパペットを使う理由も、そこにあります。
人形は、答えを持っていません。

評価もしないし、直そうともしない。
ただ、同じ目線でそこにいるだけ。

それだけで、人の肩は少しずつ下がっていく。
「そのままでいいよ」

この言葉は、頭で言われても届きません。
でも、で伝わると、ちゃんと身体に入るものなんです。

2月7日。
東京中目黒 キンケロ・シアターで、パペットシアターをやります。
すごいものを見せたいわけじゃありません。
感動させたいわけでもありません。

ただ、
肩がスッと落ちる時間を、一緒に過ごしたい。

笑ってもいいし、
泣いてもいいし、
何も起きなくてもいい。

終わったあと、
「あれ、ちょっと楽になったな〜」
それくらいで、十分です。

八幡様は、最後にこう言いました。
「人を救うとは、正解を渡すことではありません。
 戻ってこられる場所を、消さないことです」

もし最近、
笑っていないな、と思ったら。

元気なふりが続いているな、と思ったら。

まずは、力を抜いて肩を落としましょう。
深くなくていい。
一回でいい。

あなたは、一人じゃありません。

それを、言葉じゃなく、時間で伝え続けたい。

そんな場所を、これからもつくっていきます。

今日も、幸あれ。

◾️2026年2月7日(土)
◾️17:00開場 18:00開演(20:30終演)
◾️キンケロシアター
 (東京目黒区青葉台1-15-11)

◾️チケット 5,000円/お一人様
(3歳未満のお子様は無料)

◾️全席自由
◾️チケット購入
 クレジット決済→ https://teket.jp/g/wpj02nplmh
 現金決済→ http://mail-to.link/m9/yl6l5b


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