幸せのカタマリ♡
今からかれこれ29年前。
その、ほんの少し前に
ちょっぴり悲しいことがありました。
でも、だから大きく膨らんだ喜び。
それは、このうえない幸福感でした。
noteとWebメディア・アイスムさんの
コラボ企画「#あの日母になった私へ」を
目にしたとき、ふと、あの日の温もりと
あの瞬間の感動を思い出しました。
そしたらなんだか参加してみたくなって、
今日は企画の開催にあわせて、記事を
書いてみました。
君と初めて会ったあの日。
君を、初めてこの手に抱いたその日。
おくるみの中のそのカタマリが
光り輝いて見えた。
まるで、幸せのカタマリを抱いているかの
ような幸福感。
そんな気持ちに包まれたことが、昨日のよう。
君の「オカン」になったあの日。
ただ君がそこにいることに、温もりと
愛をもらいました。
そんな君も、
大きくなった。
育ち盛りの頃の君はいつもお腹を
空かせていて
仕事から帰ると「おかえり」の次に
聞こえてくるのは
「母さーーん! 腹っ減ったーー!!」
育ち盛りともなると、晩ご飯の前に
まず腹ごしらえが日常茶飯事。
そんな君のお腹を満たすのに
手っ取り早いのが塩だけのおにぎり!

わたしも楽ちん、君のお腹もとりあえず
膨らむ、我が家のスーパーお助けフード
だったな。
どこの家庭でもよくある光景では
あるけど、その塩おにぎりを食べるとき
君は必ず
「空腹は最高のスパイスだぜ!!!!!」
と、まるで仕上げのスパイスを振るように
そう叫んでたね。
この名言が飛び出したとき、君は11歳。
そんな君も、現在(いま)は
2人の子のパパ。
そして、その名言は未だ廃れることなく
孫へと引き継がれ、思わずクスッと顔が
ほころぶ。
当時は、塩だけのおにぎりを
「美味しい」と言って食べることのできる
君の姿に
なぜか画家のやましたきよしさんが
思い浮かんでならなかった。
君が大人になった現在(いま)も、時々
「ご飯食べに行ってもいい?」とわが家へ
戻ってくるとき
「急だからあり合わせだよ~」なんて言うと
「全然OK!食べれることが感謝よ~!」
と言ってくれるその言葉に
”君という幸せのカタマリ”を抱いた
あの日が思い出される。
ーあの日、オカンになったわたしへー
幸せって、特別なことや特別なものが
あるから幸せなんじゃなくてね…
手を携え、泣いたり笑ったりして共に
歩む、そこからの”時間”こそ
なににも代えがたい”宝物”になるよ。
たくさん食べて、たくさん笑って、健康で
いてくれること。
それだけで、
かけがえのないことだと感じれる未来が
やってくるよ。

小さかった君の足も、いつの間に
オカンより大きくなったのかしら。
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