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号外│15年ぶりの再会ともうひとつの真実


共依存という状態に、
17年もの間深く囚われ続けたわたし。

そこからようやく抜け出せたとき、
二人の息子を育てながら、
「過去は過去」と、前を向いて
生きてきました。

薬物依存症の元夫との決別を選び、
再び同じ場所に戻らないように、

自分の生活を立て直し、息子たちと
健康で穏やかな日々を大切にしてきました。

しかし、
必死に守り抜いてきた日常が、一瞬で
崩れてしまう出来事。

そんな事が、人生には起きるんですね。

想像なんてしたことのなかった
現実との対面。

望んでいなかった再会。

あの日、
15年ぶりに元夫と再会しました。

それは、まさか息子の命が、
もう戻らないことを告げられた直後でした。

この再会は、
ただの偶然ではなかったのかもしれない。

まるで、
在り方を問われ続けるかのような、

そこには、
“もうひとつの真実”がありました。


薬物依存症だった元夫と離れてから、
別れを選択できたことを一度も後悔は
しませんでした。

子ども達が成長すればするほど、
全てを一人で担うことに体が足りないと
感じる場面は多くなったものの、

肉体的な疲労はあっても、
精神的な辛さを感じることは
ほとんどなく、

家族が仲良く、健康に過ごせる毎日に
幸せを実感する日々でした。

しかし、人生とは、
怖れていたことが起きるものですね。

いえ。
怖れていたから、起きたのかもしれない。

15年ぶりの元夫との再会も、
わたしが過去学んだ、

”薬物依存症という病を患った人”として、
彼にも尊厳があること。

一人の同じ人として、
思いやりを持って接することを、
まさに試されてるかのようでも
ありました。

そしてその場所は、

既に心肺停止の次男が運ばれた、
救命救急治療室でした。

彼が姿を現したときには、
既に心臓マッサージの手は止められ、
医師から死亡を告げられた直後。

お互いに何も言葉にならず、
息子の亡骸を目の前に、

茫然と立ち尽くして泣きじゃくる
ばかりだったことを覚えています。

今からちょうど、3年前のことです。


わたしは、過去抱えたパートナーの
依存問題によって、

当然ながら、
子ども達にはとにかく心が健康で育って
ほしいということを、強く願ってきました。

なぜなら、
特に違法薬物や薬物依存の問題は、
自分が大切にしたかったことも人も、
全てを失うことになる。

それによって一番傷つくのは、
誰でもない、当事者自身だという事を、
嫌というほど見てきたからです。


ここから先では、
元夫との再会、次男の最期、そして、
そこから見えてきた依存症の本質に
ついて、赤裸々に綴ります。

この経験を、
大切に受け止めてくださる方に
お届けするため、有料とさせて
いただきます。

そして、大切な人の依存問題で
苦しんでいる方がいらっしゃるなら、

この体験の分かち合いが、
少しでもお役に立てばと思います。

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