バッグは増やしたくない。でもボケ感は欲しい。ファインダーって本当に必要?……私のカメラ選定「迷宮」会議。(いまだ結論は出ず)
はじめに:今のままでも、十分幸せなはずだった。
こんにちは、おせんどうです。
現在、私の手元には iPhone 16 Pro と OSMO Pocket 3 という、2026年現在でも、素人お手軽VLOG撮影という意味では、最強クラスの布陣があります。
長回しや自撮りはPocket 3に任せておけばヌルヌルだし、少し異なる画角(望遠とか)が欲しくても、iPhoneで大体カバーできます。ごく普通の30代一般男性の趣味としては、正直、これで「完成」しているはずなんです。満足しているんです、本当は。
でも、ふとした瞬間に思うことがあります。「もうちょっと凝りたいな」、と。 例えばiPhoneの写真は、確かにパッと見は綺麗。でもセンサーサイズの限界なのか、どこか「AIが頑張って作りました!」というパキパキした色味に感じることもあります。背景のボケも、どこか不自然な境界線が見える気も……。
もっとこう、空気を含んだような自然な立体感とか、映画のワンシーンみたいな質感が欲しい。そんな「あと一歩」を求めて、これまでの人生でほとんど一眼カメラを触ってこなかった私は今、カメラ選びという底なしの沼のほとりに立っています。
「用途を決めろ」という、耳の痛い正論
カメラ選びのYouTube動画を観ると、100%出てくるのが「用途をはっきり決めましょう」というアドバイス。耳にタコができるほど聞きました。だから、自分なりに必死に考えてみたんです。
写真: iPhoneとは一線を画す、単焦点レンズで撮ったような「質感」と「ボケ」が欲しい。また、本格的なカメラは全く持っておらず1台目になるので、漠然と写真撮影の楽しさを味わいたい(ハマれるかも、という期待感を持っています)。
動画: 写真よりは優先度低。長回しはせず、VLOGのアクセントになるような、数秒のインサート撮影に使う予定。手持ちで激しく動き回ることは想定してないし、自撮りする予定も無し(そのあたりはPocket 3で十分)。
シーン: 日常のお出かけ、旅行、カフェご飯など。いまのVLOG撮影に加え、思い出としてパシャっと1枚、気軽に持ち歩いていい感じに撮りたい。
……よし、決まった! ……と思ったけれど、これって結局「いつでもどこでも手軽に、できるだけいい画質で撮りたい」っていう、一番欲張りでふわっとした願いなんですよね。この「求める機能が明確なのか、なんとも微妙な状況」が、迷走の始まりでした。
物理の法則と、理想の狭間で:私のカメラ選定会議
ガジェットを買う前にはしっかり下調べする(むしろその時が一番楽しいと思っている)タイプなので、ここ一週間は様々なレビュー動画/記事を漁りました。色々と調べていくうちに、避けられない「物理の法則」をまず理解しました。 それは、「センサーサイズが大きくなれば、画質は上がる(求めているボケ感を出しやすい)が、本体もレンズも巨大化する」ということ。
スマホ(iPhone)とは明らかに違う写真を撮りたい。けれど、首から重いカメラをぶら下げ歩くのは大変だし、普段使いするショルダーバッグに追加でカメラバッグを持つのはハードルが高い。。そう考えた時、私にとってのスイートスポットは「APS-Cセンサー」なのかな、という結論にまず至りました。どう考えてもフルサイズは持て余しそうです。
ブラウザのタブを30個くらい開きっぱなしにして、毎日カートに入れては消している候補機たち。今回は、私の心の揺れ動きに合わせて、3つに分類して整理してみました。
【カテゴリー1】徹底的に身軽な「持ち運び全振り」したコンデジ派
「追加でカメラバッグは持ちたくない」私にとって、普段遣いのショルダーバックに入るか?は最重要。小さなサイズは正義です。
RICOH GR IIIx
惹かれる点: 誰も彼もが絶賛している「究極のスナップ機」。APS-Cをこのサイズに詰め込んでおり、最強のスナップシューターとのこと。40mmという画角は目で見ている景色に近いそうで、作例も見た上ですごく興味をそそられますし、何より小さい。これならiPhone、Pocket、そしてこのGR IIIxをあわせても、カバンにらくらく入りそうです。
迷う点: 動画は捨てており、写真撮影もズームは不可、そして人気ゆえ高騰する価格。また、満足できなくなって結局レンズ交換できる一眼が欲しくなり、、となってしまわないだろうか?という不安。
Canon PowerShot V1
惹かれる点: こちらも、GR IIIxと同じとはいかないまでもコンパクトなサイズが魅力。動画撮影を意識した機能も多いし、広角から望遠まで一本でこなせるので、写真も動画も幅が広がりそう。また、GRと比べるとかなり安いです。
迷う点: センサーサイズが1.4型。APS-Cよりきもーち小さいとのことで、踏ん切りがつかず。。GRと同じく、結局「最初から一眼にしておけば良かった」と感じてしまうかも、という不安が拭えていません。
【カテゴリー2】しっかり写真を楽しめそう。ファインダーありの本格派
続いては、ガッツリ撮影体験を楽しめそうな、現在私の心が惹きつけられている機器たちです。気になるのはサイズだけ、、
SONY α6700
惹かれる点: Sonyの技術力を結集したAF(オートフォーカス)と画質。そして何より、「しっかりとしたファインダー」があり、"撮影体験"という点では間違いなさそう。 見た目もかっこいい。グリップがしっかりと存在感があり、これぞカメラって感じがして惹かれています。あとは、完全にYoutube解説動画の受け売りですが、Sonyはレンズの選択肢も多いとのこと。
迷う点: 唯一にして最大の懸念は、やっぱりコンデジ勢に比べれば遥かに厚みがあり、一回り、いや二回りくらい大きい点(それでも、カメラ界の中ではかなりコンパクトだとは理解しています)。コンパクトな単焦点レンズ(パンケーキレンズ)なら、問題なくカバンに入るか…?
FUJIFILM X-E5
惹かれる点: クラシックなカメラらしい佇まい、そしてこちらもファインダー搭載。細かい仕様は正直よくわからんのですが、ぱっと見た佇まいの美しさは、α6700を凌ぐかも。また、手振れ補正も優秀とのことで、動画撮影用途でも間違いないかな、と。
迷う点: 基本的な懸念はα6700と同様、サイズです。このクラスのサイズを許容できそうなら、実物を見て、α6700とどっちがピンとくるか比較してみたいと思ってます。レンズの豊富さは、正直わからん。。
【カテゴリー3】欲張りに全てを叶える「間をとる」派
手軽さも欲しい、でもレンズ交換で表現の幅も広げたい。そんな優柔不断でわがままな願いを叶える、バランス型。
SONY ZV-E10 II
惹かれる点: Vlogに特化しつつ、APS-Cの静止画も撮れる。コンデジよりは大きいけれど、一眼としては十分に軽くてコンパクト。Sonyというブランドへの「かっこいいよね」という憧れも満たしてくれる。今回、価格はそこまでこだわってないのですが、α6700と比較するとかなり安いです(6万円くらい差があります)。
迷う点: ファインダーがないこと。背面液晶で撮っているうち、結局ファインダー付きが欲しくなって、買い替える、、といった未来が待っているかも?と不安に。あとは、若干小さいとはいえ、実際α6700とサイズは大差無いのかもしれない、とも思っています。。
FUJIFILM X-M5
惹かれる点: 実物は見たことないですが、X-E5同様、惹かれるデザインをしています。また、スペックでみると、レンズ交換式の一眼カメラとしてはかなりの軽さ・コンパクトさです。富士フイルム特有の「フィルムシミュレーション」で、撮って出しからエモい写真が取れるとのことで、楽しそう。
迷う点: これもファインダーなし。また、ボディ内の手振れ補正が無い点が若干気になります(動画撮影はきついってことなのかなあ)。あとは、もうちょっとグリップがあったほうが撮影しやすいのかも、、という懸念。
と、気になるものを上げていったのですが、レンズ交換可能な一眼カメラの中では、(明確な理由を言語化できないのですが)SONYとFUJIFILMが直感では気に入っています。正直、メーカーごとの特徴をあまり知らないので、ちゃんと調べたら変わるかもしれませんが、、
私がまだイメージできていない「価値」の正体
結局のところ、調べていくうちに、二つの「実物を使ってみないと分からない壁」にぶつかりました。
1. 「ファインダー」は魔法の窓か、ただの重りか
これまでiPhoneやPocket 3で「画面越し」に撮ってきた私にとって、ファインダーは未知の世界。でも、「のぞき窓」がある機種への憧れが、日増しに強くなっています。「かっこよく構えて撮りたい」のか「スマホの延長で気楽に撮りたい」のか。α6700やX-E5という存在が、私の心を「かっこよく構える」方へ傾かせています。
2. 「レンズ」という終わりのない沼
一眼カメラにするなら、レンズ選びも重要。全部純正で揃えるのは金銭的に厳しい。 私がとりあえずほしいのはコンパクトな単焦点レンズで、シグマやタムロンといったサードパーティ製も含めればそれなりに選択肢がある様子。メーカーごとにマウントが異なるので、ボディ選びの時点でレンズ選びもしておかなきゃな、と調べる対象が増えてしまい、私のブラウザの開きっぱのタブは増える一方です。「パンケーキレンズ一枚だけで運用する」というミニマルなスタイルを前提にすれば、やっぱりファインダーありの大きめの機種でも、今のショルダーバッグにも収まるのでは?……と、自分を納得させる材料を日々探しています。
元も子もない話。カメラに合わせてカバン変えればいいじゃない
私が一番恐れているのは、「せっかく買ったのに、カバンに入れるには大きくて持ち歩かなくなること」です。 少なくともお出かけ時はスマフォに加えてPocket 3を持って行くので、そのうえで、今使っているボディバッグやショルダーバッグに放り込んで出かけたい。カメラ専用バッグを別で持つとなると、やっぱり、なんだかんだ面倒だよなあ。。
「いや、やっぱりカメラのために、カバンの方を大きくすべきか?」
本末転倒なのは分かっています。うーん。。
4月16日、覚悟が決まるかも
そして今、私の前には別の懸案事項が控えています。4月16日に発表(発売)されるであろう、OSMO Pocket 4。 噂されている通り「Proモデル」が発表されて、1インチ以上のセンサーや新しいレンズ技術で、私の欲しかった「質感」や「ボケ感」もそれなりに満たしてくれるのなら、選択が変わるかもしれません。
まずは、悶々としつつPocket 4の全貌を見て、改めて「足りないピース」を本当に埋めてくれるのはどの機体なのかを考えてみます。それまでは、カートに入れては消し、YouTubeのレビュー動画を倍速で見漁る、この苦しくも楽しい「ぐるぐる」を存分に味わおうと思います。
【読者の皆さまに聞きたいこと】
もしよろしければ、みなさんの意見を聞かせてください。
α6700、X-E5くらいのサイズのカメラ含め、外出時に1つのカバンに入れて運用している方、その使い心地はどうですか?案外いけるもの?
結局、ファインダーって後から絶対欲しくなるものでしょうか?
レンズまで考慮した場合のおすすめはありますか?また、他のメーカーで良さそうな選択肢があればぜひ。。

