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「子どもは叱らないほうがいい」と言うなら、叱らないでいい社会になってくれよ

こんにちは、sioです。
今日は理学療法士としてというよりも、一人の親としての思いです。



私は現在、療育の仕事もしていますが、
整形外科クリニックでいわゆる一般的な理学療法士として、患者さんの治療をしています。

今日、6歳くらいの男の子が受診に来ていました。

登場はほふく前進!笑
椅子に座るときも前後逆に座ったり、レントゲン室をのぞいたり、なんともそわそわ落ち着かない様子。

でもニコニコしていて、とても可愛い子でした。

付き添っていたお母さんは苦笑いしつつも、叱ることなく「座ろう」と促したり、穏やかに会話をしていて、
あぁ、素敵な関わりをしているお母さんだ、と感じました。

その子がまたほふく前進で(最高!)居なくなったあと、私が担当していた患者さんが言いました。

「親がビシッと言わないとねぇ」




その患者さんが子育てしていたのは何年前でしょうか。

40年前?50年前?

きっとその患者さん自身も、周りにそう言われながら子育てしてきたんだと思います。

その患者さんが悪いわけじゃない、時代が違うだけ、そう思います。

でも私はそのセリフを聞いて、
かつて「親は何をしてるんだ」と思われるかもしれないと思い、子どもを叱ったことがあることを思い出していました。

子どものためではありません。
「叱っていますよ」という周りへのパフォーマンスのためであり、私を守るためです。

現代では強い叱責では脳機能の働きが下がってしまうこと、不安や抑うつなどの二次障害を引き起こしてしまう可能性があること、そして負の強化(叱る、罰を与える)より正の強化(褒める、認める)ほうが長期的な学習効果が高いことが分かっています。

私もいまだに、頭ごなしに叱ってしまうこと、感情的に怒ってしまうこと、全然あります。

だけどせめて、親にプレッシャーを与えて叱るように仕向ける社会は変わっていこうよ。

叱らないほうがいいと言うなら、叱らないでいい社会になってくれよ。



そんなことを思いながら、
「いや〜、大声出すわけでもなく、いい子でしたねぇ。ほふく前進も上手いし」
と出来る限り大きな声で言いました。




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