お受験の合否を握るのは「お父様」だった
🌸 この記事を読んでくださっているのは、きっとお受験に真剣に向き合っているご家庭だと思います。
ひとつ、聞いてください。
お受験の準備、お父様はどれくらい関わっていますか?
私たち自身、子どもの幼稚園受験を経験しました。
準備を進める中でずっと感じていたのは、お父様の家庭への関わり方が、想像以上に合否に直結するということです。
最初は「面接の受け答えをきちんとすればいい」くらいに考えていました。でも違った。審査員の先生方が見ているのは、面接のその瞬間だけではなく、それまでの日常が積み重なってできた"家庭の空気"でした。
お父様がどれだけ子どもと時間を過ごしているか。子どもの言葉や表情にどれだけ向き合っているか。願書に書かれた言葉に、どれだけの実感がこもっているか。
直前に取り繕うことはできません。だからこそ、早い段階からお父様に積極的に関わっていただくことが、合格への確かな道になると確信しています。
幼稚園・小学校受験は「家庭ごと」見られている
"幼稚園受験は親の受験"とは聞いていましたが想像以上に親の姿勢が問われるお試験でした。
面接も、願書も、行動観察も、すべてが「この家庭はどういう家庭か」を映す鏡になっています。だから直前につめこんでも、靴を脱ぐ動作一つで、お友達とのおもちゃの貸し借りの動作一つで「普段」の姿が出てしまいます。
お父様の存在が、家庭像のかなりの部分を占めている——これが、実際に受験を経験して痛感したことのひとつです
お父様の関わりが「子どもの言葉」に出る
わが家では、夫がよく子どもと公園に連れて行ってくれていました。休日の朝、「行くぞ!」と声をかけて、ふたりで出かけていく。私はそれを家で見送りながら、「ああ、この時間が大事なんだな」と、なんとなく感じていました。
その感覚が確信に変わったのが、面接時のことです。
先生に「お父様とはどのようにして遊ぶことが多いですか?」と聞かれた子どもが、即座に答えたそうです。「公園にいってボールで遊びます」と。何をして、どんなことが楽しかったか——具体的に話してくれている子供の横でほっと胸をなでおろしました。
子どもは嘘をつきません。用意した言葉は使いません。出てくるのは、日常の積み重ねだけです。
逆に言えば、お父様との時間が薄いご家庭は、そこが子どもの言葉に正直に出てしまいます。「パパは仕事」「知らない」——それだけで、家庭の空気が伝わってしまうのが、お受験の怖いところです。
面接前後でのお父様の姿も見られている
面接当日、私が一番緊張していたのは子どものことより、夫のことだったかもしれません(笑)。
多くの幼稚園・小学校の面接は、お父様・お母様・お子様の三者で臨みます。そこで見られているのは、答えの正確さだけではありません。
ご夫婦の教育方針が一致しているか
お父様がお子様のことを「自分の言葉」で語れるか
夫婦間に温かい空気があるか
夫は決して話し上手なタイプではありませんが、子どものエピソードを聞かれたとき、ちゃんと自分の言葉で答えていました。それだけで十分だったと思っています。
取り繕った言葉より、不器用でも本物の言葉のほうが、伝わります。 だから直前の練習より、日常の関わりのほうがずっと大切なんです。
では、お父様は何をすればいいのか
「特別なことをしなければ」と思わなくていいです。わが家もそうでした。夫にお願いしていたのは、もっとシンプルなことです。
✅ 休日は子どもと外に出る
スマホをしまって、全力で遊ぶ時間を1時間でもつくる
✅ 寝る前の絵本を読む
夫の声で読んでもらうと、子どもの反応が全然違いました
✅ 子どもの話を最後まで聞く
途中で遮らず、うなずきながら。これだけで子どもの話す力が伸びます ✅ 面接練習に付き合う
本番に近い緊張感が出る。「パパに聞かれる」というのが、子どもにとっ
ていい練習になっていました
面接練習は特に効果を感じました。私が練習相手だと子どもがどうしても甘えてしまうのですが、夫が「今日は面接の練習ね」と切り替えてくれると、子どもの姿勢がぴっと変わる。父親という存在が持つ独特の緊張感が、いい意味で機能していました。
まとめ|お受験はご家庭全員の受験
振り返ってみると、合格に向けて一番大きかったのは、
夫が子どもとちゃんと向き合っていた、あの日常の時間たちでした。
お受験はお母様だけが頑張るものではないし、子どもだけが試されるものでもありません。家庭全員で、日々の積み重ねをつくっていくもの。それが、経験してわかった正直な感想です。
もしパートナーさんがまだあまり関わっていないなら、この記事をそっと見せてみてください。「何をすればいい?」と聞いてくれたなら、「まず公園に連れて行って」と伝えるだけで十分です。そこから始まります。
