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パオロ・トッティーD.O GOTセミナーに参加しました

はじめに

みなさん、こんにちは。
京都オステオパシーセンターOQの大村颯太です。
本日は、先週、参加したパオロ・トッティーD.O GOTセミナーについて振り返ってみます。

パオロ先生は世界トップクラスのオステオパスです。オステオパシーを学びたい方には、ぜひパオロ先生を知って頂きたいと思います。

パオロ・トッティーD.Oについて


引用:https://chronicstudents.com/paolo_202510/#profile

Catholic University of Sacred Heart(イタリア) にてPT(理学療法士)取得
Dresda University(ドイツ)のオステオパシー科の修士号を取得
European University Foundation of Bruxelles(ベルギー)内、International Association Jean Monnet にてオステオパシーと姿勢学における博士号取得
European School of Osteopathy Maidstone(イギリス)にて名誉D.O.の称号
パパジ・センター(Sri Papaji Centreよりレイキマスター取得
オステオパシーの卒後教育セミナーにて色々な小動物や馬のへの治療コースを受講
ASOMI Colledge of Sciences(マルタ) の学術部長を務める
Swansea University(英国スウォンジー大学)の人間健康科学カレッジの名誉指導者
イタリア姿勢学協会の元副会長
オステオパシック・ヨーロピアン・アカデミック・ネットワーク (Os.E.A.N) の元財務担当官
CROMON オステオパシースクール(ローマ)の元副学長

イタリア・ローマで初の獣医オステオパシースクールの創設者
世界初の動物オステオパシー会議で事務局長を務める。
2008年よりローマの動物園クリニックを含む数々の動物リハビリセンターにて、家畜や野生動物の予防的ケアと治療の経験を積む。
2008年にイタリア初となる「動物に応用するオステオパシーコース(イタリア教育省認定)」をオーガナイズし、講師も務める
S.O.A.P(動物オステオパシー協会)のメンバー

Journal of Bodywork and Movement Therapies の筋膜科学と臨床応用部門の諮問機関メンバー
Handspring Publishing (イギリス)の評論家
International Journal of Osteopathic Medicine の元評論家
ローマの種々の大学におけるバイオメカニクスとマニュアルセラピーの講師
イタリア国内での数々のオステオパシー卒後教育コースの講師
国際筋膜リサーチ会議 (International Fascia Reserch Congress) をはじめとする、ヨーロッパや海外各地のオステオパシー会議やマニュアルセラピー会議の講師
筋膜関連の記事や筋膜リサーチに関する論文を数多く執筆
Handspring Publishoing (UK)から出版された “Animal Osteopathy” の共著者、共編集者

引用:https://chronicstudents.com/paolo_202510/#profile

改めて読み返してみると、凄い経歴です。

パオロ先生のセミナーは、いつもシステマティックに構成されていて、非常に分かりやすいのが印象的です。参加者全員が一定水準の知識と技術を持ち帰れるよう綿密に構成されているようです。

また、過去に「小児・婦人科系」「循環器系」「顎口腔系」「バイオテンセグリティー」などの講座にも参加させて頂きましたが、どの分野においても、最新の科学情報に基づく論理的な思考、圧倒的な技術力を示されます。
また、自信に満ちたプレゼンテーションの裏には、常に謙虚さが感じられ、まさに模範的な人格者という印象です。

世界中でオステオパシー教育をされているので、次回の訪日は2027年1月とのことです。
それまで予定に空きがないとのこと(°_°)
今回の帰国後もすぐにフィンランドへ飛び立つとのことでした。
当院の勉強会参加者の方も機会があれば、ぜひ一緒に勉強しにいきましょう。

まさに、スーパーマン
引用 https://www.crank-in.net/column/42918/1

GOTとは(Gnereral Osteopathic Treatment)

GOTの歴史的背景

① J. Martin Littlejohn(1865–1947)による体系化


画像引用:http://classical-osteopathy.jp/pg0002.html
  • スティルの弟子であり、ロンドン・スクール・オブ・オステオパシー(現British School of Osteopathy)を創設したリトルジョンは、スティルの哲学を生理学・解剖学的体系として整理しました。

  • あらゆるオステオパシー治療には生理学的側面があると提唱しており、病態の背景には原子レベル、細胞レベル、組織レベルでの変化があると指導していました。

  • 周囲組織の機能不全を矯正するために、リトルジョンは長梃子を利用した全身統合のルーチン(TBA:トータル・ボディ・アジャストメント)を考案しました。

  • 彼の教えを受けた学生たちは、全身の血流・リンパ・神経機能を改善する目的で、一定の手順に基づく治療手技を確立していきます。


③ John Wernham(1907–2007)とGOTの確立


画像引用:https://johnwernhamclassicalosteopathy.com/about-the-john-wernham-college-of-classical-osteopathy/
  • 英国のオステオパス、ジョン・ワーナム(John Wernham)がリトルジョンの理論をさらに臨床化し、現在知られる「General Osteopathic Treatment(GOT)」を確立しました。

  • ワーナムは「全身に対する連続的・リズミカルな操作」を重視し、骨格・筋・関節・循環・リンパを総合的に整える方法を体系化しました。

  • 1984年、ワーナムはリトルジョン博士の教えを継承するメイドストーン・オステオパシー・カレッジを設立しました。

  • 1996年、創立者の栄誉を称え、カレッジはジョン・ワーナム・クラシカル・オステオパシー・カレッジと改称されました。

  • カレッジは、クリニック、クラシカル・オステオパシーに関する大学院課程、そしてテキストの出版を通して、ジョン・ワーナムの遺志を継承しています。

  • ジョン・ワーナムは、100歳で亡くなるまで、臨床、教育、執筆、出版活動に尽力しました。

ちなみに、パオロ先生はジョンワーナムに弟子入りしていた時期があるらしいです。90代のジョンワーナムは非常に厳しく、50-60代の兄弟子たちが時には涙を流していた様です。パオロ先生は気に入られていたので、そこまでの怒られることはなかったそうです 笑

ChatGPTより

オステオパシーにおけるGOTの位置付け

オステオパシーには、さまざまな治療テクニックが示されていますが、各テクニックがどのような位置付けなのかを理解することは重要です。

GOTはMaximalist(最大主義)として示されています。(身体全体に介入することで、効果を期待する方法)

一方で、Minimalist(最小主義)としては、S.A.T、メカニカルリンクなどが例として挙げられていました。(身体の局所に介入することで、効果を期待する方法)

もちろん、セミナー中は、頭蓋仙骨療法や内臓、スラストテクニックなどの位置付けについても説明があり、初学者の私にとっては、とても分かりやすい内容でした。

また、別のセミナーで学んでいるAKとMETを利用したテクニックの概念はどちらかというと最小主義的だなと理解が深まりました。

GOTを学ぶ上で推奨される資料(パオロ先生からの案内)

Liem T., Tozzi P., Chila A., 2017, Fascia In the Osteopathic Field


Tozzi P., Lunghi C., Fusco G., 2017, The 5 Osteopathic Models


Dr J.M.Littlejohn’s Lectures on the Principles of Osteopathy


Wernham J., 1956 Year Book, JWCCO editions, Maidstone


Wernham J., 1985 Mechanics of the spine and pelvis, JWCCO editions, Maidstone


Wernham J., 1985 Mechanics of the spine and pelvis, JWCCO editions, Maidstone

GOTに期待できる効果

GOTでは、普遍的セントラルパターンの解放を意図しながら、リズミカルな操作を全身に加えていきます。その過程の中で、血液循環、膜組織の圧電性変化、神経系の調整、免疫システムへの影響など様々な効果が期待できるそうです。

GOTは鬱滞、変形、緊張など、循環系および神経系、全身的な問題に対処する際に特に役立つ印象がありました。

今後の課題

①GOTにはRoutin,Rhythm,Mobilityなど10個のルールがあると言われています。これらを再度見直して、解釈を深めていきたいと思います。

②操作におけるリズム、フォーカス、調和など地道に練習しながらステップアップしていきます。

③実際のクライアントは普遍的リージョンパターンに加えて、過去の外傷などの局所的な問題を持っており、複雑な姿勢パターンになっているケースも多いです。局所的な方法と最大主義的なGOTの扱い方について、臨床の中で検証していきます。

おわりに

今回は、パオロトッティーDOのGOTセミナーに参加した振り返りを投稿しました。次回は、引き続き連日で開催されたパオロ先生のQHH(量子ホログラフィックヒーリング)についての振り返りを行いたいと思います。

今回のパオロ先生のセミナーはクロニック・スチューデンツが主催されました。素晴らしいセミナーを開催して頂きありがとうございました。2027年もよろしくお願いいたします。

https://chronicstudents.com/








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