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古今とこ日記:アンドリュー・ワイエス展で「民のかまど」を思い出した

気づけば創作大賞わっしょいわっしょい
noteの街のあちこちで
ほかほか屋台のいいにおい
ツヤツヤしてるいちご飴
金魚すくいにかき氷
広場じゃ火を吹く大道芸
サンバはまだかピーヒャラコ
これはあたしがやさぐれて
鼻で吹きたるリコーダー

そんなわたしの古今ここんとこ日記です。


4月某日 アンドリュー・ワイエス展で民のかまどを思い出した

アンドリュー・ワイエスとは

20世紀アメリカ具象絵画を代表する画家アンドリュー・ワイエス(1917-2009)。第二次世界大戦後に脚光を浴びたアメリカ抽象表現主義、ネオ・ダダ、ポップアートといった動向から距離を置きひたすら自身の身近な人々と風景を描き続けました。その作品は眼前にある情景の単なる再現描写にとどまるものではなく、作家自身の精神世界が反映されたものとなっています。

チラシより一部抜粋(太字はbyおすぬ)

私は美術の専門家でもなんでもないけれど、この人の絵は日本人の感性に合うだろうなあと思った。
「アメリカのほとんどはでっかい田舎だ」と『バナナフィッシュ』の主人公が言ってたと思うけど、田舎といってもどでっとした無骨な田舎臭さではなくって。繊細なタッチと淡い色使いが寂寞せきばくとした感情を呼び起こす。
クールでスタイリッシュで真夏に見ても冷んやりしてそう。

(専門的なことはわからないが)鉛筆や水彩画が多かった。ミルクティーみたいな曖昧なベージュを水彩絵筆でさーっと引いただけなのに、白い窓枠の陰影に見えるから不思議だ。

今回の展覧会ではドアや窓枠などをモチーフにした作品が集められていて、暗い内側から明るい外へ向かう視線が印象的だった。ドアや窓という境界は「陰陽」とか「生と死」なども連想させる。

タイトル:ヒトデ 
窓の向こうの人物(描き手から見て視線の先の人物)が
望遠鏡を覗いてる。視線の数珠つなぎのよう。


今回、わたしが面白いと思ったのはこちらの作品↓
タイトルは「朝食」

目玉焼きにトーストとコーヒーとか、ましてや人間すらはっきり描かれていない(元々ワイエスは人物を正面から描いた絵は少ない)。
なのにこれが「朝食」。
このセンスが面白いなあと思った。俳句みすら感じる。

煙突から出る煙と窓越しに見える人物のシルエット。肉感的な生々しさは感じられないが、確かな気配や生活の奥行きは伝わってくる。

ちなみに画面左、窓に布のようなものが詰められているのは、割れた窓にカーテンを突っ込んで応急処置をしているもの。この窓の絵はたびたびモチーフに描かれていて、この家の住人の大雑把さとかガラス交換ができない事情とか人間性が表れているらしい。

解説のうろ覚え

わずかな陰影で描かれる煙が良い味出してます。ひやりとした乾いた風が吹いてそう。
煙突といえば、古事記で民草のかまどから煙が上がっていない(食料不足で炊事ができない)のを見たときみかど(仁徳天皇)が、一時的に税を廃止したという逸話を思い出した。
煙は炊事の象徴でもあるのだ。

煙突から煙が出てれば煮炊きしてるってのがわかる。
「かまど」とか「トースト」とか、いらないんだよ!
・・・
ってプレバトで梅澤さんが言ったとか言わないとか。

言ってない


画像はチラシやポストカードから撮りました。

それではごきげんよう!


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おすぬさん お気持ちだけで結構です。ありがとうございます。