SEVENTEEN TOUR「FOLLOW TO BULACAN」フィリピン公演レポート

2024年1月14日、SEVENTEENのアジアツアーのため、フィリピンのブラカンにあるフィリピンアリーナというスタジアムに行ってきた。
筆者がオタクとして活動してきてから、初のフィリピン上陸だ。フィリピンに一人で遠征させる勇気を与えてくれるSEVENTEEN、本当に凄いや。
治安がよろしくないことで有名なフィリピン。空港職員が保安検査場でお金やスマホを盗んでくるのは有名な話だ。
調べたところ、直近でも日本人の被害者がいることがわかった。何かあったら絶対に日本語で怒鳴り散らす、と覚悟を決めて向かったフィリピン。
フィリピン料理は苦手なことが予想できたので、水や食料は全て日本で調達して持ってきた。(ちなみに水道水は危険なので、歯磨きもミネラルウォーターでする)
公演は13日から2日にわたって開催し、筆者は2日目の公演に入った。
実は今回の公演に最推しのジョンハンが出演しないことが1ヶ月前に発表された。過密スケジュールで推しの身体は限界を迎え、緊急手術に入り、以降の公演は全て出演しなかった。
当然発表された瞬間、目の前が真っ暗になった。2024年にジョンハンを観る機会を作るために、行くことを決めたブラカン公演。海外のスタンディングでどうしても近くで見たかった「Anyone」。
推しの身体が心配な気持ちもありつつ、覚悟を持って決めた渡航だったのでかなり堪えた。
でも幸いなことに私はSEVENTEENが好きで、ジョンハン不在でも海外公演に行きたいという気持ちがあった。
そしてジョンハンの次に推しているスングァンの存在も、ブラカンに行く理由の一つだ。私は気持ちを切り替えて、スングァンの応援グッズをせっせとこしらえた。
1日目の公演中、スングァンが体調不良で途中離脱してしまったらしい。ホテルでXを見たときは、2回目の絶望。
正直「えっ、何のためにフィリピンまで来た?」という動揺がハンパなかったことは記憶に新しい。
なんとか気を持ち直し、2日目にスングァンが回復し、公演に出演してくれることを祈り、会場へ向かった。
現地のカラット達とバスに揺られ、ブラカンまで揺られているときは、「自分、よくここまで来たな」という気持ちで一杯だった。
そして会場の駐車場に着くと、まさかの電波不通。海外でもそのまま使用できるスマホを使っているので、今まで困ったことは起きなかった。
恐るべしフィリピン。あとから現地のカラットに聞いたら、現地人もほとんどの人が電波通じていなかったようだ。
結局公演が終わってバスが出発するまで、なんと12時間電波が通じなかった。笑
整理番号順に並んで待機しているとき、現地カラットに話しかけてみた。「スングァンは今日出るか、知ってる?」
そしたら「さっきインフォメーションが出ていたよ!出るよ」って教えてくれて、咽び泣き。
スングァンの誕生日が1/16だから、この公演でお祝いすることは決まっていたから絶対に出て欲しかったから良かった。

この日のスローガンも「HAPPY BIRTHDAY SEUNGKWAN」だったので、お祝いできて本当に幸せな時間だった。
それにしても夏の野外スタンディングは暑すぎた…これは体調不良になる人が出てもおかしくないという感じ。
それでもテロ対策のために液体物の持ち込みは禁止で、殺す気か?と。もちろん没収覚悟でペットボトルを忍ばせたけど、そんなん一瞬で飲み干してしまうほどの暑さだった。警備のおじさんが配ってた水も当然飲み干した。
サウンドチェックのときは一番日差しがきつかった。暑くて眩しいので、結構拷問だったけど、やっぱり海外公演ならではの、サウンドチェック付きのVIPは最高だ。

セットリストはもう去年の7月から何度も見ているはずなのに、何回見ても楽しくて感動するからSEVENTEENの凄さを感じる。本当にライブをやるのが上手いから、毎公演違った楽しみができるのが醍醐味。
「Don’t wanna cry」ではメンバーたちが花道を作る振り付けがある。エスクプス、ジョンハンの順に花道を通るのだが、今回は2人ともいないため、録音だけが流れて誰も通らないという演出になってしまい、とても寂しかった。
FOLLOWツアーはもうスタジアムでのアンコール公演が決定しているが、13人でステージに立つ姿を見たら号泣しまいそうだ。
思えばソウル公演のスタートはスングァンが活動休止していたときだから12人。
東京公演からはエスクプス不在の12人。さらに福岡公演からはジョンハンも不在で11人。
兵役前の貴重な完全体が見れるツアーだったはずなのに残念だが、その分スタジアムで感動が止まらないはず。
11人でもSEVENTEENは素晴らしかった。メンバー不在もしっかりカバーできる力を個々で持っているのに、群舞になると一体になるのがすごい。
そしてフィリピン公演に行ったことで、わかったことはフィリピンカラットの雰囲気が本当に楽しいこと。
英語圏のファンは一緒に歌いまくるので面白い。これは日本公演では絶対に味わえない現場の雰囲気。
同じ内容のツアーをわざわざ海外まで観に行く理由はここにある、と確信できた。
これからは3つの楽しみ方でいこうと思う。
本国公演は初日に入る。まだ誰も知らないセトリで公演に臨むのは新鮮でとても楽しい。
日本公演は掛け声とパフォーマンスを観ることに集中。
海外公演はとにかくはしゃぐ。踊る。歌う。ときどき撮影。
治安は本当に怖かったけど、また一つ成長できた気がする。
フィリピンの僻地まで連れて行ってくれてありがとう、SEVENTEEN。
