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お為さん関連の浮世絵が亀戸ローズカフェで鑑賞できます

「亀戸町のお為さん」は、亀戸地域活性を目的として、史実を基にまとめたものです。

 歌舞伎ブーム真っ只中の文化文政期、江戸三座があったのは人形町(堺町、葺屋町)と銀座(木挽町)ですが、実は亀戸も歌舞伎と深い関わりがありました。歌舞伎狂言作者の鶴屋南北と、歌舞伎の宣伝に欠かせない浮世絵師歌川国貞(三代豊国)が住んでいたのです。その二人に会いに、亀戸には歌舞伎役者が多く訪れていました。

 特に足繁く訪れていたのが、国貞と幼馴染みの七代目市川団十郎です。「亀戸町のお為さん」は、亀戸によく来ていた七代目団十郎が亀戸町の料理屋で働くお為さんと出会い、二人が亡くなるまでを書いたものです。

 亀戸を「歌舞伎の町亀戸」として発信したい!と言っていたら、亀戸一丁目のローズカフェさんが、

「浮世絵飾ってもいいよ!」

と声をかけてくださいました。

「御目見得口上」(三代豊国)
お為さんの子どもたちが描かれています
「東海道四谷怪談」(三代豊国)
入り口にも置いてくださいました
「恋湊博多諷」(三代豊国)
飽きられないよう、定期的に替えてもらっています


 亀戸駅北口を出て京葉道路を渡ると、五ノ橋に向かって五ノ橋豊国通り商店街が伸びています。ローズカフェはその商店街の中にあります。三代豊国生誕の地に近いカフェなので、浮世絵を飾るには打ってつけの場所です。

 五ノ橋からは浮世絵ギャラリーも鑑賞いただけます。

三代豊国生誕の地に因んで作られました


 亀戸では、浮世絵師が住んでいた町としての認知は進んでいるのですが、歌舞伎狂言作者の鶴屋南北が住んでいたことと、歌舞伎役者がよく訪れていたことはあまり知られていません。当然、九代目市川団十郎の生みの親が亀戸町のお為さんだということは、もっと知られていません。

 読んでいただけるとわかるのですが、お為さんの人生はかなりドラマチックです。結構辛い思いをするのですが、団十郎との絆で乗り切っていきます。後半は感動的すぎて、私もまとめながら泣きました。

 亀戸ローズカフェで浮世絵を楽しみつつ、「亀戸町のお為さん」を読んでいただけたら最高に嬉しいです。

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