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その買い物、実は無駄遣いかも。人生が豊かになるお金の使い方

この記事は、日興フロッギーとnoteで開催するコンテスト「#私のお金の使い道」の参考作品として主催者の依頼により書いたものです。

こんにちは。大手町のランダムウォーカーです。
普段は日本人全員が決算書が読める世界をつくるために「 #会計クイズ 」というコンテンツを発信しています。

決算書、会計や財務…
つまり「お金」に関するテーマを発信している人間は、「きっとお金の使い方が上手いんだろうな~」と思われる方もいるかと思います。

幻想です。

大手町のランダムウォーカー

自社を倒産させる「経営コンサルタント」
自宅がゴミ屋敷化している「整理収納アドバイザー」
「医者の不養生」という言葉があるように、専門家であるがゆえの盲点や、知識と実践の乖離によって失敗してしまうケースは意外と多く存在します。


僕のケースで言うと、20代の後半の社会人時代、給料日前日に口座の中身が3,000円を切るという経験をしたことがあります。しかも1度や2度の話ではありません。山のような失敗を繰り返してきました。


しかし、人間は学習する生き物なので、失敗しても将来取り返せばいいという思想で生きています。

そこで、今回は普段あまり話すことがない「お金の使い方」というテーマで、数々の浪費による失敗を繰り返してきた僕が辿り着いた大切にしている考え方と、今だからこそ適切に評価することができるお金を使ってよかった商品、サービスを紹介します。

こんな人もいるんだ~という気持ちでお付き合いいただけますと幸いです。





お金を使う際に大切なのは「判断基準」

「このサービスに月10,000円払う価値はあるのか?」「この健康グッズは本当に効果があるのか?」

お金を使う際、僕たちは常にこうした判断を迫られます。
しかし、多くの人は、この判断を「感覚」や「直感」に頼ってしまいます。

その結果、後になって「あの買い物は無駄だったな」と後悔することになるのです。

そこで、僕が大切にしている考え方は、支払うお金得られる便益を比較する「判断基準」を持つことです。

判断基準ってなんですか?という方もいると思いますのでイメージ事例の紹介です。

ちょうど最近、上手いなーと思った商品PRがありました。少しぼかしますが、下記のようなイメージのPRです。

「10万円の高級マットレス。毎日6時間睡眠の方が10年間使うなら、1日あたりの料金は約27円。「快適な睡眠と健康」という便益を27円で手に入れませんか?」

このように、判断基準となる情報を整理して、買い手に伝える上手なPRです。
僕たちが学ぶべきなのは、この『ロジック』です。
10万円という「価格」だけ見ると高いですが、1日27円という「日割りの価値」で見れば安いと判断できる。 このように自分の中で数字を置き換える癖をつけることが大切なのです。


判断基準がなければ、私たちのお金の使い方は、その時々の気分や周囲の意見に左右されてしまいます。

しかし、明確な判断基準があれば、どのお金の使い方が自分の人生にとって本当に価値があるのかが、見えてくるのです


判断基準を持つことの重要性

基準を持たずに使うお金は、すべて「消費」か「浪費」です。
しかし、明確な基準を持って使えば、それはリターンを見込める「投資」に変わります。

また、基準があれば振り返りも容易です。
「何となく続ける」のではなく、データや事実に基づいて「効果がないならやめる」という合理的な判断ができるようになるのです。

では、具体的にどのような「基準」を持つべきなのでしょうか?
私が実践している3つのルールを紹介します。


判断基準①:自分の「時給」を知る

最も基本となるのが、「自分の時間にはいくらの価値があるか」という視点です。

会社員の方なら、「年収÷年間労働時間」で自分の時給が出せます。 仮に年収600万円で年間2,000時間働くなら、時給は3,000円
これが、あらゆる支出の物差しになります。

新コーナー「教えて大手町さん!」
年間労働時間の計算式の例:1日8時間×月20日×12ヶ月≒約2,000時間

例えば、月1万円の家事代行サービスを頼むとします。 「1万円」という金額だけ見ると高いかもしれません。
しかし、それによって月10時間の自由時間が生まれるならどうでしょう?
あなたの時間は3,000円×10時間=3万円分の価値があります。 「1万円を払って3万円分の時間を買う」わけですから、これは圧倒的にプラスの「投資」だと即断できます。
僕のような個人で事業をしている人間であれば、この浮いた10時間を仕事に投下する方が有利になります。

最終的なゴールは、人生の自由時間を増やすこと。「この出費で、自分の時間は増えるのか?」を常に問いかけましょう。


判断基準②:スキルの「生涯リターン」を計算する

私が新卒の頃、PCスキルや思考法を学ぶために総額50万円近くを投資しました。 Excel、PowerPoint、速読など、本で独学すれば安く済むものです。

しかし私は、あえて有料教材を使って「習得スピード」と「確実なスキルの取得」を買いました。
当時は大きな出費で痛みも伴いましたが、今振り返ると安いものでした。

例えば資料作成やExcelスキルのおかげで、毎月8時間かかっていた集計作業が2時間で終わるようになったとします。
短縮できた「6時間」は、その月だけでなく、翌月も、翌年も、キャリアを通じてずっと積み上がっていきます。
なんなら、「この人は仕事できる!」という評価にもつながり、重要な仕事を依頼されることに繋がるかもしれません。

鍛え上げられたスキルは、どんな状況下でも使い放題の資産として機能します

大手町のランダムウォーカー

このように、僕の新卒時代の50万円は、その後の人生で何百万円もの「時間の利益」を生み出し続けています。
「そのスキルは、一生モノの時短になるか?」
この基準があれば、若いうちの自己投資は怖くありません。


判断基準③:健康効果を「データ」で可視化する

健康への投資は、自分が動ける時間を増やすための「最強の投資」です。

不健康な時と健康な時で、自由に使える時間は圧倒的に違います。体調が悪い日は、仕事の生産性が落ちるだけでなく、プライベートの時間も充実しません。

しかし、最大の問題は効果が曖昧になりがちなことです。
「サウナに行くと調子が良い気がする」といった「主観」だけでは、本当にお金をかけ続けるべきか判断に迷いが生じます。

そこで私は、判断基準を「データ」に委ねています。
例えば、私は「Oura Ring(オーラリング)」という指輪型のデバイスで、睡眠や体調を常時数値化しています。
事実ベースでいうと、僕はサウナ入るとOuraRingで計測される睡眠パフォーマンスが明らかに良くなる傾向があります。

また、最近「リカバリーウェア(疲労回復ウェア)」を購入したのですが、着て寝た日は明らかに「レム睡眠」の時間が長いことがデータで証明されました。
「なんとなく良さそう」ではなく、「データが向上した」という事実があれば、それは継続すべき「正しい投資」だと確信を持って判断できます。


判断基準を手に入れるための「3つのステップ」

では、どうすれば自分だけの「ブレない基準」を持てるようになるのでしょうか。
手順はシンプルです。以下の3ステップで、お金の使い方は劇的に変わります。


ステップ1:成功の「指標(ゴール)」を決める

まず、「何をもって良しとするか」という物差しを決めます。

  • 家事代行なら 「浮いた時間の合計」

  • スキル投資なら 「業務時間の短縮スピード」

  • 健康グッズなら 「睡眠スコア」「翌日の集中力」

このように、「何がどうなれば成功か」を事前に定義します。


ステップ2:数字で「事実」を集める

次に、その指標を記録します。
手帳にメモするのも良いですが、継続が鍵となるため、Oura Ringのようなツールやアプリに頼るのが賢明です。
「なんとなく」という主観を排除し、ありのままの数字や事実を集めることが重要です。


ステップ3:答え合わせをする

最後に、「払った金額」と「得られた数字」を照らし合わせます。


  • 3万円払ったけど、自由時間は1時間しか増えなかった(失敗)

  • 1万円のウェアで、睡眠の質が20%改善した(成功)

この答え合わせを繰り返すことで、あなたの中に精度の高い「投資眼」が養われていきます。


基準を持つと、人生はどう変わるのか?

判断基準を持つことは、単なる節約術ではありません。
周りの声やその場の雰囲気に流されず、自分の人生のハンドルを、自分で握るということなのです。

何にお金を使い、何に使わないか。この取捨選択を繰り返す過程で、「自分は本当はどんな時間を過ごしたいのか」「何を大切に生きたいのか」という人生の優先順位が、くっきりと見えてくるはずです。


最後に

お金の使い方は、その人の「人生の価値観」を映し出す鏡です。 しかし、価値観を持っているだけでは不十分です。大切なのは、その価値観を実現するための「判断基準」を持つことです。

基準さえあれば、あなたのお金の使い方は、気まぐれな「消費」から、未来を作る戦略的な「投資」へと進化します。 データに基づいて冷静に判断し、時には修正する。その繰り返しの先に、より自由で、より自分らしい豊かな人生が待っているはずです。
ぜひ今日から、あなただけの「判断基準」を磨いていってください。

ちなみに、僕は今、ポケモンカードポケットというソーシャルゲームにドはまりしており、友人や社員、甥っ子と一緒にゲームで戦っています。今月も1万円課金しました。

深夜遅くまでゲームに時間を費やし睡眠パフォーマンスはかなり悪化しましたが、主観でメンタルは健康になっている気がするのでセーフです。

出典:ポケモンカードポケット(この中ならせめてハラが欲しかったです)

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