休んでも疲れが抜けない人へ朝の重さと休日の自己嫌悪を減らす生活再設計―1日1%から始めるココロエクササイズ®
休んでも回復しない自分を、また責めていませんか?
休んでいるはずなのに、回復しない。
休日に少し長く寝た。
予定も減らした。
なるべく早く布団に入った。
それなのに、月曜の朝になると体が鉛のように重い。
目を覚ました瞬間から、すでに疲れている。
好きだったことにも手が伸びない。
気分転換をしようと思ってスマホを開いたはずなのに、気づけば何時間も過ぎている。
そして夜になると、こんな言葉が頭に浮かびます。
「結局、今日も何もできなかった」
「休んだはずなのに、どうして戻れないんだろう」
「自分は怠けているのではないか」
「もっと頑張らないといけないのではないか」
「こんなことで疲れる自分は、弱いのではないか」
正直に言うと、私はこのような状態にいる方と、精神科作業療法士として何度も出会ってきました。
仕事は続けている。
周りから見れば、まだ大きく崩れてはいない。
けれど本人の中では、朝起きることも、職場へ向かうことも、休日を過ごすことも、少しずつ重くなっている。
そして、多くの方が不調そのもの以上に、回復できない自分を責めることで、さらに消耗していました。
休んでも回復しない人は、休息が足りないだけではありません。
多くの場合、休む前からすでに削られすぎている。
そして、休んでいる間にも、心や頭が負荷を抱え続けています。
明日の仕事のこと。
職場の人間関係のこと。
家族に心配をかけたくない気持ち。
通帳の残高を見るたびに湧いてくる不安。
このまま働き続けられるのかという焦り。
そして、「もっとちゃんとしなければ」という自己否定。
これらは、目には見えません。
けれど、生活の中で確実に人を削ります。
体は布団に入っていても、頭の中ではずっと反省会が続いている。
予定を入れずに休んでいても、心の中では将来への不安が止まらない。
休日なのに、「有意義に過ごせなかった」と自分を責めてしまう。
これでは、ただ休むだけで回復しにくいのも当然です。
だから、不調を立て直すときに最初に必要なのは、いきなり前向きになることではありません。
新しい習慣を増やすことでもありません。
もっと努力することでもありません。
元気な人と同じペースに戻ろうとすることでもありません。
まず必要なのは、自分を削っている負荷に気づき、何を先に減らすのかを決めることです。
頑張る前に、まず減らす
真面目な人ほど、不調になったときにも頑張ろうとします。
運動しなきゃ。
早く寝なきゃ。
生活リズムを整えなきゃ。
前向きに考えなきゃ。
仕事を止めないようにしなきゃ。
迷惑をかけないようにしなきゃ。
もちろん、生活を整えることは大切です。
でも、すでに疲れ切っている人にとって、回復のための行動まで「やらなければならないこと」になると、それ自体が新しい負荷になります。
だから私は、最初から大きく変わろうとしなくていいと考えています。
全部を整えなくていい。
急に元気にならなくていい。
完璧な生活を目指さなくていい。
まずは、1%だけやってみる。
24時間の1%は、約15分です。
15分だけ歩く。
15分だけスマホを置く。
15分だけ不安を書き出す。
15分だけ、誰かの期待ではなく自分の回復を優先する。
15分だけ、自分を責める言葉から距離を取る。
人生を立て直す入口は、100%の努力ではありません。
今の自分にも越えられる、小さなハードルを一つ越えることです。
ココロエクササイズ®とは何か
私が提案しているココロエクササイズ®は、メンタルが落ちても止まらない人になるために、心・体・経済を少しずつ再設計していく実践メソッドです。
強い人になることを目指すのではありません。
落ち込まない人になることでもありません。
いつも前向きで、何でも乗り越えられる自分を演じることでもありません。
人は落ち込みます。
疲れます。
不安になります。
ときには、何もできない日もあります。
大切なのは、落ちないことではなく、落ちたときに自分を見捨てず、少しずつ戻るための道筋を持っていることです。
体が重い日には、体を立て直すための小さな行動を選ぶ。
心が疲れている日には、自分を責め続ける物語から少し距離を取る。
将来やお金が不安なときには、自分の選択肢を少しずつ増やしていく。
心だけでもない。
体だけでもない。
経済だけでもない。
生活全体の負荷を見直しながら、今日の自分ができる1%を積み重ねていく。
それが、ココロエクササイズ®の考え方です。
このnoteは、こんな方のために書きました
このnoteは、特に次のような方に向けて書いています。
休日に寝ても、疲れが抜けない
月曜の朝、体が鉛のように重い
頑張りたい気持ちはあるのに、体が動かない
好きだったことを楽しめなくなっている
何もできなかった休日に、自己嫌悪が強くなる
頭の中で仕事や人間関係の反省会が止まらない
このまま働き続けられるのか、不安になる
休んでも戻らない自分を、弱いと思ってしまう
一つでも当てはまるなら、まず知ってほしいことがあります。
あなたに足りないのは、根性ではありません。
あなたに必要なのは、立て直す順番です。
このnoteで整理すること
このnoteでは、精神科作業療法士としての視点と、ココロエクササイズ®の考え方をもとに、次の内容を具体的に整理していきます。
なぜ、休んでも回復しない状態が起こるのか
自分を削っている生活負荷をどう見つけるのか
不調のとき、最初に何を減らすべきなのか
朝、体が重い日に無理なく始められる1%アクション
調子が悪い日でも崩れ切らないための最低ライン
自分を責め続けず、落ちても戻れる人になるための考え方
3日間で始める「1%だけやってみる」実践プラン
ただ読むだけで終わらないように、各章の最後には、
齋藤からのTips
今日の1%アクション
書き込みワーク
を用意しました。
難しいことを一気に実践する必要はありません。
読んだその日に、一つだけ選んでやってみてください。
大切な注意点
このnoteは、日々の負荷を見直し、生活を立て直すための実践的なヒントをまとめたものです。医療的な診断や治療の代わりになるものではありません。
眠れない状態が続いている。
食事が取れない。
仕事や日常生活に大きな支障が出ている。
強い希死念慮や「消えてしまいたい」という気持ちがある。
そのような場合は、このnoteだけで抱え込まず、医療機関や地域の相談窓口、信頼できる支援者につながることを優先してください。
助けを求めることは、弱さではありません。
自分を守るための、大切な選択です。
まずは、1%だけやってみる
休んでも回復しないとき、人は「もっと頑張らなければ」と考えがちです。
でも、回復は頑張り直すことから始まるとは限りません。
自分を削っているものに気づく。
ひとつだけ減らす。
今日の自分にもできる、小さな行動を選ぶ。
そこから始まる回復もあります。
24時間の1%は、約15分です。
今日、このnoteを読み進めながら、
あなた自身を立て直すための15分を一つだけ見つけてみてください。
強い人にならなくていい。
落ちても止まらない人になればいい。
ここから一緒に、生活を立て直す順番を整理していきましょう。
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