「最強の仕事環境」を作ったはずが、深夜に家族を凍えさせた話
在宅勤務が増え、自宅での作業時間が長くなる中で、もっとお仕事の質を上げる方法はないか?
そう思って最新ガジェットで「最強の環境」を作ったはずが、
家族を危険にさらすことになりました。 効率化の果てに待っていた、
真冬の失敗談です。

1. 最高の環境を求めて。エンジニアが目をつけたのは「空気の質」だった
「家だとなんだか集中力が続かない」
「作業効率を最大化したい」
そう考えたとき、実は原因は根性論ではなく、目に見えない
「室内の二酸化炭素(CO2)濃度」にあるかもしれません。
ある日、そんな内容の記事が僕の目に留まりました。
CO2濃度が1000ppm以上だと集中力低下を招き、眠気も出やすくなる。
CO2濃度なんてまったく意識したことがありません。
これは面白い!
僕の頭の中にひとつの「必勝ロジック」が組み上がりました。
二酸化炭素濃度を常に監視する
数値が一定を超えたら自動で換気扇を回す
空気が入れ替わったら自動で止める
これこそ、家族全員の生活の質を上げつつ、
僕のお仕事も劇的に効率化させる究極のシステムだと確信したのです。

2. SwitchBotを駆使した最強の自動換気ロジックの構築
僕は早速、必要な機材を揃えました。
どれもスマートホーム化には欠かせない精鋭たちです。
SwitchBot ハブ2(システム全体の司令塔)
SwitchBot CO2センサー(温湿度計付)(空気の状態を精密に測定)
SwitchBot スイッチ(ボット)(物理ボタンを押す指ロボット)
構築したシステムは以下の通りです。
CO2センサーが1000ppmを超えると検知
スイッチ1が換気扇の「強」ボタンを自動で押す
5分間、強力に換気を行う
5分経過後、スイッチ2が換気扇の「OFF」ボタンを自動で押す
これで24時間、最高の空気質が保たれるはずです。
設置を終えた僕に、お母さん猫が声をかけました。
お母さん猫: 「またこんな新しいものをつけて。でも、機械に任せきりで
本当に大丈夫なのかしら」
こねこ君とお姉ちゃんは大喜びでした。
こねこ君: 「すごい。お父さん、魔法みたい。勝手にスイッチが動いてる。」
お姉ちゃん猫: 「ねえねもこれ面白いと思う。透明な手が押してるみたい。」
家族の期待を背負い、我が家の「自動換気システム」は華々しく運用を開始しました。
たまに籠って仕事をしていると換気扇が動作をしてあっという間に空気を入れ替えます。
冷たい空気が少し入って、眠気も吹っ飛びます。
僕は大満足でした。

3. 深夜の絶望。お母さん猫の呼ぶ声と、震えながら見たログの正体
事件が起きたのは、導入からちょうど1年が経った冬でした。
わが家には以前、寝冷え対策として導入したモコモコの
「パンダパジャマ」という最強の防寒装備がありました。
このパンダパジャマさえあれば、多少布団をはいでも大丈夫。
そう高を括っていたのですが、この夜の寒さは別次元でした。
深夜2時、お母さん猫の呼ぶ声で僕は飛び起きました。
そこには、寒さで顔をこわばらせ、静かに怒りをたたえたお母さん猫が
立っていました。
お母さん猫: 「……ちょっと、お父さん。外より寒くなってるわよ。
換気扇が猛烈な勢いで回りっぱなしなんだけど、どういうこと?」
慌ててリビングに向かうと、恐ろしい音が響いていました。「ゴーッ」と、換気扇がフルパワーで冷気を引き込み続けています。
最強の防寒着であるはずのパンダパジャマを着ていても、突き刺さるような冷気は防げませんでした。
急いでスマホのログを確認したところ、原因が判明しました。
「ON」を押す方のスイッチは正常に動いたのですが、
その後、「OFF」を押す役割のSwitchBotスイッチのBluetooth接続が、
司令塔であるSwitchBotハブ2と切れてしまっていたのです。
テレビのリモコンが一時的に効かなくなるような状態が、
よりによって「停止」のタイミングで起きてしまいました。
結果として、真冬の深夜に換気扇が全開のまま、誰にも止められず
数時間放置されていたということになります。
お母さん猫: 「こねこ君とお姉ちゃんも、寒くて丸まって寝てたわよ。
システムを過信しすぎじゃない?」
いつもは温厚な彼女の、芯から冷えた言葉と冷たい視線が
僕に突き刺さりました。

4. 最終評価:失敗から学んだ、スマートホームにおける「命の守り方」
僕は深く反省しました。ITエンジニアとして、
お仕事の現場であれば必ず考慮する
「フォールトトレランス(一部が故障しても機能を維持する)」と
いう視点が、自分の家では全く欠落していたのです。
今回の最終評価です。
今回の試み:40点

【お父さん猫コメント】
真夜中に怒っていたお母さん猫の姿は、
リビングに入り込んだ冷気よりも凍りつくほど怖かったです😿
今回の失敗を受け、一旦、冬の夜はCO2が高くても換気扇が自動で動かないように設定を変更しました。
ちなみに、動かなくなった根本原因は単純な「電池切れ」でした。
履歴を見ると数日前から同じSwitchで実行していた
21時の料理換気消し忘れオフも失敗していました(とほほ。)
今後、効率や環境改善を追求する前に、万が一動作しなくても家族の安全が守られる設計を最優先に考え直したいと思います。
反応がないと寂しくて筆が止まりそうになるので、 『読んだよ』の代わりにスキ❤️を押していってもらえると嬉しいです😺

「お父さん猫とこねこ君一家」は、Amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイトプログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。良いものは良い、悪いものは悪いと使ってみた率直な感想をお伝えできればと思っています。
いいなと思ったら応援しよう!
ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました! 「お疲れ様、コーヒーでも飲みなよ」というお気持ちをいただけると、飛び上がって喜びます。頂いたサポートで美味しいコーヒーを飲みながら、また次の記事を書きたいと思います。