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朝露オーケストラとコーラス隊【3つのお題に空想のひらめきを】

ファンタジーに挑戦しました♪
今回は900字と読みやすい長さになってるかと思います😊
よろしくお願いします🙇

🎈お題①:「風が眠る丘」
🐾お題②:「朝露のオーケストラ」
⏳お題③:「世界で一番小さな奇跡」

🍊第59回 3つのお題(ファンタジー)

🎈お題①:「風が眠る丘」

丘に集まった東西南北の風たちが、クルクルと楽しげに回っています。

南風が陽気に言います。

「明日は、久々の休みやで!
 ここんところ吹きっぱなしやったからなぁ〜」

北風は南風を見ながら言います。

「張り切ってたもんな〜。
 吹きすぎやで。
 オレ、押されまくりよ」

東風が笑いながら言います。

「まぁ,今日は自由に吹いて、のんびり寝ような〜!
休み明けもあちこち行かなあかんからな〜!」

西風が頷き、東西南北の風たちは眠りにつきました。

🐾お題②:「朝露のオーケストラ」

次の日のことです。

指揮者のウサギは朝の調べを奏でるために、メンバーのいる丘に行くとびっくりします。

「えっ!?
 朝露コーラス隊、多すぎひん!?」

朝露たちは互いの顔を見合わせながら言います。

「今日は……無風やからかなぁ。
 吹き飛ばされんかったら、ようさんおんねん。
 でも、迫力あるコーラス、お届けできるで!
 さぁさぁ、消えてまうから早く、早く!」

「確かに!」

ウサギは早速、指揮棒をサッと振り上げました。

いつもより迫力のある演奏があちらこちらに響きわたります。

⏳お題③:「世界で一番小さな奇跡」

演奏が佳境に入った時のことです。

朝露コーラス隊が心を一つにして、大合唱をしていると、どんどん大きな水の塊となっていき、最後にはパンッと弾けました。

そして、朝日できらめく弾けた朝露の中から、小さな朝露の妖精が生まれました。

ウサギは、朝露の妖精を見て「え?」と驚きます。

朝露の妖精も「え?」と驚きます。

そして

「なんや、奇跡的に生まれたで!
 よろしく、ウサギさん!」

と、にっこり笑ってウサギに握手をしました。

呆然としていたウサギも、徐々に顔を緩ませて笑顔になり言います。

「こちらこそ、よろしくやで。
 ……朝露ない時でも、コーラスおるんはありがたいわ!」

その次の日から、朝露オーケストラの演奏は朝露妖精のコーラスが入り、格段に良くなります。

目を覚ました風たちは、

「お〜寝てる間に、朝の調べが上達してるやん。
こら、いろんな人に届けなあかんで!」

と言って、あちこちに演奏を届けるのでした。

おしまい。

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