朝露オーケストラとコーラス隊【3つのお題に空想のひらめきを】
ファンタジーに挑戦しました♪
今回は900字と読みやすい長さになってるかと思います😊
よろしくお願いします🙇
🎈お題①:「風が眠る丘」
🐾お題②:「朝露のオーケストラ」
⏳お題③:「世界で一番小さな奇跡」
🎈お題①:「風が眠る丘」
丘に集まった東西南北の風たちが、クルクルと楽しげに回っています。
南風が陽気に言います。
「明日は、久々の休みやで!
ここんところ吹きっぱなしやったからなぁ〜」
北風は南風を見ながら言います。
「張り切ってたもんな〜。
吹きすぎやで。
オレ、押されまくりよ」
東風が笑いながら言います。
「まぁ,今日は自由に吹いて、のんびり寝ような〜!
休み明けもあちこち行かなあかんからな〜!」
西風が頷き、東西南北の風たちは眠りにつきました。
🐾お題②:「朝露のオーケストラ」
次の日のことです。
指揮者のウサギは朝の調べを奏でるために、メンバーのいる丘に行くとびっくりします。
「えっ!?
朝露コーラス隊、多すぎひん!?」
朝露たちは互いの顔を見合わせながら言います。
「今日は……無風やからかなぁ。
吹き飛ばされんかったら、ようさんおんねん。
でも、迫力あるコーラス、お届けできるで!
さぁさぁ、消えてまうから早く、早く!」
「確かに!」
ウサギは早速、指揮棒をサッと振り上げました。
いつもより迫力のある演奏があちらこちらに響きわたります。
⏳お題③:「世界で一番小さな奇跡」
演奏が佳境に入った時のことです。
朝露コーラス隊が心を一つにして、大合唱をしていると、どんどん大きな水の塊となっていき、最後にはパンッと弾けました。
そして、朝日できらめく弾けた朝露の中から、小さな朝露の妖精が生まれました。
ウサギは、朝露の妖精を見て「え?」と驚きます。
朝露の妖精も「え?」と驚きます。
そして
「なんや、奇跡的に生まれたで!
よろしく、ウサギさん!」
と、にっこり笑ってウサギに握手をしました。
呆然としていたウサギも、徐々に顔を緩ませて笑顔になり言います。
「こちらこそ、よろしくやで。
……朝露ない時でも、コーラスおるんはありがたいわ!」
その次の日から、朝露オーケストラの演奏は朝露妖精のコーラスが入り、格段に良くなります。
目を覚ました風たちは、
「お〜寝てる間に、朝の調べが上達してるやん。
こら、いろんな人に届けなあかんで!」
と言って、あちこちに演奏を届けるのでした。
おしまい。
