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ジェネシスの価値を守るために - STEPN GOのラッフルで見えた課題

はじめに

11月10日からMOOARにて「STEPN GO」と「Rabbids」とのコラボによるジェネシススニーカーのラッフルが開始されました。今回は1足9000GMTで200足が抽選販売されました。

しかし、このイベントに対してコミュニティからは賛否両論、というよりほぼ否定的な意見が多く寄せられています。その背景にある構造的な問題をユーザーと運営双方の視点から考察します。そして、ジェネシスの今後の価値をどう守り、育てていくべきか、私なりの考えを述べていきたいと思います。


STEPN GO x Rabbidsコラボジェネシスラッフルの概要

ず、この問題を理解する第一歩として、ラッフルの具体的な内容を把握しておきましょう。ラッフルの概要は以下の通りです。

  • 対象:STEPN GO ジェネシススニーカー (Rabbidsコラボスキン)

  • 数量: 200足

  • 価格: 1足9,000 GMT

  • 期間: 日本時間 11/10(月) 20時~11/13(木) 20時(4日間)

ラッフルページはこちら ↓

特に注目したいのが価格設定です。前々回のSTEPN x PANTONEの価格が13,000 GMT、前回のSTEPN GO x AFAの価格が11,000 GMTだったことを踏まえると、今回の9,000 GMTという価格は低い水準です。

最近のジェネシスのラッフル価格は、直近のジェネシスのフロア価格より少し低い額に設定されることが多いです。つまりジェネシスのフロア価格が徐々に下がっていることを意味します。

ではこれらの開催条件が、なぜユーザーからのこれほど強い反発を招いているのでしょうか。その理由を、次のセクションで詳しく見ていきましょう。

コミュニティの主な不満点

1. さらなる価格下落への懸念

ジェネシスの価格は既に下がっているのに、さらに200足もラッフルすれば、ますます価格が下がってしまうのではないかという懸念があります。

ジェネシスの市場価格が下がったからさらにラッフル価格を下げるということは、ジェネシスの価値がさらに希釈されてしまうという悪循環に陥る可能性があります。

2. 報酬に見合わない投資額

現在ジェネシスを保有していても、得られる報酬(エアドロップ)があまり大きくないという意見も多く見られます。こんな高い金額を払うだけの価値がないのではないか、という声が上がっています。

ジェネシスの価値希釈問題

現在、ジェネシスはSTEPNとSTEPN GOと合わせて、全部で約15,000足が発行されていると思われます。ただ、ユーザー数が増えずジェネシスの需要が高まっていないのに、ジェネシスの発行数だけが増えていけば、1足あたりの価値が落ちていきます。

ジェネシスを持つ最大のメリットは、年に1回程度行われるエアドロップです。このエアドロップで配布されるGMTの総額が一定だとすると、報酬を受け取るジェネシスホルダーが多ければ多いほど、1足あたりでもらえる額は減ってしまいます。つまりジェネシスの価値が希釈されてしまうわけです。

従って既存のジェネシスホルダーにとっては、ジェネシスの数が増えない方が良いのです。そのため不満が出ているのでしょう。

STEPN GOのジェネシスについて

STEPN GOのジェネシスには特に問題があると考えます。

レアリティアップができない

STEPNとは異なり、現時点でSTEPN GOのジェネシスはレアリティを上げることができません。ラッフルのほとんどがコモンシューズなので、もらったとしても、今メインで使っているのがアンコモン以上の人にとっては使う機会がほとんど無いのです。

ゲスト用として貸すこともできますが、既にゲスト用の靴を揃えているゲストが多く、更にゲスト用の靴が増えてもあまり嬉しくないというのが正直なところだと思います。

ゲスト市場の採算性の問題

既に貸し出す人は、レベル19か20まで育てた靴を用意しています。ジェネシスと言っても性能は普通の靴と同じため、今更靴を入れ替えてまでゲストに貸し出すメリットがほとんどありません。

しかも、今のゲスト相場は40%や50%にまで下がっていて、ホストはミントクォーターをもらえる分の価値を含めたとしても赤字です。お金の面ではもうほとんど貸すメリットがないのです。

確かに、貸すことによってエナを早く消化できるので、1日上限エナ数を早く上げられるというメリットはあります。しかし、既に20エナ程度まである人は、これ以上エナ数を増やしても消費できないという人が多いでしょう。

運営側の事情

なぜこのような状況でも運営がジェネシスのラッフルをしたいかというと、1つはラッフルが運営にとって重要な資金調達手段になっているからでしょう。

マーケットでジェネシスや他の靴やアイテムが売買されたとしても、それは二次流通なので、運営が受け取れる額は6%しかありません。例えば1足10,000GMTで売られたとしても、運営に入るお金は6%の600GMTしかありません。残りの9,400GMTは靴を売った人に入ってしまいます。

しかしジェネシスのラッフルは運営が100%受け取ることができます。しかも、NFTの発行自体はほとんど元手がかかっていないので、運営の利益は非常に大きいでしょう。

ただおそらくコラボ先にお金を払っているでしょうから、その資金を回収しなければならないという部分もあるでしょう。

ユーザーからは「200足ラッフルするなら、運営はマーケットからまず200足を買い上げるべき」という意見もありました。

ただこれは運営が資金を出し、それよりも低い額しか収入を得られないことを意味します。それでは運営にメリットがありません。

私の考え:200足は多すぎる

今回のラッフルに関して、私の意見としても200足は多過ぎると思います。今の相場や、上記のジェネシスの特徴を考えても、STEPN GOで多くのジェネシスを発行するのはメリットよりもむしろデメリットの方が大きのではないかと思います。

改善案:機能的メリットの追加

今のSTEPN GOのジェネシスには、機能的なメリットがほとんどありません。資産的メリット、つまりエアドロップをもらうための価値が大半なのです。

そこでジェネシスに機能的メリット、特にゲーム内での性能や価値性能をつけるというのが有効ではないかと思います。

例えば:

  • ジェネシス専用の特別なイベントに参加できる

  • レアリティをアップさせられるようにする(Common → Uncommon)

  • ジェネシスを持っていると何らかの性能が上がる

実際、2184(ガスヒーロー)のジェネシスヒーローのように、通常とは異なる性能を持たせるのも良いと思います。

つまり、ゲームをしてなくても恩恵が受けられるメリットよりも、ゲームをしてるからこそジェネシスを持っている価値がある方が良いと思います。

まとめ

今回のSTEPN GOのジェネシスラッフルに関しては、200足も配らない方が良いのではないかと個人的には思っています。

ジェネシスを保有することによるゲーム内での機能性の追加や、Uncommonへのレアリティアップの機能など、ジェネシスを保有する価値を高めてからラッフルをしたほうが良いと思います。

既存のジェネシスホルダー、そして運営、双方にとってより良い形でのジェネシス展開を期待したいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございます。
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