「つい話しすぎてしまう…」営業でありがちな失敗と、聞き手になるコツ
■ 営業トークで、気づけば“しゃべりすぎて”しまう…
「また、話しすぎてしまったかも…」
商談のあと、そんな後悔をしたことはありませんか?
伝えたいことが多すぎて、つい説明が長くなる
相手がうなずいてくれると、もっと話したくなる
気がつけば、こっちが一方的に話していた…
これは、営業をしていると誰もが一度は経験する“あるある”です。
今回はそんな私自身の失敗エピソードから学んだ、「聞き手になる営業」のコツをお届けします。
■ 失敗エピソード:一生懸命しゃべって、空回りしたあの日
ある日の初回商談。
私は新しいサービスを紹介するため、事前に資料をたくさん準備して臨みました。
名刺交換のあと、さっそくプレゼンを開始。
「これはぜひ伝えたい!」と意気込むあまり、途中で質問を挟むこともなく、ずっと説明し続けてしまいました。
相手はうなずきながら聞いてくれていたので、少し手応えを感じていたのですが――
最後に返ってきたのは、こんな一言でした。
「わかりました。ちょっと社内で検討してみますね」
…その後、音沙汰はありませんでした。
あとで振り返ると、私は“相手の話をほとんど聞いていなかった”のです。
■ なぜ「話しすぎ」が起きるのか?
実は、話しすぎてしまう背景には、こんな心理があります。
沈黙が怖くて、つい口を埋めてしまう
商品の魅力を“全部”伝えないといけないと思ってしまう
話すことで「営業したつもり」になってしまう
でも、営業の目的は「話すこと」ではなく、「相手との信頼を築くこと」。
そのためには、“聞くこと”のほうがよっぽど大事なんですよね。
■ 「3割話して、7割聞く」が信頼をつくる
私がある先輩から教わったのが、この言葉です。
「営業トークは、3割話して7割聞く。
話し上手より、聞き上手が信頼される。」
この考え方を意識するようになってから、商談の空気がガラッと変わりました。
以前よりも相手が本音を話してくれるようになり、
結果的に紹介や受注につながることが増えたのです。
■ 聞き手になるための3つの実践コツ
では、どうすれば“聞き上手な営業”になれるのでしょうか?
私が実践している、シンプルな3つのコツをご紹介します。
① 「今日はお話を伺いたくて来ました」と最初に伝える
→ これだけで「聞く姿勢で来てくれたんだ」と、相手も話しやすくなります。
② 質問をあらかじめ用意しておく
→ 例:「今、採用面でどんな課題をお感じですか?」「どんな方がチームで活躍されていますか?」
③ 相づちと共感のリアクションを忘れずに
→ 「なるほど、それは大変ですね」「確かに、他の企業様でも同じ悩みを聞きます」
■ まとめ:信頼される営業は“引き出し上手”
昔の私は、「いかに上手に話すか」が営業のすべてだと思っていました。
でも今は、「いかに相手の言葉を引き出せるか」が何より大切だと感じています。
営業は、「話す仕事」ではなく、「相手を知る仕事」。
信頼される営業は、話し上手ではなく、“引き出し上手”なんです。
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