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[EXCEL] ネットに流れる万年スケジュール表(万年カレンダー)は、実務で使えるのか? ~インスタの動画を鵜吞みにするなかれ~


【まとめ】
・月を変えると日付が変わるスケジュール表は便利
・ただし、土日の色だけ変わっても実務では使えない
・閉庁日(祝日等)の扱いは課題
・1日1行ではなく、1日3行は欲しい。
・これらは、条件付き書式で対応可能


【説明】
一時期、インスタの動画(リール)で「月を変えると自動で土日に色がつくカレンダー」といったものをよく見かけました(最近はインスタ自体、あんまり見ませんが)。
あるいは「一生使える万年カレンダー」みたいな謳い文句なものも。

月を変えると、色が付く日付も変わるので「インスタ(動画)映え」するのでしょう、複数のアカウントで似たようものを散見します。
大体同じパターンです。
テンプレートがあるのでしょうか。

こんな感じのものです(大雑把な再現)。

左上の「年」と「月」を入れると、
日付が自動で変わり、
土日に色が付きます。

一方で、タテヨコ型のカレンダー(っていうのかな?)。
こういうもの。

いらすとやさんから拝借

これに自動で日付と色が入るものを紹介しているものもあります。
印刷して貼り付ける場合など、これはこれで結構役に立ちます(私は、月曜始まりが好みですが)。

今回は、上のもの(縦一列に日付が入るもの)についてです。

この手のものは、月数からDATE関数で年月日を生成し、また「条件付き書式」で土日に色を付けています。
これらの方法について学ぶにはいい機会だと思いますが、個人的には、実務では使えない(使いづらい)な、と思って見ています。
あくまで、私の観点からですが。

その理由は・・・

1 1日1行では1案件しか入力できない。⇒ 3行は欲しい。
2 色が付くのは日付だけ ⇒ 行全体に色を付けたい。
3 色が付くのは土日だけ。⇒ 土日以外にも休み(閉庁日)はある。
4 月を変えてカレンダーが自動で変わると、入力内容との齟齬が生じる。
⇒ 月数を変えてから内容は消すなら問題ない。

4は、コピーを作って内容は削除、で対応可能です(あるいは「ひな形」を作っておく)。

では、1~3は?
改めて表を見ながら説明すると・・・

1 1日が1行
案件が2つ以上になったら行を挿入する、という手もありますが、面倒です。所属の業務としては、1日に複数案件ある場合がほとんどですから。
最初から3行設けておけば、それで済みます。

2 色が付くのは日付欄だけ
色付けが日付欄だけだと見過ごしやすいので(うっかり者の私には)、行全体に色がついてほしいのです。

3 色が付くのは土日だけ
休みは土日ばかりではありません。
祝日もあります。
祝日は、内閣府の「国民の祝日について」ページで確認して設定する、という方法が載っているものもあります。
これだと祝日も自動で色が付けられます。
ただし、毎年全ての祝日の日付を変えるのは結構面倒です(日付の入力って、結構面倒ですから)。
祝日は、年によって日が変わるものもありますが、一部だけ。
しかも、「月」は変わりません。それを全部打ち直すのは面倒です(内閣府のHPにはCSVもあるので、ペタ貼りすることでの対応も可能です)。
また、「閉庁日」は土日と祝日だけではありません(12/29~1/3)。この対応も必要です。

というわけで、個人的には、この手のカレンダー(スケジュール表)は、私の実務では使えません。
私の希望は、こんな感じでしょうか(大雑把なもの)。

要件としては・・・
・1日3行。
・土日は同じ色でも構わない。
・土日以外の閉庁日(祝日・年末年始)にも色を付ける
・月別でなくていい(1年間通しがいい)。
・冒頭に週数を入れる(週数別に表示・印刷可能に)

こんな日程表を作る方法を順次示していきます。
既に「条件付き書式レッスン」で基本手法を示しているので、思いつく方もいるでしょう。

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