山井泉|戦跡紹介|沖縄県島尻郡八重瀬町富盛|歴史
名称:山井泉
住所:沖縄県島尻郡八重瀬町富盛
解説:八重瀬岳の麓にある井戸跡。
第24師団第1野戦病院に配置されていた「白梅学徒隊」が水を汲んだ場所とされる。
沖縄戦時、沖縄県立第二高等女学校の女子生徒が第24師団第1野戦病院という部隊に動員されました。
彼女たちは看護補助として配置され、患者の食事や排泄の補助、手術の補助、死体の処理など様々な仕事を行いました。
彼女達が働いた八重瀬岳の「第24師団第1野戦病院」の壕では水を手に入れることが出来なかった為、約400mから500m離れた井戸まで水汲みに行きました。
この井戸が「山井泉」と呼ばれています。

壕内では大量の水を使用するので、一日に何往復もしたそうです。
この水を汲んでいる間にも「鉄の暴風」とも呼ばれる艦砲射撃が飛んできます。
たかが「水汲み」といっても命がけの作業でした。

井戸の一辺は大体1.5mくらいの大きさです。






元白梅学徒隊の方の証言動画を見ると、「気分が落ち込んでもみんなで歌うと元気が出た」とおっしゃていました。
この井戸でも励ましあいながら歌を歌っていたのかもしれません。
