パニック発作起こしたら芋づる式にADHDとASDと躁鬱がわかった話
パニック発作を起こしたら、芋づる式にADHDとASDと躁鬱がわかった。
そういう話をします。
コロナで世界中がパニックになってたあの頃、わたしも割とちゃんとパニックになってた。
仕事の都合で外出してて、出先で熱はかったら38度超え。先輩たちに「すみません、もしかしたらやばいかもなんで直帰します!」って告げて、一人で帰り道を歩き始めたんだけど。
「コロナかも」って思った。
「喘息持ちだし死ぬのかも」って思った。
そしたらざわざわと、胸のあたりから変な感じがはじまって。
駅のホームに着いたらうろうろが止まらなくなった。電車に乗ってもうろうろしちゃって、貧血かなあと思って一駅で降りて、駅員室で事情を説明して休ませてもらった。
そのとき、もう熱はなかった。あの38度なんだったんだ、ほんとに。
30分ごろごろしてても一向に落ち着かない。ずっとざわざわそわそわ気持ち悪い。動悸と過呼吸が止まらない。なにもないのにトイレと往復する。
1時間くらい経った頃、「どうします?救急車呼びますか?」って言われて、すごい迷った。迷ったけど、もう無理だと思って「お願いします」って言った。
コロナ禍でどこもかしこもベッドが全部埋まってるような状況だったのに、ちゃんと迎え入れてくれた外科の先生、本当にありがとうございます。抗不安薬を一錠もらって、当時の彼氏が職場から飛んできてくれて、なんとか一緒に帰った。
翌日もだいぶしんどかったっていう話
翌日、なんとか会社にたどり着いた(電車の中で相当やばかったけど)。
でも職場のデスクにいられなくて、ずっと外をうろうろしてた。先輩に電話して「すみません体調がバチクソ悪いので荷物もって降りてきていただけないですか……」って言って、そのままタクシーで近くのメンクリに向かった。
このタクシーの話をさせてほしいんだけど。
運ちゃんが新人さんだったらしくて、「ぼく新人で〜」ってめっちゃ話しかけてくるんですよ。こっちはしにかけてんのに、なんか相手しちゃって、それで悪化して途中下車して30分歩くはめに。
でまあ、メンクリで「これパニック発作ってやつですか?」って聞いたら「まあたぶんそうでしょうね」みたいな返答をもらって、話だけ聞いて帰った。
実は、鬱で一回倒れて一ヶ月休職してしばらーく経った後だった。
そのときは精神薬が怖くて投薬治療してなかったんだけど、パニック発作があまりにも恐怖体験すぎて「もうこれはあかんわ」と思って、自宅に近いメンクリで投薬治療を始めることにした。かかりつけにしたのは、ネットで検索したら上位にバンバン出てくる、評判のいい有名なメンクリだった。
鬱状態の気分を上げるお薬(レクサプロ)と、パニック発作を抑える頓服をもらって、普通に仕事を再開した。
ただ、その後すぐコロナ禍でリモート中心の生活に変わって、電車に乗らなくなったのでパニック発作は起きなくなった。
起きなくなったけど、集中できない日が続く。なんも手につかない毎日。最低限やることをこなすので精一杯、みたいな。
新部署への異動と、謎の17時からの覚醒
そんな中、新しい部署が立ち上がるのでそこに来てくれないか、と声をかけていただいた。
おもしろそうだったので承諾した。今いる部署も好きだったから名残惜しかったけど。
異動して出社が始まって、体力も気力もギリギリ。けど仕事は楽しいのでやりたい。頭と体がぐちゃぐちゃのまま仕事を続けてた。
そしてあるループが始まった。
朝頓服飲んで電車乗って出社→頓服の副作用の眠気が去ってもやる気が全然出なくて何も手につかない→罪悪感えぐい→17時ごろになってようやく仕事に乗ってきた!→定時が来てしまう。
これが毎日。
さすがにこれを長期間やると迷惑をかけすぎる。申し訳ない。もう一回ちゃんと休むか……となって、半年間休職することになった。
休職中、元気が出てきたタイミングでVtuberを始めてみたり、動画編集の練習をしたりして、色々スキルを磨いてた。
ただ、1日ずっと活動するのは難しい。週5で活動するのも無理。とにかくだるい、動きたくない。
と思ったら、めっちゃ動ける。
この繰り返し。
病院はずっと通い続けてて、「鬱ですねえ」の診断のみ。ADHDの過集中とか衝動性とか気になる症状が色々あったから、自分で調べたり先生に相談したりして、「この薬試してみたいです」→「いいよ」、みたいな感じで自分の体で人体実験を始めてた。これが効いたらわたしはADHDだな、みたいな判断材料になると思って。
薬の話(あくまでわたし個人の話なので参考程度にどうぞ)
ADHD薬を試したときの話をするけど、これはほんとに個人差がでかいので参考程度に読んでください。
インチュニブ→効果なし。
ストラテラ少量→効果なし。
ストラテラ、このくらいから効果が出始めると言われた量(40mg前後)→とんでもなく無気力になった。頭の中は穏やかになったんだけど、その延長でなぜか希死念慮が出てきて、即投薬終了。
わたしはまあおそらくADHDなんだけど、ほどよく効果のある薬は見つからなかった。じゃあもうこの特性とうまく付き合っていくしかないな、と確信したわけです。コンサータは試してない。飲むほどじゃないかな、と思ったので。(ちなみにごく最近、ちゃんとADHDとASDの診断をして「傾向あり」とだけ言われたっていうまた中途半端な感じでした)
鬱の薬であるレクサプロを飲み続けてたけど、効果があんまり感じられなくて。そこで「わたしもしかして躁鬱なんじゃないか?」と自分で思い始めて先生に相談してみたら、ラミクタールを処方してくれた。
(後から転院先の主治医に「この薬の飲み合わせ意味わかんないですね」って言われてレクサプロとはお別れすることになるわけなんだけど。)
そうこうしているうちに、休職期間が限界に達した。これ以上休めない、退職するしかない、という状況になった。
転職してもきっとまたまともに働けない。でもスキルはある。じゃあ独立してみる……?
わくわくと不安が混じった状態で当時の彼氏に相談したら、「無理」と即答された。
あー、この人はわたしのこと応援してくれないんだな、と思って。色々積み重なってたこともあって、それがきっかけでお別れすることにした。
別れるタイミングで別の人に告白されてお付き合いを始め、引越しをして、病院も転院することになった。
転院先の主治医、めちゃくちゃよかった
転院先で言われたのが、「紹介状には躁鬱の疑いありって書いてあるけど、まあたぶん躁鬱だろうね。薬もよくわかんないことになってるから整えよう」。
これ。
この一言。
この主治医のおかげで、色々と快方に向かっていくことになる。
前のメンクリは、ネットで検索すると上位にヒットするような有名なところだった。評判もすごくよかった。信頼しきってた。でも、それだけじゃないんだなあと痛感した。
違和感を抱えたまま通院してる人がいたとしたら、主治医はころころ変えてもいいかもしれない。しらんけど。
レクサプロをやめ、ラミクタールを中心に、今はエビリファイ(ASDの易怒性が抑えられる、めっちゃ少量)、あとメイラックス(外出が増えてパニック発作が起きがちだったので)。アレルギー薬も加えてここ数年は落ち着いてるので、たぶんこのまま飲み続けると思う。
そこからまた彼氏と別れ(別の記事に書いてる50万円相当をパクってった例の男です)、引越しして、主治医も変わったわけなんですが。もう薬が安定してるので、今の通院は「調子どう?」「変わんないっす」「じゃいつもの出しとくね」で毎月終わる。
めちゃくちゃ楽。
前の主治医には感謝しかないので、ちゃんとGoogleレビューに長文書きました。
で、何が言いたいかというと
まとめると、こんな話です。
コロナ禍にパニック発作を起こして、救急車に運ばれた
そこから投薬を始めて、鬱・ADHD・ASD・躁鬱と芋づる式に診断がついていった
ADHD薬は体に合わなくて、薬での改善は諦めた
評判のいい病院に通い続けてたけど、転院したら「薬の飲み合わせ意味わかんない」って言われた
良い主治医に出会って、ようやく安定した
特性を活かして働く方向に舵を切って、今はフリーランスで生きてる
こんな感じでした。長くなっちゃった。
最後にちょっとだけ、まじめな話をしておくと。
病院に行くのは大事。ほんとに。
ただ、精神科とカウンセリングってまったく別物なのに、混同してる人が多いせいでGoogleレビューで「話を聞いてくれなかった」「薬しか出さない」って怒ってる人がいる。精神科は基本的に投薬が主軸なので、そこに「話を聞いてほしかった」を求めると、評価がバグる。気になる病院のレビューが低くても、ちゃんとコメントの中身を読んで判断してみること。
合わないなと思ったら、主治医を変える決断をしていい。
あと、自立支援は絶対に申し込んでほしい。長く付き合っていく病気だったりするから、少しでもお国に助けてもらっていこう。医療費が1割になります。マジで申し込んで。
わたしの友達は明らかな統合失調症なのに鬱の診断しか出さない医者にかかって10年溶かしたらしいぞ。主治医選び、大事です。
今のわたしがなんでそこそこ元気かっていうと、投薬で落ち着いてるのはもちろんあるんだけど、ADHDの衝動性と多動(わたしの場合は思考がクソ多動)を逆に活かして仕事できる環境を自分で作ったからだと思ってる。薬が効かなかったし合わなかったから、もうポジティブに使っていくしかないと決めた。開き直って社不の道をたどった、というか。
今ではぐうたらしつつも過集中を使って1日数時間は200%のパワーで働き、たまに躁転と衝動性ががっちゃんこして300%になり、反動で何も手につかない、みたいな生活を送ってます。今はだいぶコントロールできてきたので、昔みたいに1ヶ月丸ごと反動で動けないとかはなくなったけど。
ご迷惑をおかけすることも多いけど、それでも一緒にお仕事してくださってるクライアントの皆さんには本当に頭が上がらない。こんなイカれポンチに仕事を依頼してくれてありがとうございます。これからも一緒に楽しくいいものを作っていきたいです。
大丈夫、なんとかなる。
みんな元気に楽しく生きような。
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よろこびます。