教養ある話し方。
品格を問う本もある
教養本も山のように
読んでる人も
きっと
多いに決まってる
しかし
本当の教養や品格って
なんだろう?
4~5人集まり
語り合い
叔母さまたちは
お茶会を楽しみ
ボクや
集った仲間の
子供たちも
まわりに
たくさんいる
自宅の庭を
駆け回る
お茶菓子が
目当てのボク
いろんな会話が
聞こえてくる
1人の人が
物知りのようで
それぞれの
会話の途中
それを遮り
割り込み
「あぁそれ知ってる」
「それはね・・」と
知識をひけ散らかし
まわりから
「いけ好かない感じだ」と
思われてることすら
思いついてもいない様子
どんどん
ハイテンション
「あらあ?ご存じなかったの?」
「その程度のこと
どなたでもご存じかと」
まわりの皆さんが
どんどん
口数少なく
そのうち
1人の人が
「まるで
大学教授のようですね」と
嫌味をいう
また、ある人は
「まるで
医師のようですね」と
さらに嫌味を重ねる
ご本人は
褒められてると
感じるのか
「そうなのよー」
「よく言われるの~」と
鼻歌混じり
ケーキも紅茶も
無くなるころ
お開きになり解散
しばらくすると
ひとり、またひとりと
出戻ってきた
「★★さーん
お茶飲みなおしてもいい?」
叔母さまは
「え?どうしたの?」と
迎え入れる
教養自慢の人以外
戻ってきて
反省会になった
「仲間外れにする
つもりはないけど
話しずらいのよね」
「自由に話ができなくて
付き合いづらいの」
「反対の意見など
聞く耳ないみたいだし」
「違うこというと
容赦なく反論される」
叔母さまはしばらく
考えてから
「わかったわ
次回から
今まで通り
フツーにお誘いして
今回のような
状態なら
その場で私が
注意してみる
怒らせちゃうかもだけど
云うだけいってみて
相手の考えも聞きたいし
直るなら
直してほしいから」
一同、
ギョッとした顔したが
自然な流れを
選択したいからと
賛同してくれ
そこで
おひらきになった
ボクは叔母さまって
怖いもの知らずだなって
感じた
叔母さまに
なんとなく聞いてみると
チラッとボクをみてから
「大人になると
いろいろあるのよ」
っていいながら
ブッとした顔でお勝手で
お料理のまわしをしてた
ソファーにいた
おじいちゃまが
「子供みたいに
喧嘩したほうが
早いけどな」と
つぶやく
ボクは全く理解できずに
叔母さまの隣に立ち
お勝手の準備を
手伝いながら
尋ねると
「教養ある人はね
何を言ったらいいのか
今何を話すべきか
「時」や「場面」を感じ
話をするの
知ってることを
自慢気に何でも話すことは
「教養のない」行動なの
『わたしはこんなに
知っています!』
『どうだ!すごいでしょ!』って
誰も聞きたくなくなる
ただ、
知り合いの人に
「あなた教養ないわね」
とは言い難い
でもね
心の中で全員で
「いやだな」って
共有して
思い続けることは
みんな
ストレスだと思うんだ
だから
話してみる
その時は
喧嘩になるかもだけど
ちゃんと
理解してくれる日が
きっとくるわ
そもそも
悪い人でもないから
仲直りできる
その時まで我慢
パコちゃんには
まだ難しい話かなぁ」
叔母さんは
湯気の上がる鍋を
流しのザルに
移しながら
ほうれん草を
ギュっと絞った
大人って大変だな
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