採用コストゼロ大作戦。素人が「走る広告塔」になる無茶な野望を、社長にぶつけると決めた日
言い出しっぺの憂鬱。仲間を巻き込んだ「あの日の選択」
「やっちまったかもしれない…」 夜な夜なパソコンの前に座り、ため息をつく。 1ヶ月前から温めていた、ある無茶な野望。 それは、地元のマラソン大会に会社を背負って出場すること。
求人採用には莫大なお金がかかる時代。 人事部の嘆きを聞いて、つい言ってしまったあの日。 「私たちが走る広告塔になって、採用コストを下げますよ!」 勢いで口に出したものの、今になってプレッシャーが押し寄せている。
無茶な提案に、2人もの仲間が賛同してくれた。 彼らの期待を裏切るわけにはいかない。 上司の了承は得た。残る壁は、社長の承認のみ。 エントリー開始の7月6日が、刻一刻と迫っている。
群れの論理と採用。待つだけの時代は終わった
動物の群れには、リスクを冒して外の世界を探索する役割がいる。 安全な場所や、新しい仲間を見つけるための「偵察隊」だ。 今の採用市場も、まさにこの群れの論理と同じだと感じている。 待っているだけでは、新しい仲間は決してやってこない。
昔のように、ハローワークに求人を出せば人が集まる時代は終わった。 だからこそ、私たちが自ら外に出て、会社の魅力をアピールする。 「こんな面白いことをしている会社があるよ」と。 マラソン大会は、まさに絶好のアピールの場になるはずだ。
環境を変えたいなら、まずは自分たちが動くしかない。 構造的に採用が難しいなら、新しい導線を作る。 精神論で「頑張って人を集めよう」と言うのではなく。 身体を張った、超アナログで計算された戦略なのだ。
完璧な計画と、震える私の泥臭い本音
会社のメリットも、コストも、すべて計算し尽くした。 理屈の上では、デメリットなんて見当たらない完璧な計画だ。 それでも、いざ社長の顔を思い浮かべると心臓が跳ね上がる。 「本当に走り切れるのか?」「笑われたらどうしよう?」
保育現場でも、新しい行事を提案する前日はいつもこうだった。 子どもたちの笑顔を想像してワクワクする反面、 「ケガはないか」「失敗したら…」と、不安で眠れなくなる。 大人になっても、かっこよくなんて決められない。
完璧じゃない私に、仲間が手を差し伸べてくれた。 だからこそ、彼らを巻き込んだ「あの日の選択」が間違っていなかったと信じたい。 震える足のまま、泥臭く社長室のドアを叩こうと思う。 信じてついてきてくれた彼らのためにも。

あなたならどうする? 決戦の前のルーティン
いよいよ、社長への直談判の日がやってくる。 不安で逃げ出したくなるけれど、自分で言い出したこと。 子どもたちにも「挑戦することの大切さ」を教えてきたのだから。 まずは私が、その背中を見せなければならない。
みなさんは、大きな提案や決断をするとき、緊張しませんか? 私は緊張すると、つい早口になって噛んでしまうのが悪い癖です。
Q. 大事な場面の前、あなたはどっち派ですか?
A:何度もシミュレーションして準備万端で挑む!
B:とりあえず当たって砕けろの精神で突撃する!
最近あった、ちょっとした「緊張したエピソード」と一緒に、 ぜひコメント欄で教えてくださいね。 皆さんの体験談を読んで、社長室へ向かう勇気をもらいたいです。
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