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姿勢チェックの精度が上がる「骨のランドマーク」とは?

こんにちは!
スモールジム ペインフリー代表トレーナーの高橋です。

姿勢評価において重要なのは、「なんとなく見る」のではなく、明確な基準を持って身体を観察することです。

特に臨床やトレーニング現場で再現性の高い評価を行うためには、骨のランドマークを基準にすることが欠かせません。

今回は、肩甲骨と骨盤の位置を判断するための基本ポイントを整理していきます。

肩甲骨の位置評価の基準

まず肩甲骨の評価です。肩甲骨は背中の上に浮いている骨であり、その位置や角度によって姿勢や肩の機能に大きな影響を与えます。

重要な指標の一つが「高さ」です。

肩甲骨の上角は第2胸椎棘突起、下角は第7胸椎棘突起に位置するのが基本とされています。

この位置関係がズレている場合、肩甲骨の挙上・下制の異常や、左右差の存在を疑うことができます。

次に「回旋」です。肩甲骨は完全に正面を向いているわけではなく、前額面で30〜40°ほど内旋しているのが正常です。

この角度が崩れると、いわゆる巻き肩や肩甲骨の外転・内転の異常につながります。

さらに「外側への位置」も重要です。背骨の正中から肩甲骨内側縁までの距離は約7cm、指でいうと4〜5本分が目安です。

この距離が広がっている場合は前鋸筋や小胸筋の影響、逆に狭すぎる場合は菱形筋や僧帽筋の過緊張などが考えられます。

骨盤の位置評価の基準

次に骨盤です。骨盤は姿勢の土台であり、ここが崩れると全身に影響が波及します。

まず触診の基準となるのが腸骨稜です。腸骨稜は第4腰椎と第5腰椎の間に位置しており、腰椎の高さを推測する重要なランドマークになります。

続いて上後腸骨棘(PSIS)と上前腸骨棘(ASIS)の位置関係です。上後腸骨棘は上前腸骨棘よりも指2〜3本分上に位置するのが一般的です。この高さ関係が逆転したり、大きくズレたりしている場合は骨盤の前傾・後傾の異常が疑われます。

そして最も重要なのが「ニュートラルポジション」です。上前腸骨棘と恥骨を結んだ三角形が床と平行、つまりフラットな状態が理想的な骨盤のニュートラルとされています。この状態を基準に、前傾しているのか、後傾しているのかを判断していきます。

姿勢評価で大切な考え方

これらの指標を使うことで、「どこがズレているのか」を明確にできます。

しかし大切なのは、単にズレを見つけることではありません。

・なぜそのズレが起きているのか
・どの筋肉や感覚入力が関与しているのか
・そのズレがどんなストレスを生んでいるのか

ここまで考えることが、評価から改善へとつながる重要なステップです。

まとめ

肩甲骨と骨盤は、姿勢評価における非常に重要なポイントです。

肩甲骨では「高さ・回旋・外側距離」、骨盤では「ランドマークの位置関係とニュートラル」を基準に見ることで、評価の精度は大きく向上します。

感覚ではなく「基準」で見る。

これができるようになると、姿勢評価は一気にクリアになります。

現場での再現性を高めるためにも、ぜひ今回のポイントを日々のチェックに取り入れてみてください(^^)


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