地雷を踏んだらサヨウナラ(写真書簡集・一ノ瀬泰造・アンコールワット)
2001年9月にカンボジアのアンコール・ワット遺跡を再び訪れました。
この本(文庫版)に出会い、映画を鑑賞して、アンコールワットに魅入られてしまい、いてもたってもいられなくなったのが再訪の理由でした!
※一部、戦闘中の画像が含まれます
戦場カメラマンは、紛争地帯や戦場に直接行き、そこで起こっている出来事を写真や映像に記録するジャーナリストです。戦争の現実や人々の苦しみ、勇気などを世界に伝える重要な役割を担っています。
銃撃戦や爆撃に巻き込まれる危険性はもちろん、地雷や不発弾、誘拐、テロなどのリスクも常に存在します。
一ノ瀬泰造(いちのせたいぞう)さんは、佐賀県立武雄高校から日大芸術学部写真学科を卒業し、UPI通信社東京支局を経て、1972年にフリーの報道写真家としてインド・パキスタン戦争の現場に向かいました。その後は、各地を巡りカンボジア内戦やベトナム戦争の激戦地などを撮り続け、26歳で1973年にカンボジアで敵対勢力下のアンコールワットに単独潜入し行方不明となり、9年後に同国内で遺骨が発見されました。
この本は、1978年に『地雷を踏んだらサヨウナラ 一ノ瀬泰造写真・書簡集』として出版され、1985年に講談社から文庫化されています。
家族や友人との手紙、仕事関係の手紙、日記や戦場のレポート等を中心に構成され、彼の撮影した沢山の写真が掲載されています。
本のタイトルは、アンコールワットに潜入する直前、友人宛ての手紙に、「旨く撮れたら東京まで持って行きます。もし、うまく地雷を踏んだら、サヨウナラ!」と書いたことによります。1999年に浅野忠信さん主演で映画の題名にもなりました。

掲載された書簡から、伝記や小説ではないリアリティーが伝わってきます。現場の空気感と、彼の希望と憧れ、焦燥と怒り、楽観と諦め、その他もろもろの感情が生々しく伝わってきます。
なんとしても、一番乗りでアンコールワットをクメールルージュ(反政府勢力・ゲリラ)付きで撮影しなければ~との意気込みがすごいです。
写真展で購入したポストカードを一部引用させていただきます。



戦闘中の激しい写真も多いですが、現地の人々や兵士の日常と笑顔の写真がとても印象に残っています。実質2年の戦場カメラマンとしての活動でこれだけの写真を残しているのはすごいことだと思います。

映画で主演された浅野忠信さん、一ノ瀬泰造さんにそっくりですよね!
秋山真之中佐と本木雅弘さん並みにうりふたつです。↕
実は、浅野さんの生年月日は 1973年11月27日で、一ノ瀬泰造さんが亡くなった日か、一日違いであることが伝えられています。
ものすごい特別な縁ですね~



上の写真「憧れのアンコールワットへつづく道」の場所を真剣に探していて、早朝にバイクタクシーのお兄ちゃんと探しまくってたどり着きました。ちょっと近いかなと思いましたが大感動しましたよ!
モノクロフイルムカメラで撮影しているのは、一ノ瀬泰造かぶれデス~
えっ、今ですか?はい、iPhone専用の私です!
カメラほしい
てことで、アンコール遺跡編に続きますです。
ご覧いただき、ありがとうございました。
