風薫る、うりずん
GW前に釣りキャンプ行ったろ! って思ってたんですが、日曜は雨。
月曜は快晴。
うーん、日帰りで釣り行こうかな、と思ってたら妻が
「温泉行こ!」
えぇ・・・ (だるいんで遠くまで行きたくない)
じゃ、近場で日明の湯かコロナの湯か、シーサイドスパ行って風呂上がりにマンガ読みながらビール飲むとかアイス食うとかどうすか?
「近すぎてやだ! 知り合いとかいたらどうするん?」
こんにちは、って言っとけばええやん・・・
じゃ、大任の道の駅で1億円のトイレとやらを見て温泉入って、田川の美術館行ってチロルチョコアウトレットショップ行って大人買いとかどうです?
「田川行ったら輩に絡まれるんやない? でも一億円トイレとチロルショップは気になる!」
・・・北九州だって、たいがいイメージは良くないですよ?
田川の人だっていい人いるんですよ?
「大任からすぐ英彦山があるやん。ホテルもあるよ? 神社行ってホテルで日帰り温泉入ってランチ食べるのどう?」
うーん、じゃ、そのへんで手を打ちますか。
英彦山は北九州から近いんですけど、行ったこと無いです。
通過して峠を登って、東峰村にキャンプで入り浸ってました。
山岳信仰と修験道の聖地、って知識だけはあったんですが、調べてみると奥が深い。
英彦山神宮のご祭神は天忍穂耳命。天照大御神の子供なので日の子、日子山、から彦山になって、江戸期に霊元法王から「英」をつけとけ、ってことで英彦山になったんだとか。
修験道ってなんぞや、って話ですが、験を修める、すなわち超能力を得る修行をする、ってことで、山伏の最終形態は天狗さまらしい。
空飛んだり、不治の病を治すらしいです。
昔の日本人、とんでもねぇな。
もともとは古来の山岳信仰から、仏教としての開山は飛鳥時代だそうで、仏教、修験道、陰陽道、山岳信仰、とハイブリッドで栄え、戦国期に幅を利かせた僧兵にブチ切れた豊後の大友氏による寺領の焼き討ちで壊滅。江戸期に豊前領主に入った細川氏や肥前鍋島氏の寄進により再生。最盛期は江戸時代で一大宗教都市だったそう。
明治の神仏分離で英彦山神宮として残り、山伏は離散。仏教施設は破壊。
昭和50年代くらいまではスキー場や温泉施設があって栄えてたそうですが、今は見る影もない寒村。
栄枯盛衰。諸行無常。
苔生した無数の坊の石垣だけが侘しく残っています。

山登りはだるいので、スロープカーで行きます。往復700円。

ジェットコースターっぽい。でもスロープカーはゆっくり走ります。

終点は神駅。
すぐそこに英彦山神宮があります。

神宮にお参り。
福岡県内で神宮、って言うのはここだけみたいです。
近くに八幡さまの本宮、豊前国一宮の宇佐神宮があるけど、大分県です。

新緑に社の朱色が映えます。
英彦山神宮は山頂に向かって下津宮、中津宮、上津宮があって、上に行くごとに鎖を伝って崖上ったりのガチ登山らしいんですけど、行けるとこまで行ってみることにします。

だんだんアクロバティックな道になっていきます。

下津宮に到着。
・・・今日のところはこのへんで勘弁しといたろ。

振り返るとなかなかの眺望。
山頂まで行くとすごいんでしょうけど、ぼくもう充分よ?
おなかへったし降りましょう。

新緑と爽やかな風。
じんわり火照った体が涼んでいきます。
この季節って気持ちいいんですよね。
梅雨に入る前の、沖縄でいう、うりずん(初夏の爽やか)の季節。

終わりかけだったけど、シャクナゲが咲いてました。
写真がへたくそでよくわからん。

山伏記念館? とかいう建物の前に庭園がありました。
平日だったこともあって残念ながら閉まってて入れず。
・・・キャンプ場として開放してくれませんかね?
ホテルに到着。
そばを食べて(味は普通)

温泉はなかなか良かったです。
平日で人も少ないし。
お肌すべすべ。
英彦山周辺の新緑は、ほぼほぼ紅葉でした。
秋になったらまた来てみようかな。
帰り道。
田川バイパスをノーヘルの原付がナンバー外して堂々と走ってました。
・・・昭和かな?
これが、田川クオリティ。
来週はもうGW。
釣り、、、 って思ってたけどキャンプ場に予約入れました。
愛用してたツーリングドームをキャンプ初心者の知人に譲ることになり、設営撤収方法をレクチャーする予定。
その翌週に阿蘇に友人たちとキャンプに行く予定らしく「自分のテントに泊まれる!」と喜んでました。
雨予報らしいけど、天気になると期待して。
