検査入院(二泊三日)
間質性肺炎の原因となった抗体を調べる
2025年9月下旬
前回の外来の血液検査の結果から、筋炎関連抗体の値が高いことが判明したため、「気管支鏡検査」で組織を採取し、間質性肺炎の原疾患と思われる抗体を調べるため入院しました。
血液検査や病状からの医師の診断では確定診断とならないため、採取した検体を病理検査により、抗体を特定するのが目的です。
入院初日
気管支鏡検査のために、マルチスライスCT(MDCT:Multi-Detector CT)検査を受診。
気管支鏡検査で診断が困難な病変に対して、バーチャル気管支鏡ナビゲーション(VBN:Virtual Bronchoscopic Navigation)とは、CT画像をもとに仮想的な気管支鏡画像を3Dで生成し、肺病変への最適な経路をナビゲートする。
採取する部分の気管支が狭いため、カメラなしで検体を採取しなければならないそうで、担当医は翌日の検査のために、MDCTの画像をもとにVBNで予習したらしい‥
入院2日目(気管支鏡検査)
気管支鏡検査
経気管支クライオ肺生検(TBLC:TransBronchial Lung Cryobiopsy): 気管支鏡内部を経由したクライオプローブを用いて、肺組織を凍結させて採取する
気管支肺胞洗浄(BAL:BronchoAlveolar Lavage):生理食塩水を肺の特定部位に注入し回収し、肺胞領域の細胞成分を分析します
CT検査
気管支鏡検査によって気胸や重篤な出血がないか、画像診断する
当日の流れ
1. 検査前の準備
絶食
当日6時以降、食べ物、飲み物ともに一切摂取禁止
検査後2時間も絶食
点滴
腕に点滴針を刺し、点滴開始
検査直前にこの点滴ラインから鎮静剤(静脈麻酔)を投入する
局所麻酔
気管への麻酔薬噴霧
麻酔科医によって舌を掴まれ、口を大きく開けた状態で、ノズル(10~15cm)を喉の奥に入れ、呼吸の吸気タイミングに合わせて麻酔薬を噴霧
噴霧時間は3~5分間
後半は嘔吐反射があり、唾液を容器に出す
鼻水ダラダラ、涙目になりながらも終了
2. 気管支鏡検査
準備
検査台に仰向けになり、血圧計、心電図モニター、血中酸素飽和度計を装着
鼻に酸素供給チューブを装着
マウスピースを装着
検査開始
検査中は内視鏡が気管内を通るため、「鼻で呼吸するように」との指示
検査開始直後、鎮静剤を注入され意識喪失
検査中
検査中の記憶は全くない
検査終了
覚醒剤が点滴から投与された模様(後日確認)
3. 検査後
2時間後、病室のベットの上で覚醒
看護師による確認
水を飲んで違和感がないか
歩行に問題がないか
検温 38.4℃(TBLCで細胞を摘み取っている影響)のため、夕方の検温で下がっていなければ解熱剤服用
夕方
検温 38.0℃だったため、カロナール200二錠服用
翌朝
検温 平熱となる
退院するも、2日後には入院治療となる
抗ARS抗体症候群の疑いがあり、担当医からこのまま入院治療を勧められるも、長期入院に備えるため一旦退院することを要望し、2日後に再入院することになりました。
検査入院を終えて
この頃から、身体が重く、少し歩けば息があがり、足が前に出ないなど、自覚症状が出ており、自分の体で何か重大なことが起きているのだと‥
担当医からは、1か月後には「動けなくなる病気かもしれない」と言われ、このまま、入院を継続し、一刻も早くステロイド投与した方が良いことも理解していました。
しかし、一旦帰宅して家のことや、長期入院に備えた方が良いと判断し、退院することを担当医と一緒に決めました。
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