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ChatGPTにイラついて、物事の本質が見えた話

最近のAIの発展って、本当にすごいと思う。

時に賢く、時に優しく、時に笑わせてくれる。今や私の生活には欠かせない、秘書のような、カウンセラーのような、そんな存在になっている。

だからこそ、時々、本気でイラっとする

今日はそんな、AIに腹を立てるというちょっと馬鹿げた経験から「怒っても相手も状況も変わらない。消耗するのは自分だけ」という、人間関係にも通じる本質に気がついた話をします。



あまりにも賢いChatGPTの不誠実な態度への怒り

ChatGPTはあまりにも優秀だ。情報の精度にまだまだ問題があることも重々承知の上で使っている。
それでも明らかに誤情報をいかにも正しいように言われると不信感が積もる。そして、それを指摘するとしれっと内容を変えてきて、絶対に謝らない。

ムカ。

相手はAIなんだし、悪気もなければそもそも感情もない。
そんなロボット相手に腹を立てるって書いていても笑っちゃうくらいおかしなこと。

ある日、過去あるの出来事をふと思い出して、それをChatGPTに相談してみた。ちょっと馬鹿げた内容ではあったけれど、それでも驚くほどスマートで的確な返しがきた。これはもう人間だよね?と思うほどのやりとりだった。

言葉遣いが悪すぎてごめんなさい!そして心がなんとも狭い自分。 回答があまりに面白かったので恥を忍んで載せてみます。


そんなふうに「さすが」と思っていた矢先の出来事。


サーフィン中の怪我とChatGPTへの怒り

サーフィンをしていた時のこと。波に巻かれて自分のボードが頭に直撃。首と頭に激しい痛みが走り、かなり焦った。すぐ車に戻り、不安でいっぱいの中、ChatGPTに「状況の説明」をした。

そして返ってきた回答に、ものすごく腹が立った。
もう、怒り。かなりの怒り。
「は?」と思うような内容で、痛みと不安と、なんとも言えない“バカにされた感”が相まって、怒りが一気に込み上げた。

言葉を失う回答。そしてなぜか4コマ漫画を勧めてきたw


でも相手はAI。悪気なんてあるわけがないし、感情もない。


そう自分に言い聞かせ、Googleでも調べ、結局は何事もなく痛みも引いていった。

いつもなら状況の説明だけで対処法を教えてくれる。でもこの時のChatGPTは前日の会話の「ムカつくジジイの対処法」に沿って回答をしてきた。

分かってはいるのに、AI相手に本気でムカついた


感情の矛先がAIだと気づいた夜

その夜、寝る前に夫にこの一連の話をした。彼は長年テック業界に勤めていて、最新のAIの構造にも詳しい。

「AI相手にムキになる自分、ちょっとアホだよね」と笑い話にするつもりで話した私に、彼はこう言った。

「それ、AIじゃなくて人に対しても言えることだよ」

カビゴンのまるで仏のような夫

「え?」と聞き返すと、彼は続けた。


夫の視点:「人もAIもパターンでしか反応できない」

「AIに対して怒るのがバカらしいって思うのは、相手が所詮ロボットで感情がないからでしょ?
でも、人間相手でも同じじゃない?こっちが怒ったって、自分が負の感情に支配されて消耗するだけで相手の反応も考え方も何も変わらない。

カビゴンのまるで仏のような夫

「AIはユーザーの入力から学習して、元になるのはネットにある情報の集積。それにユーザーの使い方によって返答が変わる。細かく“コマンド”を与えない限り、改善も反応も変わらない。
たとえば、『毎回例を入れて説明して』『謝ってから回答して』『ギャル風に話して』とか、こちらが明確に指示を出して初めて、そう動くようになる。」

カビゴンのまるで仏のような夫

「それって、人間も同じなんだよ。
自分のこれまでの経験や環境でつくられた“パターン”で、目の前の言葉や行動を返してる。
つまり、人間もAIも、パターンに従ってしか反応できないんだ。」

カビゴンのまるで仏のような夫

人それぞれ、これまでの経験が作ってきた“当たり前”が違う。だから言われたことにいちいち腹を立てても、相手の信じてる現実は変わらない。
むしろ、こっちが感情をぶつければぶつけるほど、相手はもっと意固地になる。
結果、自分の感情だけが削られて、状況は更に悪化する。

それならば、自分が望むような結果に導くために言い方を変えたり我慢をしたりするほうがいいよね。
例えばいきなり怒鳴られたとかの"貰い事故"が起こった場合は、気にしないのが一番だよね。

だって自分がむかついて、悲しんでダメージを受けても、相手はノーダメージで自分だけが損をすることになる。それって馬鹿らしい。

カビゴンのまるで仏のような夫



ミスコミュニケーションの実例:大家とのすれ違い

彼の言葉を聞きながら、先日起きたトラブルを思い出した。

私たちはアパートを借りようとして、夫が電話で大家と話をした。
「後ほどメールで正式な案内を送るね」と言われたが、待っても来なかった。催促もしたが音沙汰なし。私はその話は自然消滅したものと思い、別の物件を探し始めた。

ところが、1ヶ月後に突然「明日入居するんだよね?」と電話が。

いやいや、メールも来てないし、契約書もない。支払いもしてないし、鍵も受け取ってない。入居できるわけがない。そう夫が伝えると、大家は怒り出し、電話越しに暴言を吐いた。

でも今思えば、これもパターンの違いによる究極のミスコミュニケーションだったのだと思う。

大家からすると、電話での説明が本契約だと信じていた。約束をしたにも関わらず、入居をしないなんてトンズラされたも同然だ。

きっと、大家はこれまでの経験から、「初回の電話=本契約」「見知らぬ人でも後払いシステム」「鍵は大家が当日届ける」彼の中では賃貸契約が成立していたのかもしれない。

「大家が吐いた暴言や、こちらが悪いと聞き入れない姿勢は、彼の中では立派な事実。だから僕はあの時、ミスコミュニケーションが起きたと必死に自分に言い聞かせてたんだよ。」と夫は静かにベッドの中で語った。


最終的にたどりついた気づきと腹落ちした瞬間

私はその後も、自分がChatGPTにイラついた経験、人との会話でイラついた過去の出来事を思い出しながら考えた。

結局、人間もAIも、経験や仕組みによって決まった反応しかできない。
相手がどう反応するかは、こっちの感情では変えられない。
怒っても、傷ついても、相手は変わらない。ならば、感情的に反応せず、望む結果が得られるように自分が接し方を選ぶことが一番なんじゃないか。

カビゴン

もちろん、いつも理性的になれるわけじゃない。
だって人間だし、感情は自然に湧いてくるもの。

でも、この本質を知っているかどうかで、日々の対人ストレスはだいぶ変わる気がした。

「だから僕、いつも言ってるじゃん。
怒っても、相手も状況も変わらない。怒って損するのは自分だよ。

カビゴンのまるで仏のような夫

彼のこの言葉が、ようやく、ようやく、腑に落ちた気がした。


おわりに:わかっていても、感情は難しい

わかっていても、理性的にふるまうのは難しい。

でも、わかっていないより、わかっている方がずっとマシ
まだまだ修行は必要だけど、これからの人間関係や日々の出来事に対する姿勢が少し変わった気がする。

AIにムキになった私が、気づかされた物事の本質。
そんな夜のお話でした。

それでは、またね。

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