放送大学スクーリングメモ 25年前期 金属の物理-顕微鏡観察と実験- 梅澤 修 先生 他
※トップ画像は講義のシラバス見て、僕が「こんなこと勉強させてもらえるんじゃないかなぁ」と受講前に妄想たくましく作った図です。
【このレポートは僕の推し活です
放送大学のスクーリングについて】
放送大学のスクーリングの面白さを伝える推し活としてこんな記事を上げています(自分の勉強記録でもありますが、ほんとに興味深いものがたくさん開講されていて面白いと思って受ける人が増えて僕も選べる科目が増えたらいいなという思いでこんなの書いてます)
他の通信制大学のスクーリングはたまには学校にも出て来いよって感じで卒業要件として受ける・・・と言うのが多いと思うんですが、
放送大学は全都道府県57か所、それぞれが近くの大学の先生に依頼して様々なテーマの講座を開いていて卒業あえてしないで何年もスクーリング行まくってる人がいます。
一科目一単位二日間で何とってもいい&6000円で全国のどこのに申し込んでもいいので旅行かねて遊んでる人もいる・・・。
僕もどっかで農業の講座うけたいな・・・と結構切実におもってまう
【今回受けてきた講座について】
神奈川学習センター 6/7-8の二日でした。
僕は理科の実験が好きなのでそういうの探してこれを受けました。
(科目のくくりは社会と産業という「工学」に属する感じです)
異種の金属を混ぜたものを合金というんですが混ぜる成分の比率と何度でどんな構造なのかなどの相変態というのの状況をグラフで示す状態図というのがあります。
それを実験で作るとかシラバスにあったので(物理の熱力学になります)
実験で面白そうと思っていきました。
液体と液体まぜる溶液はみなさんイメージ着くと思うんですが
固体と固体も混ざります。同種原子の間に小さい他の原子が忍び込むとか
そうすると性質が変わるので工学的に積極利用しますがその変化を表してる合金状態図というのが世の中の重要な金属のあれこれについて調べられてて
それを読んだり作ったりする知識を身に着ける感じですね。
それと金属の変形や成分組成以外に材質に影響を及ぼす金属組織というものを学びます。
金属の性質には機械的性質という原子の移動やすべりで決まる性質と電磁気的な電子の挙動で決まる性質があるんですが前者の基本は学べるかなと思います(後者はそれこそ僕がずっと学ぼうとしている物性物理学だと思います)
金属工学科のすごい専門には及ばないと思うけど二日でこれだけの実験してきちんと答えられたら私は金属の機械的性質の基本がわかってますといっていいんじゃないかなと思いました。
実験はヒーターでアルミとか錫といったやや低い温度で溶ける金属を溶かすところから始まります。ちょっと当日の雰囲気だけ(内容多くてとても逐一は説明できません)

これは先生が作るのを見学^^


アルミは比較的低融点で溶けるのでユーチューバの人が空き缶溶かして直方体の一キロくらいのインゴット作る動画載せてたりしますが(なにげに何万View稼いでます。)何の役にもたたないけど、さびないから綺麗だし・・・金属溶かして固めるって・・なんかやりたくなりますよね。
そのユーチューバさんこの加熱炉見たら欲しがりそう・・・
溶かしたものの断面がどんななのか断面を削って顕微鏡観察したり^^

スマホを顕微鏡の接眼レンズに着けて撮影(=難しかったけど記録残したく^^)
金属引っ張ったときの滑り線とかも観察します

顕微鏡はこんな感じで贅沢に一人一台借りれます。気になったものがあればすぐに見れる^^みんな積極的にいじってました^^

こんな感じで実験してるとあっという間に時間進みます
レポートは実験中にやる提出課題と最後に理論の総まとめのような講義のあとの問題を解く(制限時間内)課題があります。
後日郵送でと言われなくてすみましたが
結構あわただしいと思いました^^
他の方できたのかしら・・・。
時間中の作業で作るグラフの感じ(雰囲気のみ=中身は説明しません)

先生は3人います。
初日と二日目前半まで実験と金属工学概要みたいな感じで
二人の先生がコンビでやります
わりと議論が活発で聞きやすい雰囲気です
で二日目の午後にやや理論的な説明をする先生がいます
すこし話は難しくなる。
でも先生の説明は合理的です・・・だけど
なんだろう声が丁寧でとてもいいんだけど・・・・
眠気を誘うような(ごはんの後に難しい話聞くからかも・・・)
ラリホーボイスでした(=絶対に先生のせいじゃないんだけど)
お休みになってる方もいるし^^

む・・・難しいぞ(爆) メガラリホー(目がラリホー)かかる・・・
最後のテスト、受けて出せば単位はもらえそう
配ったテキストは見ていいので時間制限内で答えるテストを受けて
それで成績評価です。
授業中にココが大事ですよと強調されたとこ&
人類にとって一番大事な鉄鋼材料の肝になるとこばかりが出題。
先生は素直なひっかけのない問題出してるんですがふらふらになって実験した後につらいのかも^^ まあ充実してます。
久しぶりに顕微鏡を覗くとか感慨深い
こんな科目たくさんあって楽しめますよ
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓僕が受けたのはメモしてあります
放送大学スクーリングメモ 一覧ページ|ぱぱお@自然科学勉強中
以下シラバスより
科目名 金属の物理-顕微鏡観察と実験- 専門科目:社会と産業 320 定員20名
担当講師
岡安 和人(横浜国立大学技術専門職員)
福富 洋志(大阪大学特任教授)
梅澤 修(横浜国立大学教授/放送大学客員教授)
日程
2025年06月07日(土)第1時限 09:50~11:20
2025年06月07日(土)第2時限 11:35~13:05
2025年06月07日(土)第3時限 14:05~15:35
2025年06月07日(土)第4時限 15:50~17:20
2025年06月08日(日)第1時限 09:50~11:20
2025年06月08日(日)第2時限 11:35~13:05
2025年06月08日(日)第3時限 14:05~15:35
2025年06月08日(日)第4時限 15:50~16:35
2025年06月08日(日)試験・レポート等 16:35~17:20
実施会場
この授業は、【神奈川学習センター】で行います。
【授業内容】
金属材料は、強さと軟らかさの両者を持ち合わすようにできることから現代社会で多用され、私たちの暮らしを豊かにしています。一見、相反するこの二つの性質を与えるために、材料の製造過程で熱が巧みに使われています。この講義では、強さと軟らかさをどのようにして金属材料に付与しているのかを、簡単な実験と、顕微鏡による観察により理解します。
【授業テーマ】
第1回金属材料が製品に使われるまでの工程についての概説、溶解・鋳造実験(岡安、福富)
第2回金属組織の観察、材料の変形実験、加熱による強変形材の軟化実験1(岡安、福富)
第3回金属の変形の仕組み、強化原理、加熱による強変形材の軟化実験2(岡安、福富)
第4回金属材料の強さの評価、熱分析実験(岡安、福富)
第5回力-伸び曲線に基づく公称応力-公称ひずみ曲線の作成
および冷却曲線に基づく状態図の作成(岡安、福富)
第6回平衡状態図の読解法、鉄-セメンタイト系状態図の紹介(岡安、福富)
第7回鋼に形成される組織Ⅰ(梅澤)
第8回鋼に形成される組織Ⅱ(梅澤、岡安)
【学生へのメッセージ】
限りある資源を有効に活用するために、合金元素に頼りすぎない材料開発が求められています。熱を如何にうまく操るかは、これからも材料開発の大きな課題であることを理解していただきたいと思います。
【受講前の準備学習等】
一変数関数のグラフの書き方を受講前に確認しておいてください。
【成績評価の方法】
成績評価は、レポート(第5回で作成する状態図の提出)および試験(第8回後半に行う試験)の評点により行います。
【受講者が当日用意するもの】
15cm以上の物差し
【教科書】
授業当日にプリントを配付します。
【参考書】
・見方・考え方 合金状態図
(三浦憲司・福富洋志・小野寺秀博/オーム社/\3,080/ISBN=9784274087448)
【その他(特記事項)】
顕微鏡を交代で使用しますので、感染性の眼病の方は受講できません。
授業テーマ第4回の内容は、
面接授業「鉄と鋼の材料技術」(2018-1、2019-1神奈川)と重複します。
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