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第一章:倒木と奇妙な出会い

木こりの青年・洋二は森林伐採の最中に不運にも倒木に直撃され気を失ってしまう。目を覚ますとそこには浮遊する不思議な生き物が現れていた。それはたぬきとフクロウが混ざったような姿で翼を広げたその存在は「ゼスタス」と名乗る。ゼスタスに導かれるまま洋二は普段訪れることのない図書館へと足を運ぶ。

そこで彼はゼスタスのふりかざすタクトに導かれ奇妙なタイトルの本を6冊借りる。  
- 『時空を超えたデリバリー』  
- 『混ざり合う呼気によるエアロゾルな感情』  
- 『因縁の輪廻』  
- 『ゴールドユアナックル』  
- 『◯◯◯』
- そしてもう一冊。  

本を手に街を歩いていると急な土砂降りが襲う。虹が踊るかすかに開いた扉からクリスタルの音が風に揺れ漏れる。とともに雨音にかき消されながらもピアノの音が勢いよく弾んでいる
「リバー」という名の喫茶店に飛び込む。

第二章:レコードカフェ「リバー」
「リバー」は普段レコードが流れる落ち着いたカフェで、そこで洋二は店長の飛鳥さんと出会う。飛鳥さんは東大大学院宇宙遺伝光学残留思念学科を専攻する才女で穏やかな笑顔と豊富な知識を持つ魅力的な人物だ。入店する際ピアノの演奏が聞こえてきたのはこの飛鳥店長の演奏だった。店でアルバイトをする奏とも知り合い洋二は次第にこの場所に居心地の良さを感じ始める。

ある日奏から天文学者フリッツ・ツイギーの「モフォロジカル分析」というありとあらゆる組み合わせで思考する全通り手法の話を聞く。それをきっかけに洋二は健康趣向の飛鳥さんのお話を奏と一緒に「治療より予防が大事」というテーマで語り合う。経口物による健康管理、オーガニック、日用品の化学物質が皮膚に及ぼす毒性。そして様々な経営や目標達成の為の思考法——スタートからゴールへの順算、ゴールから逆算し軌道修正。四六時中その事ばかり閃き法、様々な話を飛鳥さんから聴かせてもらっていた奏。

奏は飛鳥さんから教わった知識を得意げに洋二に披露するがその内容はすべて飛鳥さんの受け売りだとバレてしまい飛鳥さんにクスッと笑われる。それでも飛鳥さんは奏の記憶力に感心しつつ、洋二もそのやり取りに微笑み少し羨ましながらも、奏は少し照れくさそうにしていた。

洋二はリバーでアルバイトを始め、奏と共にスーパーフードを使ったオリジナルメニューを試行錯誤しながら開発する。その過程で、二人の絆は深まっていく。

#### 第三章:熱き魂との出会い
ある日、カフェにやってきたこわもての客と洋二はレコードの話題で意気投合するが、音楽の好みの違いから口論に発展。気性の荒いその男・梧楼(ごろう)はまるでドラえもんのジャイアンのような豪快な性格の持ち主だった。しかし、後日和解した二人は意気投合し夜の音楽クラブパーティーを企画する。

梧楼は街のクラブを巡り、酒の飲み比べを楽しむ一方、酔っ払って態度の悪い相手には拳を振るう腕っぷしの強さで知られていた。パーティーでは、盛り上がりに水を差す寝ている客を容赦なく叩き起こし、汗臭い漢気溢れるスタイルで場を盛り上げる。その豪快さが評判を呼び、梧楼が開くリサイタルは大成功。街おこしの火付け役となる。

#### 第四章:四つの店舗と新たな夢
梧楼の力添えと洋二たちのアイデアにより、「リバー」を起点に系列店が次々と誕生する。  
1. **レコードカフェ「リバー店」** -
音楽と創作料理を楽しむ癒しの場。  
2. **創作服飾「ナミュウ店」** -
オリジナルのアクセサリーやステッカー等を作り上げる工房。  
3. **カレー屋「ムハンマド店」** -
「全てを赦す」スパイスが心を満たす。  
4. **散髪屋「カットマスター断捨離店」** -
嫌なことは髪と一緒に切り捨てて忘れる。  

洋二はこれまでの森林伐採で奪った自然への動植物への恩返しとして、スーパーフードやミラクルフルーツの植林を始める。カフェで提供する食材を通じて、小児糖尿病の子ども達に「スウィートタイム」を届けたいという夢を抱く。

第五章:ミラクルフルーツの奇跡
ある日、不治の病に苦しむ少年・晃樹がカフェを訪れる。洋二はプラセボ効果を信じ、「柑橘系の果物が蜂蜜のように甘く感じたら病が治る」と伝える。晃樹はミラクルフルーツを口にした後にレモンをがぶり。

「とっても甘い!まるで蜂蜜飲んでるみたいだ」と目を丸く感激する。すると奇跡が起こり、彼の病は完全に癒える。

その瞬間、ゼスタスが役目を終えたかのように姿を現し、雨上がりの虹へと昇天していく。洋二は晃樹の笑顔と虹を見上げながら、自然と人々への恩返しを続ける決意を新たにする。

終章
梧楼の街おこしは大成功を収め、洋二たちの店舗は地域のシンボルとなる。木を斬っていた青年は、今や命と希望を育む存在へと変わった。虹の下で、洋二はゼスタスが導いてくれた道に感謝しながら、新たな一歩を踏み出すのだった。土壌涵養で山に木を植えると魚が増える。心にミラクルな木を植え、果実をかじって感じてもらおうと感じた。

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