現在のドル資産について
現在、私のドル資産はかなり守備的な構成になっています。
昨年(令和25年)1年かけて保有していた米国の成長株はすべて売却しました。現在のドル資産の中心は、株式ではなく債券とドル建ての安全資産です。
基軸通貨としてのドルの重要性から、ドル資産自体の規模は日本株の約3倍程度としています。
現在、主に保有しているのは次のような資産です。
米国債の生債券
米国社債の生債券
短期米国債ETF
ドルMMF
つまり、ドル資産については「値上がり益を積極的に狙う」というよりも、利息を受け取りながらドル資産そのものを維持することを重視しています。
特に現在のように金利がある程度高い環境では、無理に株式でリスクを取らなくても、米国債や社債、短期債、ドルMMFから一定のインカムを得ることができます。
米国株を完全になくしたわけではない
現在も継続して保有している米国株は、
米国電力株、たばこ株、公益株
などです。
これらは成長株とは性格がかなり違います。
私がこれらを保有している理由は、大きな株価上昇を期待しているからというより、
比較的安定した事業から生まれる配当を受け取り続けるため
です。
私の投資では、以前からキャピタルゲインよりもキャッシュフローを重視しています。
そのため米国株についても、「何倍になる可能性があるか」より、
長期間保有して、どれだけ安定した配当を生み出してくれるか
という視点の方が強くなっています。
成長株からインカム資産へ
以前(2024まで)は米国の成長株にもかなり投資していました。
しかし現在は、資産を大きく増やす段階というよりも、すでに形成した資産から安定してキャッシュフローを得ることの方が重要になっています。
そこでドル資産についても、
成長株 → 債券・MMF・高配当ディフェンシブ株
へと徐々に性格を変えてきました。
若い時期や資産形成期であれば、値動きの大きな成長株を積極的に保有することにも意味があります。
しかし資産がある程度形成された後は、
「どれだけ増やせるか」ではなく「どれだけ安定して維持できるか」
という考え方も重要になってきます。
ドル資産は円転していない
もう一つ重要なのは、米国成長株を売却したからといって、そのドルを円に戻したわけではないということです。
売却した資金はドルのまま、
米国債、社債、短期米国債ETF、ドルMMFなどへ移しています。
したがって、
ドル資産そのものは維持しながら、その中身をリスク資産からインカム資産へ変更した
という表現が最も近いと思います。
私は今後のドル円相場を正確に予想することは難しいと考えています。
そのため、ドル資産を円に戻してしまうのではなく、ドルはドルのまま運用を続けています。
一方、新しく投資する資金については日本株や円建て資産にも振り向け、円資産の割合を徐々に増やしています。
「増やす投資」から「守りながら受け取る投資」へ
現在のドル資産を簡単に表現すると、
米国債・社債・短期債・ドルMMFを土台として、電力株・たばこ株・公益株から配当を受け取る
という構成です。
投資を始めた頃は、どうしても「どの株が上がるか」に目が向きます。
しかし長く投資を続けていると、
資産価格そのものより、資産が毎年生み出してくれるキャッシュフローの方が重要ではないか
と感じるようになりました。
現在の私のドル資産は、まさにその考え方を反映したものです。
成長株を追いかけるのではなく、債券の利息、MMFの利息、そしてディフェンシブ株の配当を受け取りながら保有する。
私にとって現在は、
「資産を大きく増やすドル投資」から「ドル資産を守りながら収入を生み出す投資」へ移行している時期
なのだと思います。
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