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不慮の事故と嵐

「不慮の事故」という言葉を仕事柄使う機会がある。
どんな場合ですか?と問われれば、まぁ自動車事故とか飛行機事故とか、ご自身の故意に基づかないものですなどと説明をしてきた。
それが自分にふりかかる日が来るとはまったく思わずに。

先週の水曜日は雨が降っていた。
ある駅からほど近い顧客を訪問のため、商業施設の外階段を2階から1階へ下りていた。軒があったので、右手には閉じた傘、右肩には仕事用のカバン(PC諸々入っている)、左手にはナビを表示したスマホ。前から人が上がってくるな・・・と認識した次の瞬間、その人に向かう形で階段から転落。階段下方向にダイブした形となった。周りの方々が駆け寄ってくださり、起こしていただいた。呆然となり、何が起こったかよくわからない。まずは、前から来ていた人に当たったりケガがなかったかを真っ先に聞いた。私は大丈夫!それより血が出てる・・・と言われ、足元を見ると左膝下から出血していて、周りのみんながたくさんティッシュをくれた。ここ危ないのよ、私も転んだことがあるの。救急車は呼ばなくていい?と居合わせたおばさまに聞かれたけど、血は出てるけどこの程度なら大丈夫と思い、ありがとうございます大丈夫ですと伝えた。
この出血をなんとかしなきゃと思い、ふと左手を見るとひどく腫れていたので慌てて時計を外すと手首がグラグラする。・・・これ、もしかして折れてる?骨折したことはないが、イヤな予感がした。
右肩にかけたカバンの上になっていたのか右半身はまったく外傷はなく、なんなら仕事道具も破損ナシ。血はついたものの、スーツも破れはしなかった。傷の応急処置をして、まずは客先へ向かい、手続きを最短で済ませて一旦着替えに帰ることにした。その日に限ってオフホワイトのスーツだったので血が目立つ。上司にかくかくしかじかと一報を入れ、この時点では夕方のアポの前に事務所に戻るつもりでいた。

ただ、手首がどうしても気になり、母に一度帰ると連絡すると病院へ行くように言われる。あいにく、家の近所の総合病院の整形外科が午後休診だったので明日にしようかなと思っていると母が電話で聞いてくれ、本人から連絡させるようにとのこと。家に帰る途中で公共交通機関の中から電話して手首の状態を伝えると、すぐに来院するようにと言われ、一旦戻って着替えた後に病院へ向かった。
担当の整形外科の医師は、以前母がお世話になったことがある先生だった。手首を診るなり、あぁこれは折れてるねと言われる。左脚もちょっとひどい擦り傷程度に思っていたら、筋肉に達してるので縫った方が良いとのこと。
傷の処置をしてもらい、二ヶ所を計10針縫う羽目に。それからレントゲンとCTを撮る。そのときには手首はパンパンに腫れてきていた。
結果は、左橈骨3か所骨折。入院して手術が必要。プレートを入れてボルトで固定する手術、聞いたことはあるけれどまさか自分がすることになるとは。手術後にリハビリ1~2か月が必要とのこと。
大変なことになった・・・。すっかり、夕方になっていた。

あいにく上司が午後から東京出張だったので、メッセージでやり取りし、事務所にいる先輩同僚に顛末を伝えた。
幸か不幸か夕方のアポは知人だったのですぐにキャンセルの連絡をする。
キャンセルは構わないけど大丈夫か?と心配される・・・うん、あまり大丈夫じゃない。手首が痛いよ。
翌日の午前中はリモートに切り替え、顧客対応のあとは以降のアポキャンセル連絡、対応が必要なことのリストアップ。ほとんどが担当のお客様だったため、事情を話してしばらく休むこと、代わりのものから連絡がある可能性をお伝えすると、労りの言葉を皆さんからいただいた。
そして金曜日から傷病欠勤扱いとなり、社用パソコンも使用NGになった。
人生初の骨折、そして労災だ。
いくつになっても、初めてのことってあるのね。。

というわけで、6月1日に入院、2日に全身麻酔で手術と決まった。
部屋は個室をチョイス。気分の落ちているときに他人と同室はストレスだ。
そして妹が急遽東京からヘルプに来てくれることに。母は車が運転できないので、これはありがたかった。
2日の手術は無事終わり、翌日からリハビリが早速スタート。麻酔の効きやすい体質で、翌日はまだ気分があまり良くなかったものの、指は動かした方が良いということでリハビリに努める。作業療法士さんは、長めに入院して毎日リハビリすることを勧めてくれたが、本来病気ではないため1日40分のリハビリのために入院を続けるのもね・・・と思ったのと、妹も家に帰って動いた方がいいよ!私なんて心臓の手術のとき5日で退院したよ!というので、先生に相談して通院リハビリをしっかり続けることで退院できることになり、本日6日に退院した。
まだ手首はシーネで固定だし、抜糸もしてないし、脚はパンパンに腫れて膝下全体が内出血の状態。これが引くには4週間ほどかかるとのこと。全治1ヶ月半~2ヶ月らしい。
職場復帰の見通しはまったく立たない。というか、それより労災申請の病院に提出する書類もまだ届いてない。とりあえず、退院時に自費で預り金を納める形となった。本社、仕事が遅いよ・・・まったく。

入院にはヒゲダンの昨年のスタジアムツアーTで、袖が一番通りやすいのがこれだった😅

今回の入院にはiPadを持って行った。
暇つぶしにNetflixを観ていたら、嵐のVoyageというドキュメンタリーがあった。6年前の活動休止に至る経緯を追った作品だった。
先日、活動停止となった嵐。
それをめぐるファンの熱狂にはまったくついて行けてなかったけれど、このドキュメンタリーを観ていて、真摯に物事に向き合う素敵な5人だったんだなと感じた。この数年の間にはコロナやジャニーズ事務所の問題など色々あったわけだけれど。
ライブの様子などを観ていて、推しが活動停止するという事態はファンにとってとても辛いものだっただろうなぁ。
それから、移動の飛行機がプライベートジェット?だったり、ライブやリハのときの食事がとても豪華で、衣装は仮縫いしていたからフルオーダーだったり(しかも何着も)、すごくお金かかってるねーと思いました。(笑)
約20年間(この時点で)トップアイドルだったわけだものね!
バンドなら楽器とか機材にお金をかけるところを衣装や演出にかけているのでしょう。
嵐、意外とよい活動してたのね!と活動停止してから知りました。
彼らがそれぞれの道を歩むことを見守りましょう。

皆様、くれぐれも階段にはご注意あれ。。

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Chiara 日々のよしなしごと、好きな音楽のことなどを書いています。 楽しんでいただけたら、サポートしてくださると嬉しいです。