#235 それでも、「営み」自体を楽しみたい
これってマズいですか?
毎年、この時期は授業づくりの沼にはまっている。
初めて地域の授業研究の授業者になったのが14年前。その時、たくさんの先生方にお世話になった。翌年からは指導案検討会にできる限り参加するようにしてきた。14年間、秋の授業研究会に向けて、夏休みから授業を作り上げていく。年休をとって取材に行く。定時を過ぎても続ける検討会。
これってマズいですよね。
働き方改革が叫ばれている昨今、未だにこんなことをしているのはマズいのでしょう。
なぜ「マズい」のか?
働き方改革では、効率的な働き方が求められている。短時間で効果が得られることが「良し」となる。一方で、何時間もかけて、たいして成果の上がらない授業をすることは「良し」とされない。何より、何時間もかけている間の先生方が苦痛を感じてしまい、ブラックな仕事だと思ったら「マズい」。
効率いいですよ♪
ある程度、経験を積んだら、大きな研究授業を経験することは、今後に生きる。何か一つの教科でどっぷり時間をかけて授業づくりに取り組むことは、大きな財産になる。
今後続く教員人生を考えたら、とても効率的だと思うんです。
個人的には、スタート10年にかけた時間は大きな土台となっている。日々の仕事をこなすだけでは身に付かない力がある。
「営み」自体が楽しい♪
成果や結果を求めるのが「正しい」の世界に身を置いています。これは反論の余地がありません。公務員ですから、法でがちがちに縛られていますよ。社会情勢もあり、「効率化」「成果」などを求めたハック本が売れるのは当然の流れだと思います。(僕もお世話になっています。)
それでも、僕は「営み」自体を楽しんでいます。
自分が成長すること、それが子どもに還元されること、成果は当然うれしいです。一方で、その過程にあたる、研修や読書や体験など、その「営み」自体が楽しいです。だから、同じ「営み」を楽しめる仲間が集まる授業づくりは楽しいし、サークル活動は刺激をもらっています。
時代が変わっても、社会が変わっても、「楽しむ」自由はあります。
先生という「生き方」を楽しめる仲間が日本中にいること、一人でも増えることを願っています。
